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飯田市立動物園

飯田市立動物園

※写真はイメージです。

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飯田市の中心部に位置する飯田市立動物園は、入園無料で誰でも気軽に訪れられる「まちなかの動物園」です。2023年に開園70周年を迎えたこの園は、「どうぶつもひとも心地よく」というコンセプトのもと、遠足の園児から学校帰りの学生、家族連れまで地域のさまざまな人々が日常的に立ち寄る憩いの場として長く愛されてきました。

個性際立つ動物たちとの出会い

園内にはフンボルトペンギン、アンデスコンドル、ニホンカモシカ、ホンドタヌキ、アメリカビーバー、ニホンザル、カピバラ、アルパカ、ポニーなど多彩な動物が暮らしています。10年前の改修では、それぞれの動物が本来の生活を再現できる展示場づくりが工夫され、野生に近い姿を観察しやすくなっています。

南アルプスを背景に岩の上でたたずむニホンカモシカは国の特別天然記念物で、飯田市立動物園にいる個体は四国産。当初は警戒して近寄らなかったものの、今では人に慣れてきて、飼育員がシラカシを採取しに来ると様子を見に近づいてくるほどになっています。

アンデスコンドルは翼長が3メートルに達し、空を飛べる鳥のなかでも最大級の存在です。涼しい季節には月2〜3回、シカ肉を毛皮や骨つきのまま与える「屠体給餌」を実施しており、豪快に食べる野性的な姿を間近で観察できます。現在オスとメスのペアで飼育しており、繁殖を目指しています。

フンボルトペンギンの展示場には草木が生えており、繁殖期になるとペンギンたちが草や葉っぱ、小枝を咥えて巣穴に運ぶ微笑ましい光景が見られます。プール掃除やエサのあとにはドルフィンジャンプを披露することも。1羽1羽に個性があるので、じっくり観察するほど発見があります。

ホンドタヌキは夏と冬で体型が大きく変わるのが見どころで、夏はスリムに、冬はふっくらとした姿になります。アメリカビーバーは夜行性ですが寒くなるにつれて活動が活発になり、土や石を運んで巣を作る行動を観察できます。ポニーの「大五郎」はぱっつん前髪が特徴的で、「お手」と「おまわり」を習得済み。飼育員が名前を呼ぶと鳴きながら近づいてくる賢さも魅力です。

体験で深まる動物との距離

園内では動物との距離をぐっと縮める体験プログラムが充実しています。ニホンザル・カピバラ・アルパカへのエサやりでは、食べる瞬間や仕草をすぐ近くで見られ、日常では気づけない動物の個性や反応を発見できます。

豆汽車「弁慶4世号」は園内の裏側を巡るユニークな乗り物で、運転手でもある飼育員が動物について楽しく解説してくれます。普段見えない場所からの視点と専門家ならではの話は、大人も子どもも夢中になれる体験です。

乗り物カートは50円で乗車でき、なかでも「エンリッチメント号」では、動物たちのより良い暮らしのための取り組みに来園者が投票できる仕組みが設けられています。お金を払って楽しむだけでなく、動物園の運営に参加するという新しい体験が提供されています。

地域とともに歩む動物園

「いいだ動物園マルシェ」では動物園がまちの広場に変わる日として地域と交流するイベントが行われ、自然体験活動ワークショップ「杜と動物園のようちえん」なども定期開催されています。エサや寄付といった来園者からのあたたかい支援にも支えられながら、「小さいけれど、ここにあってよかった」と思ってもらえる動物園を目指して歩み続けています。

訪れる前に知っておきたいこと

入園料は無料で、車いすや雨傘・日傘の貸し出しサービスもあります。汽車前の広場には机とベンチが多数あり、授乳室も完備されているので小さな子ども連れでも安心です。動物との直接ふれあいは行っていませんが、エサやり体験で十分な近さで動物を感じられます。周辺駐車場の空き情報はリアルタイムで確認できるので、来園前に確認するとスムーズです。

アクセス

〒395-0046 長野県飯田市扇町33

営業時間

9:00〜16:30、定休日:月曜、祝日の翌日

料金目安

入園無料、乗り物カート50円

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店舗詳細

価格帯
$
対応言語
日本語

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