
いまばり日曜朝市
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1988年(昭和63年)5月8日、今治商店街協同組合の主導により産声を上げた「いまばり日曜朝市」。毎月第2・第4日曜日の朝8時から11時という、週末の清々しい時間帯に今治市の商店街アーケード内で開かれるこの定期市は、38年以上の歳月を経てなお変わらず続いている。地域経済の活性化と住民同士の交流を深めることを掲げて始まったその場は、今なお今治の暮らしに根ざした週末の習慣となっている。
アーケードという"屋根"が生む安心感
屋外型の青空市場と一線を画す最大の特徴が、商店街アーケードの屋根の下という開催環境だ。四国の夏に差し込む強い陽差しも、突然の雨も気にせず買い物に集中できる。傘を持ってきていなかった朝でも、出店者が軒を連ねるアーケードの中を気持ちよく歩き回ることができる。この天候に左右されない安定した場の設計が、長年にわたって常連客を引き付けてきた理由のひとつだ。
生活を丸ごとカバーする5つのカテゴリ
並ぶ商品のジャンルは、食料品・衣料品・日用雑貨・園芸品・手作り品の5つ。朝の食卓に並べる食材から、季節の草花や植木、暮らしの道具、作り手の温度が伝わるハンドメイド品まで、日常生活のさまざまな側面が朝3時間の市に凝縮されている。スーパーやホームセンターで揃えるのとは異なる、人の手と顔が見えるラインナップが、週末の朝に足を運ぶ動機になっている。
今治の週末に溶け込んだコミュニティの場
売り手と買い手が顔見知りになりやすい規模感と、週末の朝という時間帯が組み合わさることで、この朝市は純粋な商取引の場を超えた地域の交流拠点としての役割を担ってきた。今治商店街協同組合が開催の目的として明確に掲げる「地域住民の交流」という言葉は、38年間の継続という事実そのものによって証明されている。買い物のついでに立ち寄る近所の顔なじみとの立ち話、初めて訪れる人を温かく迎える出店者の雰囲気——そうした空気感が、この市の変わらぬ魅力といえる。
アクセス
しまなみ海道・今治ICから車で約10分。今治市街のアーケード商店街内という立地のため、今治城や南光坊、今治タオルの専門店といった周辺の観光スポットとあわせて訪れる計画も立てやすい。しまなみ海道サイクリングの拠点として注目される今治を訪れる際に、開催日と時間帯が合えばぜひ寄り道したいスポットだ。
アクセス
しまなみ海道・今治IC 車 10分
営業時間
毎月第2・第4日曜日 8:00~11:00
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