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iro coffee
※写真はイメージです。

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青森県弘前市に構えるiro coffeeは、スペシャルティコーヒーの専門店として世界各地の厳選豆を取り扱う、こだわりの一軒だ。焙煎から店舗運営までを一人でこなすオーナーが、豆の選定・焙煎・販売のすべてに目を行き届かせている。主体となる焙煎レベルは浅煎りから中煎り。コーヒー豆が本来もつ産地由来のフレーバーを最大限に引き出すことを軸に据えており、「味のためなら手を抜かない」という姿勢が各ロットの詳細な説明文にも滲み出ている。

個性際立つラインナップ

取り扱う豆の顔ぶれは、コーヒー愛好家の目を引くものが揃う。エチオピア・シャンタウェネのナチュラルロットは、2020年エチオピアCOEで優勝した生産者ニグセ・ゲメダ氏の手によるもの。完熟チェリー由来のブルーベリーやプラムを思わせる甘くジューシーなフレーバーと、シルキーな口当たりが特徴で、冷めるにつれてベリー系の甘みがより鮮明になる。

コロンビアのラインナップも充実している。ウィラ州の名門エルディビゾ農園が手掛けるブルボンアヒ品種は、「アヒ(唐辛子)」という名を持ちながら、ローズを思わせる華やかな香りとレモングラスや山椒を連想させるハーバルでスパイシーな複雑さが同居する唯一無二の一本。エルパライソ農園のライム・サーマルショックウォッシュドは、ジンジャーやカルダモンのようなスパイシーなアロマが温かいうちは奥行きを与え、冷めるにつれてライムのような爽やかな酸へと変容していく。

イエメン・モカマタリのピーベリーはアナエロビックナチュラル精製で、赤ワインやチョコレートを思わせる香りと、レーズンのような果実味、長く続くチョコレートの余韻が楽しめる。ブラジルのグアリロバ農園からはゲイシャ品種のアナエロビックナチュラルが届いており、穏やかな発酵感とクリーンな口当たり、柔らかい花の香りにスパイシーさが重なるという上品な仕上がりだ。

精製プロセスへの深い探求

iro coffeeが他の豆売り専門店と一線を画すのは、豆の背景にある精製プロセスの詳細な解説にある。単に産地名やフレーバーノートを並べるのではなく、「なぜその風味が生まれるのか」を丁寧に言語化している点が特徴だ。

たとえばエルパライソのライム・サーマルショックウォッシュドでは、オゾン水での洗浄・殺菌から第一・第二嫌気性発酵の温度管理(19℃→21℃)、そして40℃の温水と12℃の冷水を交互に用いる「サーマルショック」によってパーチメントの微細な隙間を開閉させ、生成された香りの成分を豆の内部に閉じ込める工程まで、購入者が納得して選べるだけの情報量が提供されている。仕上げの乾燥も42℃・相対湿度25%の管理環境で行われ、過発酵や酸化を防ぎながら繊細なフレーバーを守る。

コロンビア・ラス・フローレスのタビ種ウォッシュドでは、BRIXが22〜26度に達する完熟チェリーを手摘みで収穫し、浮力選別でディフェクト豆を除去するところから精製が始まる。オキシデーション(好気性発酵中の酸素接触)、浸水発酵、二次発酵、サーマルショック、機械乾燥という多段階プロセスは、甘酸っぱいラズベリーのフレーバーへと結実する。

オンライン販売とお届けについて

iro coffeeはオンラインでの豆の販売も行っており、クリックポストでの発送に対応している。焙煎から発送まで一人でこなしているため、注文から発送まで2〜3日ほどかかる場合がある。1回の注文は400gまで(100g袋4個、または200g袋2個などの組み合わせ)。「なるべく早く届けるべく全力を尽くす」というオーナーのメッセージにも、このショップの誠実な姿勢が表れている。弘前に足を運ぶ機会がなくても、産地の物語を纏ったカップを手元で楽しめる貴重な選択肢だ。

アクセス

青森県弘前市野田1-3-16(Angelique 2F)

料金目安

¥1,300~¥2,800(コーヒー豆100g単位)

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店舗詳細

価格帯
$$
対応言語
日本語

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