
男鹿温泉交流会館 五風
GALLERY
男鹿半島の温泉郷に佇む交流施設「五風」は、単なる休憩スポットではなく、観光客と地域住民が同じ場で時間を共有できる、男鹿温泉郷のリビングルームのような存在だ。なまはげ太鼓の響きが聞こえてくることもあれば、地元の農産物が並ぶ市場が立つこともある。温泉街に根づいた生きた文化に触れたいなら、ここを拠点のひとつに加えてみてほしい。
施設名「五風」に込められた由来
「五風」という名は、江戸時代後期の紀行家であり日本民俗学の祖とも称される菅江真澄に由来する。男鹿を三度訪れた菅江真澄が残した五冊の図絵集——「男鹿の秋風」「男鹿の春風」「男鹿の涼風」「男鹿の島風」「男鹿の寒風」——は総称して「男鹿五風」と呼ばれており、施設名はそこから取られた。観光地としての男鹿だけでなく、この土地の自然や民俗を記録してきた歴史への敬意が、名前の中に静かに息づいている。
なまはげ太鼓ライブも開かれる200㎡のふれあいホール
施設の中核となるふれあいホールは広さ200平方メートル。男鹿を代表する文化体験のひとつ、なまはげ太鼓ライブの会場としても活用されている。貸し出し用のイスが200脚、会議用長テーブルが40脚用意されており、大人数のイベントや催事にも対応できる規模感だ。地域の文化・芸能に触れる機会として、旅行日程に組み込む価値がある。
無料で使える屋外足湯
五風の屋外には無料の足湯コーナーが設けられている。男鹿温泉の湯に気軽に触れられる貴重なスポットで、観光の合間にちょっと一息つきたいときにも立ち寄りやすい。なお、清掃や冬期のメンテナンス等により利用できない期間があるため、訪問前に確認しておくと安心だ。
21畳の和室・展示スペース・市場スペース
和室スペース(21畳)には水屋が備わっており、茶道教室や地域の集まりにも活用されている。展示スペースではイベントに合わせた販売コーナーの設置が可能。足湯脇の段上スペースは市場スペース(3区画)として、フリーマーケットや農産物の即売会などに利用されており、訪れるタイミングによっては地元の産品と思わぬ出会いがあるかもしれない。
アクセスと基本情報
男鹿温泉郷協同組合が管理し、定休日は設けていない(メンテナンス等で休館する場合あり)。駐車場は15台分確保されており、車でのアクセスにも対応している。
アクセス
秋田県男鹿市北浦湯本字草木原21-2。最寄駅・徒歩分は不明
営業時間
定休日なし(施設メンテナンス等で休館する場合あり)
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