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名古屋のご当地グルメ完全ガイド|愛知県で出会う絶品の味
名古屋の食は「味噌」を抜きにしては語れません。愛知県で生まれた豆味噌を使う料理が多く、味噌煮込みうどん、味噌カツ、味噌おでんなど、ほかの地域とは違う濃い味わいの名物がそろっています。この記事では、名古屋市の公式観光サイトや農林水産省の郷土料理データベースをもとに、名古屋で味わいたい名物とその背景を紹介します。個別の店の料金や営業時間は変わることがあるため、訪問前に各店の案内で確認してください。
「なごやめし」とは
名古屋市の公式観光情報サイト「名古屋コンシェルジュ」は、なごやめし普及促進協議会の定義を引いて、なごやめしを「みそかつ、手羽先、ひつまぶしなど名古屋及び近郊で広く受け入れられ、愛されてきた地域独特のメニュー」と紹介しています。家庭や飲食店で広く食べられているもので、今後多くの店に広まったものが新たななごやめしになる可能性もあるとされています(出典: 名古屋コンシェルジュ「名古屋へ来たらはずせない。なごやめし」)。
同じページでは、代表的な料理を次のように説明しています。
- 味噌カツ: 豆味噌ベースのタレをかけたトンカツ。タレをカツの上からかける店と、タレを張った鍋にカツを浸す店があります
- 手羽先: 正確には手羽先唐揚げ。素揚げした手羽先に甘辛いタレを塗り、スパイスやゴマをふって仕上げます
- ひつまぶし: 刻んだうなぎの蒲焼きをおひつのご飯に盛り、1杯目はそのまま、2杯目は薬味、3杯目はダシやお茶をかけて味わいます
- どて煮: 豚や牛の内臓を豆味噌で煮込んだ料理です
豆味噌と八丁味噌
名古屋の味の土台になっているのが豆味噌です。農林水産省によると、豆味噌は大豆の麹を使って長期間発酵・熟成させたもので、最低でも1年、長いと2年から3年熟成させるため、濃厚なコクと酸味、独特の渋味が生まれます。その銘柄のひとつが八丁味噌で、徳川家康が生まれた岡崎城から八丁離れた八丁村(現在の岡崎市八帖町)が発祥です(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」味噌おでん)。
その豆味噌を使った愛知県独特のおでんが「味噌おでん」です。伝統的には土鍋の真ん中に味噌壺を置き、煮えた具材を味噌ダレにつけて食べます。飲食店では豆味噌仕立てのだしで煮込むタイプも増えていて、コンビニでおでんを買うと味噌ダレがついてくるほど地域に浸透しているそうです。
味噌煮込みうどんときしめん
麺料理では、味噌煮込みうどんときしめんが愛知県の二大名物です。味噌煮込みうどんは、八丁味噌仕立ての汁でコシの強いうどんを煮込む料理で、塩を使わずに小麦粉と水だけで打つため、煮込んでも柔らかくなりにくいのが特徴です。土鍋でつくるので最後まで熱々で、食べ始めと終わりで麺の食感が変わるのも楽しみのひとつです(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」味噌煮込みうどん)。
きしめんは、厚さ1ミリ、幅7〜8ミリほどの平たいうどんで、現在の刈谷市の名物だった平打ちうどんがルーツといわれます。平たい麺は口に含んだときに味が薄く感じられるため、昔ながらのつゆはムロアジとたまりでしっかりと味付けされてきました。夏には麺もつゆも冷たくした「ころ」も食べられています(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」きしめん)。
おやつの「鬼まんじゅう」
甘いものでは、名古屋を中心に親しまれてきた「鬼まんじゅう」があります。農林水産省によると、戦中・戦後の食糧難の時代に、手に入りやすかったさつまいもと小麦粉でつくられ、米の代わりの主食として広まりました。角切りのさつまいものゴツゴツした様子が鬼のツノや金棒を思わせることが名前の由来といわれます。今も和菓子店では一年を通して売られていて、もっちりとした腹持ちのよさが特徴です(出典: 農林水産省「うちの郷土料理」鬼まんじゅう)。
名古屋で名物を楽しむコツ
- 昼は味噌煮込みうどんやきしめんなど、麺の名物を選ぶ
- 夜は居酒屋で手羽先やどて煮、味噌おでんを頼む
- ひつまぶしは3通りの食べ方を順番に試す
名古屋の食の成り立ちをさらに知りたい方は、名古屋の郷土料理も参考にしてください。
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