
しまなみ木のおもちゃ美術館
GALLERY
2026年3月20日、愛媛県今治市のイオンモール今治新都市に「しまなみ木のおもちゃ美術館」がオープンした。東京おもちゃ美術館を運営する認定NPO法人芸術と遊び創造協会の総合監修のもと設立された全国15館目の姉妹おもちゃ美術館であり、瀬戸内の海と今治の里山という二つの自然を背景に、木育と遊びを通じて地域の人々と訪問者をつなぐ新たな文化施設として誕生した。
「木育」という軸が生む、この場所ならではの体験
しまなみ木のおもちゃ美術館の中核にあるのは「木育」という考え方だ。木を愛する心を育むことを通じて、今治の歴史・文化への理解を深めるという姿勢が、館内の体験設計の根幹をなしている。しまなみ海道が形成してきた多島美、この地に根付く伝統文化、食や産業――そうした今治固有の文化的文脈をおもちゃという媒介で体感できる仕掛けが随所に組み込まれている。木のぬくもりを直接手で感じながら、地域の風土とつながる体験は、デジタル全盛の時代にあって独自の価値を持つ。
おもちゃ学芸員が担う役割
この美術館で特徴的なのが「おもちゃ学芸員」と呼ばれる専門スタッフの存在だ。単なる受付・案内係ではなく、木のおもちゃと遊びの力を通じて訪問者の笑顔を引き出しながら、しまなみの自然の美しさや今治の歴史・文化の楽しさを伝える「案内人」として機能する。おもちゃを介した対話が生まれることで、大人も子どもも自然と地域への関心を深めていける設計になっている。
ワークショップとイベントプログラム
館内では定期的にイベントが開催されている。壊れたおもちゃを修理する「おもちゃ病院」は無料で参加できるプログラムであり、「クマさんキーホルダーつくり」は有料(一部先着無料)の手作り体験として実施されている。夏休み期間には特別な営業時間や企画も設けられており、季節に応じたプログラムが展開される。
今治・しまなみ観光との組み合わせ
しまなみ海道は自転車旅の聖地として知られ、今治は日本三大水城のひとつとされる今治城や来島海峡の雄大な潮流でも名高い土地だ。木のおもちゃ美術館はそうした歴史・自然資源と並ぶ新たな訪問先として位置づけられており、城下町観光や海道サイクリングと組み合わせた今治滞在をより充実させる拠点となっている。地元住民にとっては「木と遊びと地域文化」を日常的に体験できる場として、旅行者にとっては今治という土地の個性を凝縮して感じ取れる入口として、二重の役割を担う施設だ。
アクセス
愛媛県今治市にぎわい広場1−1 イオンモール今治新都市 1階
営業時間
10:00~18:00
料金目安
1,000円~1,500円
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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