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匠工房「南部裂織の里」

匠工房「南部裂織の里」

※写真はイメージです。

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江戸時代から青森県に伝わる伝統工芸「南部裂織」を、体験から本格的な継続学習まで幅広く受け入れている施設が、十和田市の匠工房「南部裂織の里」です。古い布に再び命を吹き込む機織りの技を通して、雪国の暮らしから生まれた先人の知恵に触れることができます。

雪国が育んだ「もったいない」の技

南部裂織が生まれた背景には、厳しい雪国の暮らしがあります。青森をはじめとする東北の寒冷地では綿花の栽培がむずかしく、北前船で運ばれてくる木綿は非常に貴重でした。そのため、布をはぎれ一枚に至るまで大切に扱い、古くなった布を細く裂いて横糸として再利用する「裂織」の技法が生活の知恵として根づいていきました。麻糸を張った機に裂いた布を織り込み、夜着や仕事着、帯、前かけ、炬燵がけなど、さまざまな生活用品を作り続けてきた歴史があります。

2002年の開設から10,000人超が訪れた工房

匠工房「南部裂織の里」は2002年12月にオープンしました。以来20年以上にわたり、全国から10,000人を超える体験者を受け入れてきた実績を持ちます。国内外を問わず多くの人々がここで機を織り、伝統の手仕事に直接触れています。

体験から本格的な学習まで

工房の大きな特徴は、一度きりの体験に留まらず、継続的に技を磨ける学習環境が整っている点です。本科・研究科といった本格的な教室コースが設けられており、南部裂織を深く学びたい方にも対応しています。初心者でも丁寧な指導のもとで作品を仕上げることができ、手作業ならではの達成感を味わえます。

伝統から現代へ——進化し続ける南部裂織

現代の匠工房では、眠っていた古い布に再び息吹を与えながら、現代の暮らしに合わせた新しい作品を創作する活動が続けられています。長年愛されてきた「南部裂織りんごコースター」は、青森らしさと伝統工芸が融合した作品として、国スポ・障スポに向けた「押し土産総選挙」にもエントリーされており、伝統の枠を超えた発信力を持つ工房として注目されています。

アクセス

道の駅とわだ「とわだぴあ」内。青森県十和田市大字伝法寺字平窪37番21号

営業時間

9:00~17:00

料金目安

1,000円~3,000円

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