
光雲寺
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長崎市出来大工町に佇む曹洞宗の古刹・光雲寺は、約370年の歴史を持ちながら、現代の参拝者の心と暮らしに寄り添い続けている寺院です。坐禅・写経会の毎月開催、屋内型納骨堂、年間を通じた法要など、信仰と日常生活の両面で地域を支える存在として知られています。
長崎奉行の月見屋敷跡に誕生した370年の歴史
光雲寺の創建は正保3年(1646年)にさかのぼります。曹洞宗の僧・松雲宗融が、師である晧台寺重興開山・一庭融頓とともに、時の長崎奉行・馬場三郎佐衛門に願い出て、奉行の月見屋敷であった堂門川畔の現在地に建立を許可されました。奉行所ゆかりの地に根を下ろしたというこの由来は、長崎の歴史の深さを物語っています。
江戸時代には幾度かの火災に見舞われ、そのたびに伽藍を再建してきましたが、昭和46年(1971年)に長崎市の文化都市整備区画事業によりすべての建物が撤去されました。現在は鉄筋コンクリート4階建てのビルとして生まれ変わり、都市の中の寺院という新たな姿で信仰の場を提供しています。境内には卜意地蔵も祀られており、参拝者が手を合わせています。
長崎四国八十八ケ所 第17番霊場
光雲寺は長崎四国八十八ケ所霊場の第17番札所でもあります。四国遍路を模した長崎独自の巡礼路の一拠点として、地元の信者だけでなく霊場巡りを目的とした参拝者も多く訪れます。年間を通じてお彼岸やお盆をはじめとする法要が執り行われており、供養・祈祷も随時受け付けています。
毎月開催の坐禅・写経会――宗派を問わず参加できる実践の場
光雲寺の大きな特色のひとつが、毎月開催される「坐禅・写経会」です。曹洦宗では坐禅を組むことによって仏に近づくことを根本の教えとしており、その日常実践の場として位置付けられています。参加費は500円で、写経道具一式は寺院が用意しています。特定の宗派や信仰を持たない方、坐禅がはじめての方も歓迎されており、静寂の中で自分を見つめ直す時間として幅広い層に親しまれています。
開催は本院と滑石分院の2か所で行われ、近年は参加者が増えているとのことです。住職は毎月ホームページにその月の言葉を綴っており、遠方からでも寺の息吹に触れることができます。
屋内完備の納骨堂と、増える終活相談
光雲寺の納骨堂は、屋内駐車場を完備した全天候型の施設です。雨天や寒い時期でも快適にお参りできる環境が整えられており、高齢の参拝者や遠方からの家族連れにも配慮された造りになっています。申し込み受け付け中で、少子高齢化に伴う墓じまいや終活を検討している方からの相談も増えているといいます。信仰の場であると同時に、現代の暮らしの変化に向き合う窓口としての役割も担っています。
アクセス
諏訪神社電停から徒歩1分
営業時間
坐禅・写経会は毎月開催。詳細は要問合わせ。
料金目安
坐禅・写経会参加費 500円
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店舗詳細
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