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名古屋市で愛犬と歩く|ドッグラン併設の都市公園と河川敷の散歩ガイド
名古屋は「広い都市公園」で犬と歩く街
名古屋で愛犬との散歩を楽しむなら、まず押さえておきたいのが市内に点在する大規模な都市公園です。名古屋市は碁盤割の中心市街地を緑地が取り囲む構造になっており、西区の庄内緑地、緑区の大高緑地、港区の荒子川公園といった広い公園が、地下鉄やあおなみ線でアクセスできる場所に揃っています。なかにはノーリードで走らせられるドッグランを併設した公園もあり、平日の早朝から犬連れの常連でにぎわうのが名古屋らしい風景です。ここでは実在する公園を区ごとに紹介しながら、名古屋で犬と歩くときに知っておきたいルールと、夏場のアスファルト対策までまとめます。
庄内緑地(西区)── 市営で市内唯一のドッグラン
犬連れの名古屋市民にまず名前が挙がるのが、西区の庄内緑地です。樹齢100年を超えるケヤキの大木がシンボルの大芝生広場を中心に、大噴水やピクニック広場、サイクリングロードが広がる総合公園で、その一角に市営としては名古屋市内で唯一のドッグランが設けられています。
ドッグランは大型犬も使える約800平方メートルの区画と、小型犬向けの約300平方メートルの区画に分かれており、利用は無料。地元のドッグランボランティアが運営にあたっているのが特徴で、初めてでも現地で使い方を教えてもらえます。鶴舞線・名城線の上小田井方面からアクセスでき、芝生広場でのんびりリード散歩を楽しんでから、ドッグランで走らせるという流れが定番です。
なお、ドッグランを利用するには1年以内の狂犬病予防注射済票と犬鑑札の装着、混合ワクチンの接種証明が求められます。後述する持ち物の準備をしてから出かけましょう。
大高緑地(緑区)── 早朝6時半から走らせられる
市の南東部、緑区の大高緑地にも無料のドッグランがあります。芝生広場やデイキャンプ場、交通公園などを備えた大型公園で、ドッグランは約1,150平方メートル。大型犬・小型犬の区別なく使える「ひろば1」と、小型犬向けの「ふれあいひろば」の2エリアに分かれています。
大高緑地のドッグランが他と一線を画すのは、朝6時半という早い時間から日没まで開いていること。夏は日中の暑さを避けて、涼しい早朝に走らせたい飼い主にとって心強い存在です。広い園内は起伏に富んでいるので、ドッグランで遊んだあとに木陰の園路をリードでのんびり歩く、といった一日の使い方もできます。
荒子川公園(港区)── ラベンダーと水辺のリード散歩
港区の荒子川公園は、荒子川の両岸に南北約1キロメートルにわたって細長く延びる総合公園です。ドッグランはありませんが、リードを着けたお散歩コースとして人気。あおなみ線「荒子川公園」駅から徒歩3分とアクセスがよく、電車でふらりと訪れやすいのも港区ならではです。
この公園の名物は花。春の桜、6月のラベンダー、夏のハイビスカス、秋の紅葉、冬のサザンカと四季折々の花が咲き、水鳥が憩う川面を眺めながら歩けます。特にラベンダーが見頃を迎える初夏は、香りに包まれての水辺散歩が格別です。
同じ港区には、商業施設メイカーズ ピアの全長40メートルほどの無料ドッグランもあり、買い物や食事とセットで犬と楽しめます。荒子川公園で散歩し、足を延ばして港エリアを巡るのも名古屋らしい休日の過ごし方です。
都心と緑道で楽しむリード散歩
ドッグランがなくても、名古屋にはリード散歩が気持ちいい場所がそろっています。
- 久屋大通パーク/久屋大通庭園フラリエ(中区) — 栄の中心に延びる都心の公園。芝生エリアを除けばリードでの散歩ができ、ペット同伴可のテラス席カフェも点在します。買い物ついでに立ち寄れる手軽さが魅力です。
- 鶴舞公園(昭和区) — 洋風庭園と日本庭園が同居する名古屋を代表する公園。四季の花を眺めながらの散歩に向きます。
- 牧野ヶ池緑地(名東区) — 約150ヘクタールの広大な緑地。全長1,340メートルの散策路「竹の小径」は、木漏れ日の下を歩ける人気のコースです。
- すいどうみち緑道(守山区) — 庄内川から矢田川方面へ約2.5キロメートル続く緑道。水道管の埋設ルートに沿った直線的な道で、信号に分断されず一定のペースで歩けます。
さらに、庄内川の河川敷は地元ランナーや犬連れに親しまれる定番コース。土手沿いの開けた道は見通しがよく、遠くにビル群を望みながらの川辺散歩が楽しめます。
名古屋で犬と歩く前に ── 持ち物とマナー
名古屋市内の公園・緑道を歩くうえで、必ず守りたい基本があります。
リードは必須です。ドッグランの中以外では、どの公園でもリードを外してはいけません。久屋大通パークのように芝生エリアが立ち入り禁止の場所もあるので、現地の表示に従いましょう。
フンの処理も飼い主の責任です。袋を持参し、必ず持ち帰ります。河川敷や緑道はゴミ箱がないことも多いので、持ち帰り前提で準備してください。
持ち物として欠かせないのが、狂犬病予防注射済票と犬鑑札。狂犬病予防法では生後91日以上の犬に登録と年1回の予防注射(4〜6月)が義務づけられており、名古屋市でも鑑札と注射済票を首輪などに装着することが定められています。庄内緑地など証明書の提示が必要なドッグランでは、これらに加えて混合ワクチンの接種証明も携帯しましょう。
夏の名古屋は「地面の熱さ」に要注意
名古屋の夏は内陸性で蒸し暑く、日中の散歩は犬にとって大きな負担になります。特に気をつけたいのが、アスファルトの照り返しによる肉球のやけどです。
気温が30℃台の真夏日でも、日向のアスファルトは55℃を超えることがあり、この温度では1分足らずの接触でも肉球が炎症を起こす危険があります。出かける前には、手の甲を地面に5秒間当ててみるチェックが有効。熱くて5秒触れられないなら、犬の肉球にも危険な温度だと考えてください。
対策はシンプルです。太陽が高い10時〜16時頃の散歩は避け、日の出直後や日没後の涼しい時間に歩くこと。そして散歩コースには、アスファルトより熱をためにくい芝生や土の地面を選ぶこと。この点で、芝生広場が広い庄内緑地や大高緑地、土の園路が多い牧野ヶ池緑地は、夏の名古屋でも比較的安心して歩ける場所と言えます。早朝6時半から開く大高緑地のドッグランが夏に重宝されるのも、こうした理由からです。
名古屋の広い都市公園とドッグランを上手に使い分ければ、季節を問わず愛犬との時間を楽しめます。まずはお住まいの区から近い一園を選んで、出かけてみてください。
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