
吉岡温泉 葦の湯
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鳥取市郊外に静かに湯けむりをたなびかせる吉岡温泉。応和2年(962年)に発見されたとされる歴史ある温泉地で、1000年以上にわたって人々を温め続けてきた。源泉のやわらかな湯質と、山陰随一の高温が今も変わらず湧き続けている。
53℃の高温泉源が生む、鮮烈な湯あたり
吉岡温泉の源泉温度は53℃。全国平均が40℃前後であることを考えると、かなり高温の部類に入る。足湯「やすらぎの湯」では、湯に浸けた足が真っ赤に染まるほどの熱さを体感できる。各旅館でも全国平均よりやや高めの温度で提供されており、湯の力強さをしっかりと感じられるのが特徴だ。
やわらかい泉質と、冷え性・関節痛への効能
高温でありながら、泉質は「やわらかい」と表現されるのが吉岡温泉のもう一つの個性。冷え性や関節痛に効くとされており、温まりたい季節はもちろん、体の不調を抱えて訪れるリピーターも多い。くり返し湯に浸かることで、じんわりと体の芯まで熱が行き渡る感覚が得られる。
昭和の佇まいをそのまま残す、こじんまりとした温泉街
温泉街は徒歩10分ほどの範囲にまとまっており、あづまや旅館、温泉お宿おかじま、北川旅館、薬師湯、新生館、たから屋旅館、湯守の宿 田中屋、中島屋旅館、福田屋旅館、藤田旅館、摘草の宿 湯菜花など、個性豊かな旅館が並ぶ。いずれも「おかえりなさい」という気持ちでの迎え入れを旨としており、食事と熱々の湯で滞在者をもてなす小規模ならではのアットホームさが魅力だ。昭和の雰囲気をそのまま色濃く残した街並みは、慌ただしい日常を忘れさせてくれる。
分宿・研修旅行にも対応
グループや合宿利用にも対応しているのが吉岡温泉の柔軟な点だ。参加者が複数の旅館に分かれて泊まる「分宿」のスタイルにも旅館組合として対応しており、大人数での研修や部活・スポーツ合宿に活用されている。温泉街には多目的スペースやグラウンドなどの設備も整っており、練習と湯治を組み合わせた滞在が可能だ。周辺にはスポーツ・文化イベント会場も点在し、試合や大会に合わせた拠点としても使いやすい立地にある。
鳥取砂丘や山陰観光の起点として
令和元年に通行料無料の山陰自動車道 鳥取西道路が全線開通し、吉岡温泉ICを降りて車でわずか2分という抜群のアクセスが実現した。鳥取を代表する観光地・鳥取砂丘まで車で20分の距離にあるため、砂丘をはじめとした山陰各地の観光と温泉宿泊を組み合わせる旅の拠点としても最適。周囲には自然も豊かで、温泉街を起点に鳥取・島根の魅力をゆったり巡ることができる。
アクセス
山陰自動車道 鳥取西道路 吉岡温泉ICより車で2分
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