メインコンテンツへスキップ
SOROU.JP日本全国情報ポータルサイト
日光東照宮

日光東照宮

Photo: Ray in Manila / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons
この店のオーナーですか?注目枠に掲載できます詳細

日光東照宮は、江戸幕府初代将軍・徳川家康を神として祀る霊廟であり、江戸時代の建築・彫刻技術の粋を集めた圧巻の社殿群が、深い杉の森に抱かれるように立ち並ぶ。1999年にユネスコ世界文化遺産に登録され、年間を通じて国内外から多くの参拝客が訪れる、日本を代表する聖地のひとつだ。

家康公を神として祀る、霊廟の誕生

徳川家康は1616年に75歳で世を去った。その遺言には「死後は日光山に小堂を建てて神として祀り、八州の鎮守になろう」との言葉が残されている。これを受けて2代将軍・秀忠が1617年に現在の地に東照社を創建。さらに3代将軍・家光が1634年から約1年半をかけて大規模な造営を行い、現在の社殿群の原型を完成させた。この大改築には全国から腕利きの職人が集められ、費用は現代の価値で数百億円にのぼるとも言われている。家康の神号は「東照大権現」であり、東照宮の名はこれに由来する。幕府の権威と天下太平への祈りを体現するかのように、社殿のひとつひとつが驚くべき精巧さで作り上げられた。

圧巻の陽明門と5000以上の彫刻群

東照宮を語るうえで欠かせないのが、「日暮の門」とも呼ばれる陽明門の存在だ。高さ約11メートルの二階建てで、白地に金と彩色が施された柱や梁には、人物・獅子・鳳凰・唐獅子・雲龍など500以上の彫刻が施されている。あまりに美しく、眺め始めると日が暮れるのを忘れてしまうというのが「日暮の門」の由来だ。東照宮全体では、社殿に施された彫刻の数は5000以上にのぼるとされ、そのどれもが精緻を極めている。

なかでも特に有名なのが、「見ざる言わざる聞かざる」の三猿だ。神厩舎(馬小屋)の長押(なげし)に施されたこの彫刻は、人の生き方の戒めを8面の物語として表現しており、三猿はその一場面にすぎない。しかし世界中にその名が広まり、今では東照宮の象徴的存在となっている。また、眠り猫と呼ばれる小さな彫刻も見逃せない。奥宮へ続く坂下門の欄間に位置し、江戸時代の名匠・左甚五郎の作と伝えられている。ぐっすり眠るような愛らしい姿の裏には、裏側に雀が彫られており、猫が眠るほど平和な世を表すという深い意味が込められているとも言われている。

奥宮と家康の墓所

陽明門をくぐり、唐門や本殿を参拝した後は、ぜひ奥宮まで足を延ばしたい。坂下門から続く207段の石段を登ると、鬱蒼とした杉並木の奥に奥宮宝塔がある。ここが徳川家康の墓所にあたり、五輪塔形式の銅製の塔がひっそりと立っている。石段の両脇を覆う樹齢400年超の杉の巨木が作り出す荘厳な雰囲気は、下界の煌びやかさとは対照的な、静謐で神聖な空間だ。参拝者はここで改めて家康という人物の偉大さと、この地に刻まれた歴史の重みを感じることができるだろう。

四季折々に変わる日光の表情

東照宮の魅力は社殿だけではない。日光の自然と相まって、季節ごとに異なる美しさを見せてくれる。

春(4月下旬〜5月)には境内の桜やヤシオツツジが咲き、極彩色の彫刻と淡い花の色が見事な調和を見せる。夏(7〜8月)は深緑に覆われた山の空気が清涼で、避暑地として人気が高い日光ならではの涼しさを楽しめる。また8月17日には、家康の遺骸を久能山から日光へ移した故事を再現する「百物揃千人武者行列」が行われ、甲冑姿の武者が練り歩く壮観な光景が広がる。

秋(10月〜11月中旬)は日光屈指の見どころのひとつ。境内を囲む杉の深緑に、モミジやイチョウの紅葉・黄葉が加わり、極彩色の社殿との組み合わせが息をのむような美しさを作り出す。紅葉の見頃には多くの人が訪れるため、平日の朝早い時間帯の訪問が快適だ。冬(12月〜3月)は積雪による雪景色が幻想的で、人出が落ち着く分ゆっくりと参拝できる。

周辺スポットと合わせた日光散策

東照宮の周辺には、同じく世界遺産を構成する見どころが集中している。東照宮に隣接する二荒山神社は日光二社一寺のひとつで、縁結びの神として信仰を集める。また輪王寺の三仏堂は国内最大級の木造建築のひとつで、金色の三体の仏像が安置されている。

少し足を延ばせば、大自然の景勝地も楽しめる。華厳の滝や中禅寺湖は東照宮からバスで約30分。いろは坂を上った先に広がる奥日光の雄大な景観は、歴史探訪とは異なる日光の魅力を存分に味わわせてくれる。

アクセスと参拝情報

東照宮へのアクセスは、東武日光線または JR 日光線の「日光駅」から東武バスで約10分、「西参道」または「表参道」バス停下車が便利だ。東京・浅草から東武特急「リバティけごん」を利用すれば、乗り換えなしで約1時間50分とアクセスしやすい。

境内は広く、主要な社殿を一通り見て回るには最低でも1〜2時間は見ておきたい。奥宮まで含めると2〜3時間が目安。拝観料は大人1,300円(奥宮含む)で、周辺の二荒山神社・輪王寺と合わせた共通券も販売されている。参拝は年中可能だが、11月〜3月は17時閉門と早めになる点に注意しよう。

アクセス

東武日光駅からバス10分

営業時間

8:00〜17:00(11月〜3月は16:00まで)

料金目安

¥1,300(拝観料)

外部予約・検索サイトで探す

下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。

※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。

シェアする

RELATED SPOTS

関連するスポット(8件)

この情報の関係者の方へ

公式サイト等の情報を元に紹介しています。内容に誤りがあれば、オーナー申請から無料で修正・削除いただけます。

オーナー申請