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中山道広重美術館

中山道広重美術館

※写真はイメージです。

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中山道広重美術館は、歌川広重の作品を専門に収蔵・展示する浮世絵美術館です。その立地は意味深長で、江戸と京都を結んだ旧街道「中山道」の宿場町として栄えた岐阜県恵那市に位置し、広重が旅と風景を版画に刻み続けた精神と、美術館そのものの存在が重なり合っています。

広重作品が語る日本の山と海

当館が所蔵するコレクションは多彩なシリーズにわたります。「名所江戸百景」「冨士三十六景」「山海見立相撲」「魚づくし」、そして当館を代表する「木曽海道六拾九次之内」——これらは広重が残した風景画の精髄であり、江戸の都市景観から富士山の雄姿、地方の宿場、さらに海の幸にいたるまで、広重の視点で切り取られた日本の風土が一堂に収まっています。

現在開催中の企画展「浮世絵山海名所尽くし」(2026年6月18日〜8月23日)では、「山海見立相撲」や「冨士三十六景」などのシリーズから日本各地の山と海の絶景を、「魚づくし」からは山海の恵みを紹介しており、前期(〜7月20日)と後期(7月24日〜)で展示替えが行われます。観覧料は一般520円、20名以上の団体は420円。

開館25周年を記念する特別展

2026年8月27日から9月27日にかけては、開館25周年記念特別展「渓斎英泉・歌川広重 木曽海道六拾九次之内」が開催されます。この「木曽海道六拾九次之内」は当館を象徴するコレクションであり、年に一度だけそろいで出陳される展覧会として知られています。25周年を迎える今回は例年と趣向を大きく変え、渓斎英泉が着手した時期から歌川広重が完結させるまでを作画時期ごとに展示し、複雑な出版経緯を丁寧にひもといていきます。また、「ふるさとえな応援寄付金」によって2025年度に新たに収蔵された浮世絵7点が本展で初公開されることも注目点です。観覧料は一般820円(団体660円)。

見るだけで終わらない体験と学びの場

当館の魅力は展示にとどまりません。重ね摺り体験コーナーでは、浮世絵版画の制作技法を来館者自身が実際に試すことができます。学芸員による作品ガイドも定期的に実施されており、「浮世絵山海名所尽くし」に合わせて前期(7月5日)・後期(8月2日)それぞれ開催予定です。さらに、連続講座「浮世絵インパクト」では、広重の後継者である二代・三代広重など専門的なテーマへと踏み込んだ学習機会が設けられています。次世代を育てるこども版画コンクールも継続的に開かれており、子どもから大人まで浮世絵文化に多角的に触れられる仕掛けが揃っています。

地元スポンサーが支える無料鑑賞デー

(株)エナ重機、(株)銀の森コーポレーション、(株)サラダコスモ ちこり村、(株)デジタ、ナカヤマ・グループといった地元企業がスポンサーとして名を連ね、その支援により2027年3月末まで毎週水曜日と金曜日は観覧料が無料となっています。「誰もが気軽に浮世絵や美術に触れられる環境」をつくるという理念を、地域ぐるみで支えている点に、この美術館の地に根ざしたあり方が見えます。

アクセス

JR中央線恵那駅から徒歩約10分

営業時間

9:00~17:00

料金目安

企画展「浮世絵山海名所尽くし」:一般520円(20名以上の団体420円) 特別展「木曽海道六拾九次之内」:一般820円(20名以上の団体660円)

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価格帯
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対応言語
日本語 / 英語

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