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かくのだて温泉 町宿ねこの鈴

かくのだて温泉 町宿ねこの鈴

※写真はイメージです。

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秋田県仙北市・角館は、江戸時代から受け継がれた武家屋敷と枝垂れ桜の並木道で知られる「みちのくの小京都」。その城下町の静かな一角、下中町に立つ「かくのだて温泉 町宿ねこの鈴」は、源泉掛け流しの温泉と温かなもてなしで旅人を迎える、こぢんまりとした素朴な宿です。

城下町の風情に溶け込む、小さな宿の佇まい

「ねこの鈴」は、地元の宿泊・飲食を手がける大切グループが運営する角館の町宿です。かつての商家町の面影が残る下中町28番地に位置し、観光の拠点としても湯治の宿としても使いやすい立地として、地元の人々からも長く親しまれてきました。外観は城下町の雰囲気に溶け込んだ落ち着きある佇まいで、武家屋敷通りや桜並木へのアクセスにも便利な場所にあります。

館内の壁面を彩るのは、秋田美術作家協会会員・田口正子氏による水彩画の数々です。すべて角館町周辺を題材に描かれた作品であり、柔らかな筆致と穏やかな色彩が旅人の目と心を和ませてくれます。気に入った作品は購入することも可能。角館の風景を日常のなかに持ち帰る、ちょっと特別なおみやげになるかもしれません。全室にわたってゆきわたる静けさと、館内随所に感じられるこの土地への愛情が、「ねこの鈴」の空気感をつくっています。

全13室のくつろぎ空間――和室と洋室

館内は和室9部屋、洋室4部屋の全13室からなるこぢんまりとした構成です。どの部屋も清潔感があり、余計な飾りを省いたシンプルな内装が、疲れた体と心をほぐしてくれます。

和室はアイボリーを基調とした爽やかなインテリアで統一されており、大きな窓から差し込む自然光が心地よい安らぎをもたらします。複数のタイプがあり、和室Aは最大5名まで、和室Bは最大3名まで利用可能。家族旅行や友人同士のグループ旅行にも対応できる間取りが揃っています。なお、和室は1名利用でも2名利用でも料金は同額という、シンプルでわかりやすい料金体系が採用されています。

洋室はブラウンを基調とした落ち着きあるモダンなデザインで、こちらも大きな窓から自然光が柔らかく差し込みます。和洋どちらのスタイルを好む方にも対応できる客室ラインナップは、一人旅にもカップル旅行にも使い勝手のいい選択肢です。チェックインは15時から、チェックアウトは10時となっています。

愛犬・愛猫などのペットを連れての宿泊についても、事前に電話で相談できる体制が整っています。ペットと一緒に角館の旅を楽しみたい方にとって、頼もしい受け入れ姿勢です。

かくのだて温泉――源泉掛け流しの湯

「ねこの鈴」ならではの最大の魅力が、かくのだて温泉の源泉掛け流しのお風呂です。角館の地に湧くこの湯は、カルシウム・ナトリウム・塩化物・硫黄塩泉という複合泉質で、低張性弱アルカリ性高温泉に分類されます。加温・加水・循環ろ過を行わない掛け流し方式で、湧き出た鮮度の高い湯がそのまま浴槽に注がれます。

その効能は多岐にわたり、冷え性・慢性婦人病・関節痛・神経痛・筋肉痛の緩和から、疲労回復・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・健康増進・病後回復期まで幅広く期待されています。くじき・切り傷・やけど・慢性便秘・肥満性糖尿病・痛風にも効果があるとされており、古くからの湯治文化を今に受け継ぐ本格的な温泉です。特に女性からの評判が高く、肌にやさしい泉質として好評を得ています。

日帰り入浴プランも設けられており、1室3,300円(税込)で9時から15時まで利用可能。角館観光の疲れを癒しに立ち寄る地元の方の姿も少なくなく、宿泊者以外にも開かれた湯どころとして地域に根づいています。

朝食と夕食――「土間人」で味わう秋田の食

宿泊の朝食は、1名あたり1,800円(税込・サービス料込)で提供されます。朝7時から9時の間に、宿に隣接する建物「土間人」がその会場となります。角館の静かな朝の空気のなか、温かな朝食をゆっくりと味わう時間は、旅の豊かさをひと押し上げてくれるでしょう。

夕食については、「土間人蔵部 花鳥風月」の個室で季節の料理をゆったりと楽しめる1泊2食プランが用意されています。予算に応じた料理内容を事前に相談しながら決められるため、誕生日や記念日など特別なシーンにも対応しやすいのが魅力です。素泊まり・朝食付き・2食付きと、プランを柔軟に組み合わせられるので、目的やスタイルに合った滞在設計が可能です。

角館の四季を歩く――武家屋敷と桜、まつりと雪景色

「ねこの鈴」が立つ角館は、江戸時代の武家屋敷群が今も現役で保存される歴史の町です。黒板塀が続く武家屋敷通りと、そこに枝を広げる樹齢200年を超える枝垂れ桜は、春になると圧巻の景色を見せてくれます。毎年4月中旬から5月上旬の桜の季節は特に賑わい、全国各地から花見客が集まります。

夏には七夕絵どうろうまつりや、ユネスコ無形文化遺産に登録された角館祭りの山行事が開催され、町は活気にあふれます。秋は武家屋敷の黒板塀と紅葉が折り重なる絶景が楽しめ、冬は雪に覆われた静寂の城下町を、湯上がりの体でゆっくりと歩く時間が格別です。

駅周辺には地酒・稲庭うどん・比内地鶏など秋田の食文化を楽しめる飲食店や土産物店も点在しており、周辺散策だけで半日以上十分に楽しめます。

アクセスと料金――鉄道でのアクセスに優れた立地

「ねこの鈴」へのアクセスは、JR田沢湖線・秋田新幹線・秋田内陸縦貫鉄道「角館駅」から徒歩約10分。東京方面からは秋田新幹線「こまち」で大曲経由で直接アクセスでき、鉄道旅行の拠点としても最適な宿です。

料金は季節によって変動します。通常の冬季期間は素泊まり6,750円〜(税込)、桜の花見シーズン(4月12日〜5月5日)は9,150円〜(税込)が目安です。また、田沢湖・角館100kmマラソン参加者向けの相部屋プランも7,000円(税込)で設けられており、地域のスポーツイベントとの連携も大切にしています。

予約はすべて電話(0187-42-8105)での対応となっているため、旅の計画が固まったら早めに連絡するのがおすすめです。季節ごとに異なる角館の表情を、源泉掛け流しの湯とともにじっくりと楽しめる「ねこの鈴」は、何度でも訪れたくなる小さな宿です。

アクセス

JR田沢湖線・秋田新幹線・秋田内陸縦貫鉄道「角館駅」より徒歩10分

営業時間

チェックイン:15:00~ / チェックアウト:10:00~ / 朝食:7:00~9:00 / 日帰りプラン:9:00~15:00

料金目安

¥1,800 〜

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