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高麗神社

高麗神社

※写真はイメージです。

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716年という奈良時代にまで遡る高麗神社は、埼玉県日高市新堀に鎮座する古社です。日本列島に渡来した高句麗人たちの歴史と信仰が凝縮されたこの神社は、「出世明神」として近現代の政治家・文化人にも絶大な信仰を集め、今日も全国から参拝者が訪れます。

高麗王若光と高句麗人たちの足跡

716年、朝廷は関東各国に散在していた高麗人(高句麗人)1799人を武蔵国に集め、高麗郡を新設しました。その郡司として着任したのが、主祭神である高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)です。若光はこの地に根を下ろし、人々とともに荒野の開拓に生涯を捧げ、日高の地で没しました。軍民はその遺徳を深く偲び、若光の御霊を高麗郡の守護神として祀ったのが高麗神社の始まりとされています。

祭神は高麗王若光のほか、武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)と猿田彦命(さるたひこのみこと)の三柱で構成されており、出世開運・家内安全・厄除祈願・交通安全などの神徳を持つとされています。渡来人が切り拓いた大地に根ざすこの神社は、単なる信仰の場を超え、古代における日本と朝鮮半島との交流を今に伝える歴史的な場所でもあります。

「出世明神」と呼ばれる所以

高麗神社が「出世明神」として広く知られるようになったのは近代以降のことです。参拝した後に内閣総理大臣へ就任した政治家が相次いだことから、政界での出世を願う参拝者が全国から集まるようになりました。政治家のみならず文化人の参拝も多く、そのご神徳を求めて訪れる人は現在も後を絶ちません。

一度参拝した政治家が要職に就くたびに話題となるこの「出世伝説」は、特定の個人のエピソードを超えて神社の象徴となっており、就職・昇進・受験など人生の転機を前にした参拝者の心を引きつけています。

年間を彩る祭事

高麗神社では一年を通じて数多くの祭事が執り行われます。2月中旬の祈年祭に始まり、3月下旬には桜花祭が行われることから、境内では花・植物が見どころのひとつとなっています。5月には若光祭と、716年の高麗郡建郡を記念した高麗郡建郡記念神恩感謝祭(5月16日)が続き、古代の歴史を振り返る機会が設けられています。

夏の夏越大祓式(6月下旬)、秋の観月祭(9月の十五夜)、天皇皇后両陛下行幸啓記念神恩感謝祭(9月23日)、例祭(10月19日)、新嘗祭(11月23日)と季節ごとに祭事が続き、年末の年越大祓式(12月30日)で締めくくられます。また、毎月1日と15日には月次祭が行われており、日常的な参拝の節目にもなっています。

御祈祷・授与品・参拝環境

境内には神職が常駐しており、御朱印の授与をはじめ、お祓い・ご祈祷、自動車のお祓い、神前結婚式、出張祭典、神道式の葬儀など幅広い祭礼・神事に対応しています。全国でも珍しいお水取り・お砂取りにも対応しており、参拝者が神域の気をいただいて持ち帰ることができます。

アクセス面では無料駐車場が400台分整備され、大型バスにも対応しているため、団体参拝や遠方からの参拝にも利便性の高い環境が整っています。自然に囲まれた静謐な境内で、1300年を超える歴史の重みをじっくりと感じることができます。

アクセス

埼玉県日高市新堀833。最寄駅情報は不明

営業時間

9:00~17:00

料金目安

500円~1,500円

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