
招福楼
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滋賀県東近江市に佇む「招福楼」は、格式と風雅を兼ね備えた懐石料理の名店です。樹齢百年を超える桜が枝を広げる庭園を持ち、都市の喧騒から切り離された非日常の食空間として、長年にわたり多くの美食家に愛されてきました。四季の移ろいを全身で感じながら、日本料理の粋を丁寧に堪能できる——そんな得がたい体験が、この地では静かに待っています。
百年の桜庭が語る、四季のうつろい
招福楼の象徴ともいえるのが、敷地内に大切に守られてきた樹齢百年を超える桜の木々です。春になれば枝いっぱいに花を咲かせ、淡いピンクに包まれたその庭は、時間の流れを忘れさせるほどの美しさを持ちます。2026年春には初めての試みとして「観桜会席」が開催され、庭に設えた席でお花見になぞらえた会席料理を楽しむ一期一会の時間が誕生しました。昼のやわらかな光の中、桜の木の下で口にする料理の味わいは、室内での食事とはまた異なる格別な印象を残すでしょう。
四季が移ろうにつれて庭の表情は変わり続けます。若葉が芽吹く初夏の清々しい緑、秋には錦色に染まる落葉、そして冬の凛とした静けさ——どの季節に訪れても、その時だけの庭の姿があります。料理と自然の美しさが重なり合うこの空間は、招福楼が単なる飲食店にとどまらない、文化的な場であることを静かに物語っています。
旬の食材が織りなす、本会席の世界
招福楼の料理哲学の核心は、月々の趣向と旬の食材を最大限に活かすことにあります。四万円からの本会席は、滋賀・近畿の豊かな食材を職人の技で丁寧に組み上げたもので、ひと皿ひと皿に季節の息吹と熟練の手仕事が宿っています。見た目の美しさと素材本来の味を大切にした料理は、食べる人の五感をゆっくりと満たしていきます。
なかでも夏の会席で供される「鮎の紅鉢焼」は、招福楼の風物詩として長く親しまれてきた看板料理のひとつです。清流で育った鮎本来の旨みを引き出す独自の焼き方で仕上げられ、炭火と素材が生み出す香ばしい風味は、訪れた人の記憶に鮮やかに刻まれます。五月から夏にかけては、鮎のほか鱧(はも)をはじめとした季節の食材が料理に加わり、夏ならではの会席の世界が広がります。
春には山菜や筍、秋には松茸や根菜類、冬には鴨や猪など、日本の四季が育む素材がその月の会席の主役となります。どの季節に足を運んでも、その時にしか出会えない味との巡り合いがあり、季節を変えて再訪する常連客が多いのも、こうした料理への真摯な姿勢があってこそでしょう。
心おきなく過ごせる、個室でのおもてなし
招福楼では、客室(個室)での食事が可能で、日本料理の正統なおもてなしをプライベートな空間で受けることができます。接待や取引先との会食、家族の節目を祝う席、大切な記念日のお祝いなど、人生の重要な場面に相応しい環境が整えられています。
個室という空間は、料理の味わいだけでなく、会話の深まりや時間の流れにもゆとりをもたらします。他の席を気にせず向かい合った相手との対話に集中できる環境は、接待の成否を左右することも少なくありません。招福楼の個室は、信頼と誠意を形で伝える舞台として、多くのビジネスパーソンに選ばれてきました。また慶事の場では料理の格式が祝いの意を自然と高め、その席全体の格調を支えます。
ご予約は電話(0748-22-0003)または公式サイトからのお問い合わせにて受け付けています。定休日や貸切営業日、臨時休業日については公式サイトのカレンダーをご確認ください。人気の客室は早期に予約が埋まることもあるため、大切な席ほど余裕を持った手配をおすすめします。
招福楼の味を、全国の食卓へ
招福楼の味わいは、本店を訪れなくても手元に届けてもらうことができます。公式オンラインショップでは、月々の趣向と旬の食材を用いた当店ならではの品が全国に向けて販売されており、贈り物としても、ご自宅での特別な食事のためにも活用されています。冬から春にかけては「鴨大根鍋」が期間限定で登場するなど、季節ごとに異なる商品が顔を出します。
素材の選定から味付けに至るまで本店の料理哲学が貫かれた品々は、遠方の知人や親族への贈り物としても喜ばれます。進物パンフレットも用意されており、贈る相手や場面に合わせた選び方も可能です。ふるさと納税の謝礼品としても紹介されており、東近江の食の魅力を全国に届ける窓口ともなっています。
東京店と本店へのアクセス
招福楼は滋賀県東近江市の本店に加え、東京・丸の内にも店舗を展開しています。丸の内ビルディングに準じた休業スケジュールで運営されており、「丸の内特選レストラン」「丸の内ブライダル」にも選定されるなど、首都圏においても高い評価を得ています。首都圏にお住まいの方がまず東京店でその味に触れ、本店への訪問へとつなげていくのも、招福楼を深く知る楽しみ方のひとつと言えるでしょう。
東近江市の本店を訪れる際には、近江八幡の水郷地帯や国宝の彦根城など、滋賀県内の歴史・観光スポットと組み合わせた旅程もおすすめです。東近江市観光Webにはモデルコースも掲載されており、招福楼での食事を旅の核に据えた近江路巡りのプランを立てやすくなっています。百年の桜庭と最上の懐石料理に出会う旅は、日本の食文化の奥深さとともに、きっと長く心に残る体験となるでしょう。
アクセス
滋賀県東近江市八日市本町8-11
料金目安
四万円からの本会席
店舗詳細
- 価格帯
- $$$$
- 個室
- あり
- 対応言語
- 日本語
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