
讃岐漆芸美術館
GALLERY
香川県高松市に構える讃岐漆芸美術館は、2014年4月20日に開館した世界で唯一の民営漆芸専門美術館です。讃岐漆芸の伝統を守り発信することを使命とし、収蔵・展示・体験を通じて漆芸文化を広く伝え続けています。
讃岐を代表する漆芸作家たちの作品世界
館内には磯井如真・磯井正美・音丸耕堂・谷澤不二松・岡田章人・安本一夫といった讃岐を代表する作家たちの作品が収蔵・展示されています。なかでも安本一夫は「讃岐漆芸の奇才」とも称される存在で、その小品を中心とした展示は漆芸ファンにとって見逃せないものです。これほど多くの讃岐漆芸の名匠たちの作品を一堂に鑑賞できる場は、世界中を探してもここだけです。
1年を通じて続く多彩な企画展
1階ギャラリーと2階展示場の二つの空間を活かし、漆芸展をはじめ日本画・水彩画・写真・ガラス工芸など多様なジャンルの企画展を年間を通じて開催しています。会場費は原則無料とし、作品の販売も可能にする「作家支援の美術館」という運営方針が、この館の大きな特徴のひとつです。香川県漆芸研究所を修了した寺嶋志乃が年1回のペースで個展を重ねるなど、讃岐漆芸の次世代を担う作家が育つ場としての役割も果たしています。
チャリティー衝動買い展——アートと社会をつなぐ場
定期的に開催される「チャリティー衝動買い展」は、各自が思わず購入してしまった品を持ち寄り、その逸話を語り交換するユニークな企画展です。誰でも出品・購入に参加でき、経費を除いた販売総額の全額が、災害支援金を受け付けている地方自治体またはユニセフへ寄付されます。アートを通じた社会貢献の場としても注目される取り組みです。
讃岐漆芸を「手」で体験するワークショップ
讃岐漆芸の技を実際に手で学べるワークショップも用意されています。漆芸体験は、お箸への漆絵付け(5,000円・送料・税込)と彫漆による小皿制作(5,000円・当日持ち帰り可)の2種類があります。9名以上の団体には割引料金が適用されるため、グループでの参加にも対応しています。
金継ぎ体験では、割れや欠けが生じた陶器・ガラス・漆器などを、漆を用いた伝統的な技法で修繕します。1人3,000円(2個まで)で、金継ぎ体験は1人からでも申し込みが可能です。讃岐漆芸ならではの技法を駆使した修復は、単なる補修を超えた工芸体験として来館者に好評を得ています。体験の予約は電話またはメールのほか、漆芸体験はオンライン予約にも対応しています。
アクセス
香川県高松市上福岡町2017-4
営業時間
定休館日: 水曜・木曜日
料金目安
ワークショップ:漆絵付けお箸¥5,000、彫漆小皿¥5,000、金継ぎ体験¥3,000
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