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三重県民の森

三重県民の森

※写真はイメージです。

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三重県菰野町の山懐に広がる三重県民の森は、約45ヘクタールという広大なフィールドを舞台に、「人も自然も笑顔になる公園」というコンセプトのもと、子どもから大人まで多世代が本物の自然と向き合える場を提供している。単なる散策公園ではなく、学び・遊び・体験が一体となった森の総合フィールドだ。

45ヘクタールの森が育む豊かな生態系

園内は「自然の森」「野鳥の森」「冒険の森」などのゾーンに分かれ、遊歩道を歩けば野鳥、昆虫、爬虫類、草花、樹木といった多様な生き物を身近に観察できる。運が良ければフクロウなどの猛禽類や、鹿・リスといった哺乳類に出会えることもある。冒険の森にはフィールドアスレチックが整備されており、体を動かしながら自然の地形を感じることができる。中心部には自然学習展示館や芝生広場、つどいの広場もあり、思い思いの過ごし方で一日を満喫できる環境だ。

「山猿塾」で森の本質に触れる

通年プログラムの「山猿塾」は、この公園ならではの看板企画だ。「そもそも森ってなんだろう?」という根本的な問いから始まり、森の生き物や人との関係を学びながら、刃物や火の安全な扱い方まで身につける実践的な内容が特徴。自然の中で生き抜く知恵を体得するプログラムは、デジタル化が進む現代だからこそ、子どもたちに刺さる体験として機能している。

夜にしか見せない森の顔

「夜の森探検隊!昆虫を探そう!」は、懐中電灯を片手に暗い森の中を探検するナイトプログラム。羽化するセミの瞬間、カナブン・カミキリムシ・大きな蛾、そしてクワガタとの出会いが待ち受けている。昆虫が光に集まる習性を利用した「ライトトラップ」も実施され、教科書では学べないリアルな生態を目の当たりにできる。幼児の部と小学生以上の部に分かれており、年齢に合わせた体験設計がなされている点も見逃せない。

星空観望会と親子プログラム

月一回開催の「星空観望会」では、天体望遠鏡を使って星雲・星団まで夜空を楽しむ90分の体験ができる。一方、幼児向けの「えながっこ」は、親子で森を歩きながら子どもたちが大人の見落とす小さな発見を積み重ねていくプログラム。子どもたちひとつひとつの発見を「世界との出会い」と位置づける姿勢に、スタッフの教育哲学が滲む。

会員制活動「モリメイト」と森林教育拠点

継続的に公園に関わりたい人向けの「モリメイト」制度もあり、ウシガエル・ザリガニつりといったユニークな活動が定期開催される。また「みえ森林教育ステーション」として森林教育の公的な拠点機能も担っており、学校や団体の環境学習受け入れにも対応。生物多様性を職員自身が理解し、利用者に人と生き物の共生共存を伝えるという公園の姿勢が、プログラムの質の高さに直結している。

アクセス

三重県三重郡菰野町大字千草字西見石7181-3

営業時間

9:00-17:00(12月29日-1月3日休園)

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