
佐藤養助 角館店
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みちのくの小京都として知られる秋田県仙北市角館。その風情ある武家屋敷通りに、稲庭うどんの老舗ブランド「佐藤養助」の角館店が静かに軒を構えています。歴史ある古民家を活かした店構えは、角館の街並みに溶け込みながらも、ひときわ存在感を放っています。
武家屋敷通りに息づく稲庭うどんの老舗
秋田県湯沢市に総本店を置く佐藤養助商店は、江戸時代から続く稲庭うどんの名門として全国にその名を知られています。角館店はその直営店のひとつとして、武家屋敷通りの一角に位置しています。
角館といえば、黒板塀が連なる武家屋敷と、春に咲き誇るしだれ桜で名高い東北屈指の観光地。そのような文化的な土地に店を構える角館店もまた、単なる物販店を超えた、地域の文化と稲庭うどんの伝統が交差する特別な空間となっています。
なお、佐藤養助 角館店は商品の展示・販売のみを行っている店舗です。稲庭うどんの食事をご希望の方は、秋田県内の湯沢市や秋田市の各店舗、あるいは東京の銀座・日比谷・浅草店をご利用ください。角館店はあくまでもお土産品の購入や、建物・展示の見学を目的として訪れる場所となっています。
歴史的建築が醸し出す風格ある空間
角館店の建物そのものが、訪れる価値のある文化財といっても過言ではありません。古くから続いた旧家を和の趣そのままに改築した店内には、江戸時代末期の秋田杉を使用した重厚な梁が頭上に広がり、母屋を支える欅(けやき)の大黒柱が堂々と立ちます。
壁や建具には大正から昭和初期のものが用いられており、繊細で緻密な匠の技が随所に光ります。現代の建築技術では再現が難しいほど精巧な造りは、職人の技への敬意と歴史への愛着を感じさせます。白壁と木の温もりが調和した空間は、外の武家屋敷通りの景色と見事に呼応し、訪れた人々を江戸時代の空気感へと誘います。
店内奥には和室の休憩処も設けられており、観光で疲れた足を休めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。武家屋敷通りを散策する合間に立ち寄り、歴史的な空間の中でひと息ついてみてはいかがでしょうか。
樹齢200年の枝垂桜が彩る春の絶景
角館店を語るうえで欠かせないのが、店に寄り添うように立つ一本の枝垂桜です。樹齢約200年を誇るこの桜は、天然記念物にも指定された貴重な存在。春になると天を覆うような枝いっぱいに薄紅の花を咲かせ、歴史的な建物と相まって息をのむほど美しい光景を生み出します。
角館は「みちのくの小京都」の異名をもつ桜の名所でもあり、毎年4月中旬から下旬にかけて多くの花見客が訪れます。武家屋敷通りを彩る約150本ものしだれ桜の中でも、佐藤養助角館店のそれは格別の風格を誇ります。古民家の黒板塀、白壁の蔵、そして満開の枝垂桜が織りなす景色は、写真愛好家にも人気の撮影スポットとなっています。
桜のシーズン以外にも、新緑の夏、紅葉の秋とそれぞれに美しい表情を見せます。四季を通じて異なる魅力を持つ空間ですが、やはり桜の時季に合わせた訪問が最もおすすめです。
稲庭うどんのお土産選び
角館店では、佐藤養助の稲庭うどん各種を購入することができます。稲庭うどんは秋田を代表する名産品のひとつで、その滑らかでつるりとした食感と上品なコシは、一般的なうどんとは一線を画す逸品。佐藤養助はその中でも特に品質と伝統にこだわるブランドとして知られ、全国のうどん好きから高い評価を得ています。
乾麺タイプのものが中心となるため、自宅への持ち帰りにも便利です。家族へのお土産はもちろん、職場や友人へのお土産としても喜ばれます。角館観光の記念品として、あるいは秋田の食文化を伝える贈り物として、ぜひご検討ください。
また、シーズンによっては創業以来続く伝統の技の実演が行われることもあります。通常時はビデオ上映にて職人技を大画面でご覧いただくことができ、稲庭うどんの製造工程への理解を深めながらお買い物を楽しめます。
アクセスと訪問のヒント
佐藤養助 角館店は、秋田県仙北市角館町東勝楽丁22-2、武家屋敷通り沿いに位置しています。電話番号は0187-52-1720です。
営業時間は10:00〜15:00で、定休日は毎週水曜日となっています。ただし、公式サイトでも案内されているとおり、臨時休業が比較的頻繁に発生します。特に桜シーズンや連休前後、または悪天候時には事前に公式サイト(https://www.sato-yoske.co.jp/shop/kakunodate/)で最新情報を確認してから訪れることを強くおすすめします。
最寄り駅はJR秋田新幹線・奥羽本線の角館駅で、駅から武家屋敷通りまでは徒歩15〜20分程度。春の桜シーズンは道路も混雑するため、公共交通機関の利用が便利です。角館駅からはレンタサイクルも利用でき、武家屋敷通りや桧木内川沿いの桜並木を自転車でめぐるのも気持ちよい選択肢です。
角館散策と合わせて楽しむ周辺スポット
佐藤養助 角館店を起点に、武家屋敷通り一帯を散策するのが角館観光の定番コースです。岩橋家や河原田家など、江戸時代の武士の暮らしを今に伝える武家屋敷群が連なり、歴史ファンにはたまらない街並みが続きます。
武家屋敷通りから少し足を延ばすと、桧木内川の河川敷があります。ここは角館もう一つの桜の名所で、約2kmにわたって植えられたソメイヨシノが春に一斉に花開く光景は壮観そのもの。屋台も多く出る活気ある花見スポットです。
歴史と食文化をあわせて楽しみたい方には、角館の街中にある甘味処や郷土料理の店も見逃せません。比内地鶏や漬物など秋田らしいグルメを堪能しながら、ゆっくりと街歩きを楽しんでください。稲庭うどんのお土産を手に、古都の余韻を胸に刻む旅は、きっと忘れられない秋田の思い出となるでしょう。
アクセス
角館駅から徒歩約10分
営業時間
10:00~15:00、定休日: 毎週水曜日
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