
青塚古墳史跡公園
GALLERY
犬山市北部に広がる青塚古墳史跡公園は、墳長123m・高さ約12mを誇る東海地区最大級の前方後円墳を中心に整備された歴史公園です。遠い古代から戦国時代へ、さらに現代の地域住民による保全活動まで、幾重にも重なる人々の営みを体感できる場所です。
東海地区最大級の前方後円墳
青塚古墳は昭和58年(1983年)に国史跡に指定された前方後円墳で、墳丘の規模は東海地方随一です。墳丘の周囲には壺形埴輪が並び、古代の葬送文化を今に伝えています。現在、墳丘への立入りは禁止されていますが、草花や池を配した広々とした芝生広場として整備されており、全体像を眺めながらゆったりと散策できます。
戦国の砦となった古墳
この古墳がユニークなのは、古代の遺跡でありながら戦国時代にも歴史の舞台となった点です。天正12年(1584年)の小牧・長久手の戦いでは、豊臣秀吉陣営の砦として利用されたことから「青塚砦」という別名で呼ばれています。高さ12mの墳丘が周囲を見渡せる格好の拠点となり、約1,500年の時を超えて戦略拠点に転用されたのです。
大縣神社との深い縁
青塚古墳には「大縣神社の御祭神である神裔大荒田命(おおあらたのみこと)の墳墓である」という伝承が残っています。近隣の大縣神社はこの伝承に基づき、毎年中秋の名月に近い週末の夕刻から日没にかけて「墓前祭」を執り行っています。古墳がただの歴史遺跡ではなく、今も生きた信仰の場として地域に根付いていることを感じさせる行事です。
「青い塚」の名前に宿る物語
発掘調査によって、この古墳は造られた当時は石で覆われていたことが明らかになっています。しかし今日では青々とした草が墳丘全体を包む景観が印象的で、この姿が地名の由来にもなっています。地元の方々が長年にわたり草刈りを続けて「青い塚」のイメージを守り続けており、公園側もその愛着と努力を尊重した管理方針をとっています。
まほらの館で古墳文化を深掘り
公園内のガイダンス施設「まほらの館」は、青塚古墳だけでなく、愛知県最古級の前方後方墳とされる東之宮古墳など、犬山市内に点在する多くの古墳の情報を集約した学習拠点です。体験グッズの販売もあり、古墳をより身近に感じたい方には見逃せないコーナーです。学芸員による案内・解説を受けることもできます(不在の場合あり、日時指定の場合は要事前問い合わせ)。
体験プログラムと無料入園
NPO法人ニワ里ねっとが主体となって、体験講座・企画展・講演会などを定期的に開催しています。歴史や考古学に関心の深い方から初めて古墳に触れる方まで、さまざまな切り口で楽しめるプログラムが用意されています。入園・ガイダンス施設入館は無料のため、気軽に立ち寄れるのも大きな魅力です。
アクセス
【電車】名鉄「楽田」駅より徒歩約30分 【コミュニティバス】楽田西部線「青塚公民館」より徒歩2分 【車】東名高速道路・名神高速道路「小牧IC」より約10分
営業時間
9:00~17:00 定休日:月曜日(祝日の場合はその翌平日)、12/28~1/4
料金目安
無料
外部予約・検索サイトで探す
下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。
※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)
愛知県常滑市
常滑やきもの散歩道の招き猫
巨大招き猫が見守る常滑やきもの散歩道をのんびり散策
愛知県名古屋市千種区
名古屋・ノリタケの森
世界的陶磁器ブランド・ノリタケの赤レンガ建築とミュージアム
愛知県犬山市
犬山・木曽川うかい
国宝犬山城を背景に木曽川で行われる伝統の鵜飼を屋形船から観覧
NEARBY
周辺のスポット(8件)












