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orange otaru

orange otaru

※写真はイメージです。

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小樽の港町に、旅人も地元の人も思わず足を止める不思議な空間がある。色内通りに佇む「orange otaru」は、洞窟のような外観と南国を思わせる店内が印象的な隠れ家系レストランバー。地元では知る人ぞ知る名店として、静かに愛され続けている。

洞窟から南国へ、非日常の扉を開く

北海道小樽市色内2丁目、小樽駅から徒歩数分の場所に位置するorange otaru。ビルの1階に構えるその入り口は、まるで洞窟の入り口のような個性的な外観が目を引く。一歩踏み込めば、そこには北海道の港町とはかけ離れた、南国のリゾートを思わせる温かみのある空間が広がる。間接照明に照らされた落ち着いた雰囲気のカウンターやテーブル席が並び、日常のざわめきから切り離されたような静寂と心地よさが同居する。カウンター席はお一人様でも気軽に立ち寄れる設計になっており、旅の疲れを癒しながらゆったりと過ごすのにも最適だ。

マスターが語る料理の哲学、シンプルの中に深い味わい

店を切り盛りするマスターは、イタリアンやジビエ料理、フレンチといった幅広いジャンルのレストランでキャリアを積んできた経験の持ち主。そのバックグラウンドが、orange otaruの料理スタイルに色濃く反映されている。コンセプトはシンプルかつ味わいのある料理。素材の良さを引き出すことを最優先に、余計な工程や過剰な味付けはしない。

なかでも圧倒的な人気を誇るのが、北海道産の牛肉を使ったローストビーフだ。下味は塩と胡椒のみというミニマルなアプローチで、手作りのグレイビーソースと合わせることで牛肉本来の濃厚な旨みが最大限に引き出される。肉の質にこだわりながらも価格を抑えた、コストパフォーマンスに優れた一品として常連客からも高い評価を受けている。ハンバーグやグラタンも人気が高く、いずれもマスターの技術と素材への敬意が感じられる仕上がりだ。

ただし、これらの人気メニューは完売することも少なくない。確実に味わいたい場合は、事前に電話で予約を入れておくのが賢明だ。マスターに来店の日時を伝えれば、ベストな状態で用意してもらえる。

世界各国の珍しいラムとジン、フルーツカクテルの楽しみ

orange otaruをさらに個性的にしているのが、充実した酒のラインナップだ。マスター自身が直接出会い、厳選した各国のラムとジンをそれぞれ20〜30種類常備。他の店ではなかなかお目にかかれないレアなボトルに出会えることも、このお店を訪れる大きな楽しみのひとつとなっている。

特筆すべきはアグリコールラムの取り扱いだ。一般的なラム酒がサトウキビの糖蜜から作られるのに対し、アグリコールラムはサトウキビの搾り汁から直接製造するため、よりフレッシュで複雑な香りと風味が特徴。ラム愛好家にとっては垂涎ものの品揃えといえるだろう。ジンも国内外から厳選されたボトルが揃い、産地や製法による味の違いを飲み比べる楽しみがある。

カクテルも見逃せない。生の果物をその場で絞って作るフレッシュフルーツカクテルは、旬の素材ならではのみずみずしさと香りが堪能できる逸品だ。季節によって使用するフルーツが変わるため、訪れるたびに新鮮な驚きがある。生ビール(サッポロクラシック)やワイン、ウイスキーも揃えており、酒の好みを問わず幅広い客層に対応している。

2時間飲み放題2,500円、ノーチャージで気軽に楽しめる

orange otaruのコストパフォーマンスの高さも、多くのリピーターを生む理由のひとつだ。まず、入店時のカバーチャージ(席料)が一切かからないノーチャージ制を採用している。気軽に立ち寄りやすく、財布を気にせずゆったり過ごせるのが嬉しい。

飲み放題は2時間2,500円(2名から利用可能)というリーズナブルな設定。さらに、飲み放題付きのコースは4,000円〜と用意されており、女子会や合コン、記念日など人数が集まるシーンでも使い勝手が良い。1人前の量がやや多めに設定されているため、料理はテーブルでシェアするスタイルが推奨されている。グループでわいわいとシェアしながら食べる楽しさも、この店ならではの魅力だ。

季節ごとに変わるメニューで、何度来ても飽きない

orange otaruの料理と酒のメニューは、季節や入荷状況によって定期的に変化する。旬の食材を使った料理や、マスターが新たに出会ったお酒が随時加わるため、毎回「今日は何があるかな」というワクワク感を持って訪れる常連客も多い。メニューボードに書かれた「TODAY'S SPECIAL」が来店のたびに変わるのも、この店の楽しみ方のひとつだ。

また、orange otaruは韓国映画『ユンヒへ』(2019年公開)のロケ地としても注目を集めた場所。映画ファンにとっては聖地巡礼的な意味合いでも訪れる価値がある。

アクセスと予約情報

住所: 北海道小樽市色内2丁目10-23 1階 電話: 080-9618-6444 営業時間: 火〜土 18:00〜翌0:00 定休日: 日曜・月曜

JR小樽駅から徒歩約5〜10分圏内に位置し、観光や散策のあとにそのまま立ち寄れるアクセスの良さも魅力。小樽運河や堺町通りの観光スポットとも近く、小樽観光の締めくくりに夜の一軒としてプランに組み込むのがおすすめだ。ローストビーフやハンバーグなど人気メニューを確実に楽しむには、事前に電話で予約を入れておくと安心。旅の記念に、小樽の隠れ家バーで異国の夜を過ごしてみてはいかがだろうか。

アクセス

JR小樽駅から徒歩約10分。住所: 小樽市色内2-10-23 1階

営業時間

火~土: 18:00~00:00、日月: 定休日

料金目安

¥600 〜

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