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CAFE たもん

CAFE たもん

※写真はイメージです。

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金沢の古民家を舞台に、地元石川県の恵みをたっぷり詰め込んだパンケーキが楽しめる「CAFE たもん」。観光客にも地元の人にも愛されるこの店は、ひがし茶屋街の風情ある街並みの中でひと際温かな存在感を放っている。

金沢・東山に佇む、古民家パンケーキカフェ

石川県金沢市の東山エリア。ひがし茶屋街の趣ある町並みを歩いていると、白木と格子が織りなす静かな佇まいの一軒に目が止まる。「CAFE たもん」は、築年を重ねた古民家をリノベーションした空間に、温かみとこだわりが詰まった一軒だ。

店名の「たもん」という言葉は、多くのものを聞き、受け取るという意味合いを持つ。地元の食材、歴史ある土地の記憶、そして訪れる人々との縁——さまざまなものを包み込みながら、このカフェは金沢の日常と非日常をつなぐ場所として愛され続けている。Googleの口コミ評価は4.1(1,158件)と高く、ひがし茶屋街散策の目的地としても、地元民の憩いの場としても確固たる地位を築いている。

オーナーMEGUMIの世界観が宿る空間

「CAFE たもん」の生みの親は、オーナーのMEGUMI氏だ。メニューの開発から始まり、内装デザイン、スタッフのユニフォーム、ロゴ、メニューブックのデザインに至るまで、店に関わるあらゆる要素が、MEGUMIオーナーが出逢った才能豊かなクリエイターたちとのコラボレーションによって生まれたという。

古民家の持つ素朴な美しさを活かしつつ、温かみと洗練が共存する空間は、訪れた瞬間から日常の喧騒を忘れさせてくれる。「愛と才能に満ち溢れた空間で、日常からふっと離れ癒される時間を過ごしてほしい」というオーナーの想いが、店のあらゆる細部ににじみ出ている。一杯のコーヒーを手に、格子窓から差し込む柔らかな光を感じながら過ごす時間は、旅の疲れをほぐすのにもってこいだ。

石川の大地が育んだ、米粉パンケーキのこだわり

「CAFE たもん」の看板メニューは、なんといっても米粉のパンケーキだ。ふんわりとした口当たりと、小麦粉とは一味違う素朴でやさしい甘みが特徴で、一度食べたら忘れられない味として口コミでも高い評価を得ている。

この米粉パンケーキに使われるお米は、石川県産にこだわったもの。さらに特筆すべきは、循環型環境農法によって栽培された米を使用し、通常であれば規格外として廃棄されてしまうサイズのお米も自家製粉することで、無駄なく美味しいパンケーキへと生まれ変わらせているという点だ。食品ロスの削減とSDGsへの貢献を、食の楽しみと結びつけたこの取り組みは、現代の消費者に響くメッセージを持っている。

食材全般についても「地産地消」を大切にしており、米粉をはじめとする多くの食材が地元・石川県で作られたもの。子どもからお年寄りまで安心して食べられるメニューとして設計されており、家族連れでの来店も歓迎される。季節ごとのスペシャルパンケーキも登場し、例えば春には「さくらのパンケーキ」が提供されるなど、季節感を大切にしたメニュー展開も魅力のひとつだ。

五感に届くおもてなしの哲学

「CAFE たもん」のこだわりは、メニューの内容にとどまらない。訪れた人が五感すべてで心地よさを感じられるよう、香りにも細やかな配慮がなされている。

店の入口では、香料を一切使用しない白檀の自然な香りが出迎えてくれる。木と香のやわらかな空気に包まれた瞬間、非日常へのスイッチが切り替わる感覚だ。さらに、食事の際に提供されるおしぼりには「たもん」オリジナルの柚子のアロマが用いられており、石川ならではの柑橘の香りが指先を温かく包む。視覚だけでなく嗅覚を通じたこのおもてなしは、多くの訪問者が「また来たい」と感じる理由のひとつでもある。

宇多須神社のご神水が紡ぐ、歴史との縁

「CAFE たもん」が位置する東山の地には、深い歴史が眠っている。店の目の前には、加賀藩ゆかりの宇多須神社が鎮座しており、その境内の奥には「利常公酒湯の井戸」と呼ばれる史跡が残る。

この井戸は、慶長四年(1599年)頃に宇多須神社(当時の卯辰八幡宮)が創建されて以来、歴代藩主たちに大切にされてきたご神水の源だ。加賀藩三代藩主・前田利常公が疱瘡にかかった際、後見人である前田綱紀公の命によりこの井戸の水を沸かし、酒を入れた「酒湯」を体に注いで病の平癒を祈ったという故事が伝わっている。「CAFE たもん」では、この由緒ある井戸に由来する水を大切に使用しており、歴史ある土地の記憶が一杯の飲み物の中にも静かに息づいている。

アクセスと利用シーン・周辺の観光情報

住所・アクセス CAFE たもんは、石川県金沢市東山1丁目27−7に位置する。ひがし茶屋街の中心部に近く、金沢駅からはバスで約15分。「橋場町」バス停で下車し、ひがし茶屋街を通り抜けながら徒歩数分で到着できる。

利用シーン ひがし茶屋街の散策の合間にひと息つくカフェ休憩はもちろん、金沢観光の締めくくりとしても最適だ。テイクアウトボックスも用意されているため、外でパンケーキを楽しみたい場合や手土産にも対応している(2025年11月にボックスタイプがリニューアル)。春には桜の季節に合わせたお花見テイクアウトも展開されており、近隣の宇多須神社での花見と組み合わせるのもおすすめ。オンラインショップも展開しているため、遠方の方でもたもんの味を楽しめる。

周辺の観光スポット 東山エリアはひがし茶屋街を中心に、伝統的な金沢の文化が色濃く残る地区だ。茶屋様式の町家が並ぶ石畳の路地を散策した後、CAFE たもんでゆっくり休憩するのが定番の楽しみ方。宇多須神社は店のすぐ隣に位置するため、参拝とセットで訪れるのも自然な流れだ。また、金沢21世紀美術館や兼六園へのアクセスも良く、観光とグルメをまとめて楽しめる好立地といえる。

予約・問い合わせは電話(076-255-0370)または公式サイト(cafetamon.jp)から確認できる。

アクセス

金沢駅から徒歩圏内

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