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石川県埋蔵文化財センター

石川県埋蔵文化財センター

※写真はイメージです。

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石川県埋蔵文化財センターは、石川県内の遺跡から発見された埋蔵文化財の保存・研究・普及を担う公益財団法人の施設です。展示室と古代体験ひろばを備え、縄文時代をはじめとする古代の文化を「学ぶ」だけでなく「体験する」場として、幅広い世代から支持されています。

手で触れて知る、古代体験プログラム

センターの魅力の核心は、古代の技法を自分の手で再現できる体験教室です。定番の「縄文土器づくり」では、粘土をひもや板状に伸ばし、縄文時代の技法で器を形成します。夏休み限定で開催される「人物はにわづくり」は事前申込が必要なほどの人気プログラムで、埴輪ならではの素朴な表情を生み出す工程を楽しめます。「手形・足形づくり」は好評を博して通年開催が続いており、小さな子どもを連れたファミリーにも親しまれています。また、「草木染め」の古代体験ミニ講座も定期的に行われ、植物の色素を用いた染色という、より生活文化に根ざした体験も提供されています。

縄文土器を「野焼き」する、ほかにない体験

体験教室のクライマックスともいえるのが、参加者が制作した縄文土器を実際に野焼きする「作品焼成」イベントです。窯を使わず野外で直火にかける野焼きは、縄文時代の土器製作をそのままなぞる工程で、炎の中で土器が変化する様子は参加者にとって強烈な記憶として残ります。単に成形して終わりではなく、焼成まで体験できる点がこのセンターならではのプログラムです。

石川県の発掘調査の「今」を知る

センターは石川県内の発掘調査の拠点でもあり、最新の調査情報をウェブサイトで継続的に公開しています。七尾市の国分山遺跡や小松市の中ノ江遺跡など、現在進行中の調査成果が定期的に更新されており、来館以外の形でも石川の遺跡研究を追いかけることができます。展示室では県内から出土した資料を通じて、発掘調査が明らかにしてきた地域の歴史的な積み重ねを体系的に見ることができます。

学校・団体への出前教室と、より深く関わる仕組み

センターの普及活動は施設の壁の内側にとどまりません。出前考古学教室として学校や団体の要請に応じた教育支援を実施しており、地域の子どもたちが遺跡や出土品について学ぶ機会を広げています。施設見学では専門的な解説を受けながらセンターを巡ることができ、「まいぶん博士」などのガイド資料も用意されています。より深く関わりたい人向けには友の会への入会制度があり、講座・講演会の資料や刊行物を通じて研究水準の情報にもアクセスできます。また「いしかわ文化財ナビ」や石川デジタルミュージアムネットワークとも連携しており、県内の文化財情報を横断的に調べる入口としても機能しています。

アクセス

石川県金沢市中戸町18-1

営業時間

9:00-17:00(入館16:30)、休館:12/29-1/3、平日9:00-17:00

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