
新田乃庄
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群馬県太田市・寺井町に構える「新田乃庄」は、群馬を代表する郷土料理「おきりこみ」の総本山を自認する和食の名店。この地は鎌倉初期より「新田御庄(にったみしょう)」と呼ばれた宮中直轄の領地であり、うどんや蕎麦のルーツとされる「ぶと」などの神饌料理が生まれた場所でもある。その八百余年の歴史と食文化を今に伝えることを使命として営業を続けている。
名物「おきりこみ」と豪族料理の世界
看板料理のおきりこみは、幅広の生麺を旬の野菜やきのこと一緒に煮込んだ群馬の郷土鍋。定番のしょう油味をはじめ、赤味噌味・合わせ味噌味など複数のバリエーションがあり、季節の素材を使った限定仕立ても提供される。おきりこみと並ぶ名物が「もっそ飯」で、平安時代の武将弁当を再現した豪族料理として位置づけられている。ユニークな一品としては、般若心経の文字を印字した「法燈」麺があり、海外メディア「RUPTLY TV」にも取り上げられた。「開運祈願うどん」は店頭販売も行われており、土産品としておきりこみのおみやげ麺も購入できる。
現在の営業拠点「寒山亭」
本店(旧館)は寺尾城趾に平安朝の豪族の邸を模して再建された建物で、銅茸丸屋根の大玄関と兜造りの陣屋構えが特徴。店内には槍や弓、武将の鎧、文化財資料が並び、古風な帳場が往時の空気を漂わせる。現在は本店での食事営業を行っておらず、別館の寒山亭が主な営業拠点。豪壮な武家の大館をアレンジした造りで、北関東随一の規模と内容を誇るとされ、周囲の竹林を望む広々とした空間が特徴だ。守り神として境内に立つ「寒山詩仙像」は全高約6メートルもあり、圧倒的な存在感で来訪者を迎える。
「侍レストラン」として伝える日本文化
近年は海外からの観光客も増加しており、侍や着物など日本の伝統文化を発信する「侍レストラン」としても活動。インバウンド対応を意識したサービスを展開している。国内でも、お祝い・ご法要などの会食から観光業者の団体利用、家族・友人とのカジュアルな食事まで幅広いシーンに対応しており、グループ利用には事前予約が安心(メニュー変更は7日前、人数変更は前日夜8時まで受け付け)。
営業情報
寒山亭の営業時間は、平日が昼の部11:00〜15:00(LO14:30)・夜の部17:00〜22:00(LO21:00)、土・日・祝日は11:00〜22:00(LO21:00)の通し営業。定休日は元日のみで、年間を通じてほぼ休まず営業している。
アクセス
JR太田駅から車で約15分(公式サイトに詳細記載なし)
営業時間
寒山亭:平日 11:00~15:00、17:00~22:00 / 土日祝 11:00~22:00、定休日:元日
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