
近江八幡市立資料館
GALLERY
近江八幡市立資料館は、滋賀県近江八幡の伝統的建造物群保存地区に根ざした複合文化施設です。郷土資料館・歴史民俗資料館、国の重要文化財に指定された旧西川家住宅、そして瓦の歴史に特化したかわらミュージアムという、性格の異なる三施設が一体となって、近江商人の町が歩んできた歴史を多角的に伝えています。
商人の帳場と暮らしを映す資料館
新町通りの一角に位置する郷土資料館と歴史民俗資料館では、近江八幡ゆかりの遺物や歴史資料、古文書が展示されています。特筆すべきは、江戸から明治にかけての八幡商人の帳場風景を再現した展示です。帳簿や算盤、商売道具が並ぶ空間は、かつてここで息づいていた商いの実像を静かに語りかけてきます。
屋号「大文字屋」西川家の重要文化財住宅
同じく新町に建つ旧西川家住宅は、国の重要文化財に指定された近江商家の建築遺構です。屋号を「大文字屋」と称した西川家は、近江八幡屈指の豪商として地位を築いた家柄であり、その邸宅は近江商家特有の間取りや意匠を今日に伝えています。保存地区の街並みのなかで実際の商家建築を内側から見学できる機会は貴重です。
八幡瓦の歴史をたどるかわらミュージアム
多賀町に構えるかわらミュージアムは、建物そのものが瓦づくしの造りという、テーマと建築が一致した異色の施設です。かつて近江八幡で盛んに行われた瓦産業——八幡瓦——の歴史を、展示を通じて体系的に学べます。企画展も定期的に開催されており、2026年には地域の景観をテーマにした美術展も行われました。
瓦を自分の手で作るかわら焼き体験
かわらミュージアムには体験工房が併設されており、実際に八幡瓦を成形して焼くかわら焼き体験が楽しめます。解説を読むだけでなく、土を手で扱い、職人が培ってきた技法に触れることで、伝統工芸への理解が格段に深まります。観光の記念として、世界にひとつだけの瓦を持ち帰れるのも魅力です。
歴史地区の散策と組み合わせて
郷土資料館・旧西川家住宅は新町2丁目エリアに、かわらミュージアムは多賀町に位置しているため、美しい新町通りの町並み散策とあわせてめぐるのがおすすめです。近江商人の商都として栄えた街の空気を感じながら、複数施設を順にたどることで、近江八幡の歴史と文化が立体的に浮かび上がります。
アクセス
近江八幡駅から徒歩約10分
営業時間
9:00~17:00
料金目安
600円~2,000円
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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