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杉神社
※写真はイメージです。

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鳥取県八頭郡智頭町は、古くから良質な杉を産することで知られる山深い町だ。その産業と文化の中心に根ざした存在が杉神社である。国道373号線から北側へ300メートル余りを登った山の中腹に鎮座し、2,500平方メートルの境内は周囲の山の気配と調和した静謐な空間を形づくっている。

創建の由緒と祭神

杉神社が創建されたのは昭和28年10月のこと。米井信次郎を中心とする地域の崇敬者たちが発起人となり、社を設けるに至った。祭神として迎えられたのは椙乃久久能智神(すぎのくくのちのかみ)。杉を司る神を奉る社として、杉の名産地である智頭町の土地柄と深く結びついた信仰の場が誕生した。

社が建てられる以前から、この地は瀧大明神を祀る清浄の霊場として地域の人々に大切にされてきた。その由緒ある地に杉神社が創建されたことで、境内神社として瀧大明神も引き続き祀られており、二つの神が共に護るかたちで現在に至っている。

本殿と境内

昭和28年の創建から2年後、昭和30年に本殿が建立された。その本殿は特殊な形容を持つとされ、杉の名産地・智頭町の象徴として地域の誇りとなっている。2,500平方メートルに広がる境内は古来から清浄の地として知られてきた場所に設けられており、山中の静けさのなかで参拝者を迎える。

杉祭り:10月1日の例祭

毎年10月1日、杉神社では例祭「杉祭り」が執り行われる。地域に根付いた二つの奉納が祭りを彩る。杉神社保存会の女性十数名による「杉おどり」の奉納と、町内の小学生有志二十数名による子供神輿の渡御だ。伝統の踊りと子どもたちの神輿が境内に活気をもたらし、智頭の杉文化を次世代へと伝える秋の祭礼として地域に定着している。

アクセス

鳥取県八頭郡智頭町智頭2489

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