
新潟鮮魚問屋 港食堂
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万代島の岸壁に水揚げされた魚を、漁港直送で味わえる食堂が新潟市にある。創業明治37年という長い歴史を持つ「新潟鮮魚問屋 港食堂」は、水産仲卸のプロが目利きした鮮魚を、気軽に丼や定食で楽しめる名店だ。
明治から続く老舗の底力——プロの目利きが生む一皿
「港食堂」を運営するのは、新潟市で水産仲卸を営む新潟中央水産市場株式会社。創業は明治37年(1904年)にさかのぼり、100年以上にわたって新潟の鮮魚流通を支えてきた会社が手がけるレストランだ。市場で魚を扱うプロが仕入れた食材を使うため、鮮度と品質は折り紙付き。「漁港で水揚げされたばかりの魚を食卓へ」というコンセプトを、最も直接的な形で体現している。
店が位置するのは、新潟駅からほど近い万代島のピアBandai。商業施設「ピアBandai」の中に構える食堂は、観光客から地元客まで幅広い層に愛されており、平日・休日を問わずにぎわいを見せる。港の雰囲気を感じながら、新潟の海の幸をたっぷり味わえるロケーションも、この店ならではの魅力だ。
看板メニューは海鮮丼——豊富なラインナップで選ぶ楽しさ
メニューの中心を占めるのは、多彩な丼メニューだ。当店一番人気の「海鮮丼」(1,650円・税込)は、仕入れ状況によって内容が変わる季節感あふれる一杯で、味噌汁・小鉢・漬物・する天(スルメイカの天ぷら)が付く充実ぶり。迷ったときはまずこれを選べば間違いない。
さらにワンランク上を狙うなら、うに・かに・いくらなどをたっぷり盛り込んだ「特選海鮮丼」(2,970円・税込)が贅沢な気分を満たしてくれる。本鮪の「中トロ丼」(2,750円)や「本鮪中トロと赤身の二色丼」(2,200円)など、マグロへのこだわりも見どころだ。
観光客に特に人気なのが「越佐親子丼」(1,870円・税込)。自社商品である「銀鮭焼漬け」と、三幸のサーモン塩辛、いくら醤油漬けをのせた贅沢な一杯で、新潟の郷土料理「焼漬け」の文化を丼という形で体験できる。焼漬けとは、素焼きにした魚を特製タレに一晩漬け込んだ新潟伝統の調理法。冷やした状態でいただくのが作法で、その独特のうまみは一度食べたら忘れられない。
また、当店名物の「かき丼」(1,540円・税込)も外せない。粉をつけて素揚げした牡蠣に和風だれをかけ、卵黄とともにいただくスタイルは、揚げ物でありながら丼としての完成度が高く、牡蠣好きの心をつかんで離さない。
牡蠣と地酒——新潟の豊かな食文化をひと皿で
秋から冬にかけて人気が高まるのが、牡蠣メニューの数々だ。「牡蠣のがんがん焼き」(2,200円・税込)は牡蠣10個をがんがん(缶)で豪快に蒸し焼きにする名物料理で、磯の香りと濃厚なうまみが港食堂らしさを体現している。「海鮮がんがん焼き」(2,640円・税込)では、サザエやハマグリも加わり、さらに豪華な磯焼き体験が楽しめる。
そして港食堂のもう一つの顔が、新潟地酒の充実ぶりだ。「港食堂地酒三昧」(990円・税込)では、辛口三昧(朝日山・景虎超辛口・想天坊大辛口)、新潟みやげ話三昧(越乃寒梅・八海山本醸造・久保田)、佐渡三昧(真野鶴・真稜・北雪純吟)など4つのテーマから地酒3種を飲み比べできる。日本酒の宝庫として名高い新潟の地酒文化を、手軽に体験できる絶好の機会だ。
宴会から一人飯まで——幅広い利用シーンに対応
港食堂は「お一人様から70名様まで」の宴会・食事会に対応しており、利用シーンの幅広さが際立つ特徴だ。昼食・観光の合間の食事から、夜の宴会まで、フレキシブルに対応できる。
「港食堂限定!飲み放題プラン」(お一人様5,500円・税込)は2名から利用可能で、お料理5品(刺身・焼き物・揚げ物など)に生ビール、日本酒、各種サワー、ソフトドリンクが120分飲み放題付き。友人・同僚との会食や職場の懇親会にも打ってつけのプランだ。
子ども連れのファミリーも安心して訪れられる。「お子様ランチ」(990円・税込)はカニグラタンやエビフライ、ほたてフライ、玉子焼きにフライドポテトと、子どもが喜ぶ内容がぎっしり。ご飯のトッピングはイクラか鮭から選べ、ゼリー・ソフトドリンク付きという充実ぶりだ。
アクセスと営業情報——年中無休で迎えてくれる
港食堂の住所は新潟県新潟市中央区万代島2-4、ピアBandai内。新潟駅からは徒歩約15分、またはバスでアクセスできる。万代島周辺には無料・有料の駐車場が整備されており、車での来訪も便利だ。
営業時間は平日11:00〜21:00(15:00〜17:00は休憩時間)、土日祝は11:00〜21:00(休憩なし)。年中無休なので、観光シーズンの混雑時期にも安心して訪れることができる。予約は電話(025-248-8655)で対応しており、特に宴会利用の場合は事前予約が望ましい。
周辺観光スポットとの組み合わせ
ピアBandaiは、新潟の海産物や農産物が集まる複合商業施設で、鮮魚店・精肉店・農産物直売所などが軒を連ねる。港食堂で食事をした後、施設内をぶらりと散策して新潟の食材をおみやげに買い揃えるのが定番コースだ。
万代島周辺には、新潟市歴史博物館「みなとぴあ」や朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)も近接しており、観光の拠点としても機能する。信濃川を望む景色を楽しみながら周辺を散策し、港食堂でゆったりと新潟の海の幸に舌鼓を打つ——それが万代島観光の理想的な過ごし方だろう。新潟を訪れたならば、この老舗食堂で漁師町の本物の味をぜひ体験してほしい。
アクセス
新潟駅から徒歩圏内
営業時間
平日 11:00〜21:00(15:00〜17:00休憩) 土・日・祝 11:00〜21:00(休憩時間なし) 定休日: なし(年中無休)
料金目安
¥1,540 〜 ¥1,870
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