
黒磯神社
GALLERY
那須塩原市の中心部、黒磯駅から徒歩わずか4分の場所に鎮座する黒磯神社は、明治35年(1902年)の創建以来、黒磯地域の人々の心のよりどころとして歩み続けてきた総鎮守です。三柱の主祭神が持つ多彩な御神徳を求めて、縁結び・商売繁盛・病気平癒など、さまざまな願いを抱いた参拝者が今も絶えず訪れます。
地域の発展とともに生まれた総鎮守
国道と鉄道の開通によって交通の要地として急速に発展した明治期の黒磯。人口が増え活気づく地域の中で、「敬神愛国・報本反始・協心一致」の精神を掲げる信仰心篤き人々が一堂に集いました。地元の旧家・渋井家が社地を寄贈し、住民が奉仕を重ねることで、黒磯の地に総鎮守としての神社が誕生しました。単なる宗教施設としてではなく、地域共同体の結束の象徴として生まれたことが、黒磯神社の大きな特色です。
三柱の主祭神と豊かな御神徳
主祭神は、日本神話における最高神であり太陽の神として国土を照らす天照皇大御神、国土の開拓・医療・縁結びの神として出雲大社でも知られる大己貴命(大国主命)、五穀豊穣と商売繁盛を司る稲荷神・宇迦御魂命の三柱です。さらに素戔嗚命・少彦名命・中筒男命・八幡大神も配祀されており、家内安全・心身健康・商売隆盛・病気平癒・縁結びと、参拝者の幅広い願いに応える多くの御神徳が集まっています。
氏子たちの手で再建された神明造の社殿
現在の社殿は、昭和39年(1964年)の焼失を受け、翌昭和40年(1965年)に氏子たちの寄進によって鉄筋コンクリートで再建されたものです。伊勢神宮に代表される神明造の建築様式を採用しており、余計な装飾を排した直線的なフォルムの中に、清潔で荘厳な雰囲気が漂います。中央の拝殿は参拝者を堂々と迎え、神楽殿では地域の祭りや行事が今も執り行われ、信仰と文化の継承の場となっています。
境内に宿る多彩な歴史と信仰
広い境内には、本殿・拝殿以外にも見どころが点在しています。
足尾神社は大正9年(1920年)、茨城県足尾山から分祀建立されたもので、御祭神は面足尊と惶根尊。手足の病の平癒・健康長寿・美容成就のご神徳で知られ、男女一対の御神像が技芸や夫婦円満を願う人々から篤く信仰されています。
光玉稲荷神社は社殿に隣接して鎮座し、宇迦之御魂命を祀ります。隣に置かれた願掛け岩(協議玉)は古くから祈願の場として親しまれており、商売繁盛や家内安全を願う参拝者が手を合わせます。
境内にはほかにも、四国阿波(徳島県)から移住した人々が建立した五角柱の阿波地神碑、第61回御遷宮記念行事参加の御神馬像、地域の戦没者・創建寄進者ら約246柱の御霊を祀る祖霊舎が並び、黒磯という土地を築いてきた人々の歴史と祈りが境内のあちこちに刻まれています。
三種の御朱印
御朱印は通常の黒磯神社御朱印のほか、光玉稲荷神社御朱印・足尾神社御朱印の計三種(各500円)を授与しています。それぞれ異なる社殿・神格を持つため、境内をじっくりめぐりながら三社すべてを参拝し、それぞれの御朱印を受け取る参拝者も少なくありません。御朱印の授与時間は9時から15時までです。
アクセス
JR宇都宮線黒磯駅より徒歩約4分
営業時間
9:00~15:00、定休日: なし
料金目安
御朱印 500円(税込)
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