
螢(HOTARU)
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和歌山市狐島にたたずむ本格中国料理店「螢(HOTARU)」。使い捨ての素材・既製品とは一線を画す、食材・調味料・器のすべてに徹底したこだわりを貫く一軒だ。食べログやホットペッパーが並べるスペック以上の"店の顔"を知りたいなら、以下を読んでほしい。
店名の由来——景德鎮の蛍焼き
店名「螢」は料理そのものではなく、料理を盛る器に由来する。使用するのは中国・景德鎮で作られる「蛍焼き」と呼ばれる磁器。千年以上の歴史を誇る名産地の逸品で、鮮やかな青と透かし模様が特徴の美しいデザインは、現在では入手が難しい希少品だ。その器が食卓に並ぶだけで、料理に高級感と物語が宿る。単なる「入れ物」ではなく、コースの一部として体験できる演出が螢ならではの魅力だ。
厳選食材——豚肉は平田牧場の三元豚、魚介は生食可能なものだけ
豚肉料理に使うのは山形の「平田牧場の三元豚」。臭みがなく脂が甘いのが特徴で、脂身と赤みのバランスが酢豚・回鍋肉との相性を高める。産地指定で素材を選ぶ姿勢が、一口食べたときの「なぜかくも旨いのか」という驚きの下地になっている。
魚介類は和歌山中央市場から仕入れた北海道産の毛ガニ・ホタテ・エビが中心で、すべて生食できる鮮度のものだけを使用する。港町・和歌山の地の利を最大限に活かした仕入れルートが、中華料理でありながら魚介の鮮度感が際立つ皿を生み出す。
自家製調味料と中国直輸入の香辛料
調味料はすべて店内で手作り。市販品では再現できない複雑な旨味のベースになっている。さらに、本場中国から取り寄せた日本では流通しにくい香辛料を使用しており、「どこかで食べた中華とは違う」と感じさせる本場感の核心はここにある。
ランチ・ディナーコース・アラカルトの三本立て
ランチ(11:30〜14:30)はボリューム重視の本格中華をカジュアルな価格帯で提供。平日の一人ご飯から家族連れまで幅広く利用できる。ディナー(17:30〜21:30)はシェフの旬のおすすめをベースにしたコースで、予算に応じたメニュー構成の相談にも応じる。記念日や接待など、特別な席でも使いやすい柔軟な対応が心強い。
アラカルトの目玉——48時間仕込みの本格北京ダック
アラカルトで特に知られるのが北京ダックだ。アヒルの下処理から丸ごと仕込み、冷凍や既製品は一切使わない。その仕込み時間はなんと48時間。パリパリに仕上がった皮を、店内で作る自家製の甜麺醤・きゅうり・ネギとともに専用の包み皮(カオヤーピン)で包んでいただく。香ばしさと甜麺醤の風味が溶け合う一皿は、この店に足を運ぶ理由として何度も挙げられる看板料理だ。
テイクアウトとアクセス
螢に併設するテイクアウト専門店「BONBON」(和歌山市7番丁24番1)でも一部メニューの持ち帰りが可能(11:30〜14:30、火曜定休)。本店はJR和歌山駅から車で約10分、東松江駅から徒歩約10分のFOXYテラス1階。100台以上の共同駐車場完備で、車でのアクセスにも困らない。席数は座席20席・カウンター10席。予約はお電話(073-454-2115)で。
アクセス
JR和歌山駅から車で10分 東松江駅から徒歩10分
営業時間
11:30~14:30(L.O:14:00)、17:30~21:30(L.O:21:00) 定休日:火曜日
店舗詳細
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