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桐生天満宮

桐生天満宮

※写真はイメージです。

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桐生天満宮は、関東五大天神の一つに数えられる格式高い神社で、京都・北野天満宮の御分霊を祀り、桐生領の総鎮守として長年にわたり地域の信仰を集めてきた。2023年(令和5年)6月23日には文化庁の文化審議会が文部科学大臣へ答申し、社殿群をはじめ計7点が国指定重要文化財となったことで、その歴史的・文化的価値が改めて国に認められた。

国指定重要文化財となった社殿群

令和5年に認定を受けた国指定重要文化財は、本殿・幣殿・拝殿(一棟)、末社春日社本殿(一棟)、御内陣の宮殿(一基)、末社機神神社本殿(一棟)の建造物4件に加え、本社幣殿拝殿妻之図(社殿絵図)・御社殿棟札(四枚)・御注文書(古文書一冊)の所蔵品3件が含まれる。境内に残る建物と文書が一体的に重要文化財に指定されるのは珍しく、社殿の造営過程まで記録が揃っている点に学術的な価値がある。桐生市が国重要伝統的建造物群保存地区に指定されている歴史的町並みのなかで、天満宮の社域はその象徴的な存在となっている。

二柱の御祭神と桐生の産業

主祭神は天穂日命(あめのほひのみこと)で、産業開発の神として産業の発展振興・社業の安全と繁栄を司る。副祭神の菅原道真公は学術の神として、創意工夫や適格判断の向上に霊験があるとされる。末社に機神神社が鎮座していることは、桐生が古くから織物産業の町として栄えてきた歴史とも深く結びついており、繊維業をはじめとする地場産業の守護として代々信仰されてきた背景がある。

多彩な祈願と八方除

祈願の種類は幅広く、個人向けには安産・合格祈願・病気平癒・健康長寿など多岐にわたる。法人・事業者向けには社内安全・業務安全・工事安全・輸送安全・火災除け・盗賊除けなど、職場・現場ごとのニーズに対応した祈願を受け付けている。

なかでも特徴的なのが八方除祈願で、年齢・性別・季節を問わず全ての人を対象とし、地相・家相・方位方角・日柄などによる悪事災難を取り除く祈願である。転勤・転職・移転・開業・新築・増改築など、生活や仕事環境が大きく動くタイミングに合わせて申し込む参拝者が多い。昇殿祈願はすべて予約制となっており、電話またはFAXによる事前予約が必要。遠方からの参拝者向けに、手紙・FAXでの予約受取り祈願(後日受け取り)にも対応している。夏季(6月〜9月)は昇殿祈願がAM8:00〜12:00、出張祭典がAM8:30〜10:30に限定される。

御朱印と骨董市

御朱印は年間を通じて書き置きのみの対応で、直書きは行っていない。また年末12月26日から年始1月6日は社務多忙のため御朱印の受付を中断している。参拝前に確認しておくとよい。

境内では古民具骨董市も開催されており、神社参拝とあわせて立ち寄る地元住民や収集家も多い。歴史的な社殿を背景に並ぶ骨董品は、桐生の町の時間の重なりを感じさせる独特の光景だ。

アクセス

群馬県桐生市天神町1-2-1

営業時間

夏季(6月~9月)昇殿祈願 AM8:00~12:00、出張祭典 AM8:30~10:30(季節・天候により変更あり)

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