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広島の住まい探し完全ガイド|賃貸・購入・空き家活用
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広島の住まい探し完全ガイド|賃貸・購入・空き家活用

広島で暮らしを始めるにあたり、住まい選びは最重要の準備のひとつです。人口約119万人の広島市は、マンションから古民家まで多様な選択肢が揃っており、八丁堀や流川を中心に住環境が整備されています。広島空港から市内までリムジンバスで約50分、山陽新幹線で東京から約4時間というアクセス条件も移住者にとって大きなポイントです。東京23区と比較すると、同じ予算で2〜3倍の広さの物件に住めるケースも珍しくなく、生活水準の向上を実感できる都市として注目されています。

瀬戸内式気候に恵まれた広島は年間を通じて温暖少雨で、台風の直撃も比較的少ない地域です。この温暖な気候は冷暖房費の節約にもつながり、生活コスト全体を押し下げる要因になります。ここでは賃貸から購入・空き家活用まで、広島の住まい探しを徹底ガイドします。

賃貸の家賃相場とおすすめエリア

広島市内の賃貸相場は、1LDKで月額5万〜7万円、2LDKで6万〜9万円が中心帯です。八丁堀・紙屋町エリアは利便性が高く相場もやや上昇しますが、本通り商店街周辺や西区・安佐南区などの住宅エリアなら1〜2万円ほど抑えられます。東京の1Kの家賃で広島なら2LDKに住めることもあり、移住者が住環境の向上を実感しやすいのが特徴です。

駐車場付き物件が市内全域で豊富に存在し、2台分確保できる物件も珍しくありません。ペット可物件も探しやすく、庭付きの戸建て賃貸も選択肢に入ります。初期費用は家賃3〜5ヶ月分が目安ですが、広島市や各区が提供する移住支援制度で補助を受けられる場合もあるため、事前に確認しましょう。近年は仲介手数料が半額以下の不動産会社も増えているため、複数社に問い合わせて比較することをおすすめします。

エリア別の特色としては、南区・宇品港周辺はファミリー層に人気で大型スーパーや公園が充実しています。安佐南区は広島市中心部へのアクセスが良く、郊外型の落ち着いた住環境を好む方に向いています。廿日市市(宮島口エリア)は観光地に近く自然豊かで、テレワーク移住者にも注目されています。

住宅購入の相場とローン活用

広島市内での住宅購入相場は、新築戸建てで2,500万〜4,500万円、中古(築15〜25年)で1,000万〜2,500万円が目安です。状態の良い中古戸建ては800万〜1,800万円台で見つかることもあり、リノベーションと組み合わせることで高いコストパフォーマンスを実現できます。固定資産税も首都圏の3分の1程度と低く、長期的な維持費も大きく軽減されます。

地方銀行の移住者向けローンは審査が柔軟で、年収300万円台でも通るケースがあります。また、フラット35の地方活性化型を利用すると金利優遇(最大年0.5%引き下げ)を受けられるため、総返済額を数十万円単位で削減できます。フラット35のリフォーム一体型ローンを活用すれば、中古住宅の購入費用と改修費用を一本のローンにまとめることも可能です。

住宅ローン控除(最大13年間)や不動産取得税の軽減措置は自動適用されないケースがあるため、購入後の手続き忘れに注意が必要です。ファイナンシャルプランナーや住宅購入経験者のコミュニティに相談することも有効な選択肢です。

空き家バンクとリノベーションの可能性

広島県の空き家バンクには常時30〜100件の物件が登録されており、0〜500万円の格安物件も珍しくありません。リノベーション費用を含めても新築の半額以下で理想の住まいを実現できるケースが多く、移住者の間で人気が高まっています。状態の良い空き家が比較的多く流通しているのも広島の特徴です。

リノベーション補助金は市区町村によって異なりますが、上限50万〜100万円の補助が受けられる制度があり、水回りの改修や断熱強化に充てられます。特に断熱リフォームは「省エネリノベ補助金(国交省)」と組み合わせることで、補助額をさらに積み増しできる場合があります。

古民家を改装してアトリエやカフェ、ゲストハウスとして活用する移住者も増えており、住まいとビジネスを兼ねた活用が広がっています。DIY型賃貸(自分でリフォーム可能な賃貸)も増加しており、低コストで理想の空間を作り上げる楽しみがあります。空き家バンクの人気物件は1〜2週間で申し込みが入ることもあるため、マイページ登録をして新着通知を受け取る設定にしておきましょう。

エリア別の住み心地と生活利便性

広島市内のエリアはそれぞれ特色が異なります。八丁堀・紙屋町エリアは交通・商業施設が充実した都心で、家賃は市内最高水準ですが徒歩圏内で生活が完結します。南区・宇品は海に近く再開発が進む注目エリアで、子育て世帯向けの施設も整っています。安芸区・海田町は自然が多く、広島市中心部へのアクセスも良好なため、自然環境と利便性を両立したい方に向いています。

市内移動は車が基本ですが、路面電車(広電)が走る中心部では自転車や徒歩でも十分な生活が可能です。スーパー・病院・学校の近さは物件選びの重要ポイントで、特に小学校の通学区域は将来の子育てにも影響するため事前確認をおすすめします。

ハザードマップの確認も必須です。広島は2018年の西日本豪雨で多くの被害を受けた地域があり、土砂災害警戒区域や浸水想定区域の確認は物件選びの前提となります。広島市のウェブサイトから最新のハザードマップを入手し、内見時に周辺地形も観察しておきましょう。

引越し手続きと失敗しないための準備

引越し手続きは「転出届の提出(現住所の市区町村)→引越し→転入届の提出(14日以内)」の流れが基本です。マイナンバーカード・国民健康保険・国民年金の住所変更も同時に行うと効率的です。自動車を持っている場合は、運転免許証の住所変更・車庫証明の取得・ナンバープレートの変更(広島ナンバー)も忘れずに手続きしましょう。水道・電気・ガスはウェブで申込可能で、引越し1週間前までに手配しておくとスムーズです。

失敗しない住まい探しのポイントは「焦らないこと」に尽きます。移住を検討している段階では、まずマンスリーマンション(月5万〜10万円)で3〜6ヶ月暮らし、実際の生活圏や通勤・通学の動線を体感してから本格的な物件探しに移行するのが理想的です。現地内見は昼・夜の2回訪問し、周辺の騒音・日当たり・スーパーまでの距離感を実際に確認しましょう。

広島市の移住支援窓口(ひろしま暮らしサポートセンター)では、住まい・仕事・子育てに関する相談を無料で受け付けており、地元の不動産情報や補助金制度についてのアドバイスも得られます。住まいは生活の基盤です。時間をかけて納得のいく物件を見つけることが、広島での豊かな暮らしへの第一歩となります。

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Written by

藤田 ゆかり

子育て移住アドバイザー

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