
国宝 犬山城
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室町時代、天文6年(1537年頃)に織田信長の叔父・信康によって築かれた犬山城。現存する日本最古の天守を持つ国宝として、愛知県犬山市のシンボルであり続けています。雄大な木曽川を見下ろす高台に立つこの城は、戦国の世を生き抜いた歴史の証人であり、城下町の風情とともに訪れる者を深い時間の流れへと誘います。
天下人を動かした城の歴史
犬山城は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康という三人の天下人がそれぞれの時代に手にしたことで知られています。天下統一への道を切り開く舞台となったこの城は、単なる軍事拠点にとどまらず、時代の覇者たちが認めた戦略的要衝でした。「犬山城の戦いと織田信清」として語り継がれる信長の尾張統一最終章も、この地が歴史の分水嶺であったことを物語っています。
現存最古の天守が持つ圧倒感
濃尾平野の扇状地の要に位置する天守は、周囲を一望できる絶好の地形に建てられています。最上階へ上ると眼下に木曽川の流れが広がり、遠く続く山並みまで見渡せる眺望は、ここが時代を動かした城であることを体感させます。現存する天守の中で最古という事実が、その木組みや石垣に重なって見えるのも見学の醍醐味のひとつです。
城下町と明治村、周辺の広がり
城のふもとには江戸時代の面影を残す城下町の古い町並みが続き、城郭と一体となった歴史的景観を歩いて楽しめます。また、近隣には明治時代の建築物を移築・保存した明治村もあり、異なる時代の日本建築をあわせて体験するルートとしても人気があります。北に目を向ければ岐阜県との県境に接しており、中部地方の歴史スポットへの拠点にも適した立地です。
四季でまったく変わる城の表情
犬山城の魅力は一年を通して変化します。春には花見客と犬山祭の賑わいが城下に広がり、夏は木曽川の鵜飼や花火大会と城の姿が重なって非日常の景色を生み出します。秋になると周囲の木々が鮮やかな紅葉に染まり、冬には雪をまとった天守の静かな美しさを見ることもできます。
観覧の基本情報と御城印
観覧時間は9:00〜17:00(最終入場16:30)で、休城日は12月29日〜31日のみ。入場料は一般1,000円、小中学生200円です。修学旅行・社会見学の学校団体にも対応しており、教育旅行の行き先としても親しまれています。城の登閣記念に御城印を授与しており、城めぐりファンにも見逃せない一品です。名古屋駅から名鉄電車の直通で約25分とアクセスも良く、名古屋観光の足を延ばす先として手軽に訪れられます。
アクセス
名古屋駅から名鉄電車で約25分
営業時間
9:00~17:00(最終入場16:30)、休城日: 12月29日~31日
料金目安
一般1,000円、小中学生200円
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