
フードショップヒライ
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三重県津市久居エリアの住宅街に佇む「フードショップヒライ」は、創業70年の小さなスーパーでありながら、インスタグラムやTikTokで「カオスでアットホームな食のワンダーランド」として話題を集める個性派惣菜店だ。週3日だけという希少な営業スタイルながら、その日を心待ちにするファンが後を絶たない。
「茶色は正義」―煮物を軸にした惣菜哲学
店の惣菜コーナーに踏み込むと、まず圧倒されるのが煮物の充実ぶりだ。「煮物がメイン、茶色は正義」という揺るぎないコンセプトのもと、1日あたり15種類以上の日替わりメニューが並ぶ。3日間の営業を通じると40種類以上のラインナップが登場する計算になる。
主軸を担うのは地元食材も活かした煮物の数々。「三重県産かぼちゃ煮の鶏そぼろあんかけ」(¥280)、「大根の三重豚そぼろあんかけ」(¥240)、「三重県産ナスの煮浸し(豚そぼろあんかけ)」(¥280)など、地産地消の工夫が随所に光る。「青森のやわらかごぼう煮」「群馬のこんにゃく煮」のように産地を明示した一品もあり、食材への誠実な姿勢が伝わってくる。国産特大豚の角煮(¥880)はひとつの頂点とも言える目玉商品だ。
揚げ物系では「やわらか鶏胸肉チキン南蛮」(¥380)がおなじみの人気品。サラダ類も白和え・ポテトサラダ・ごぼうサラダ・マカロニサラダ・明太ポテトサラダ・沖縄もずく酢など、煮物一辺倒にならない多彩な顔ぶれを揃えている。
お弁当・ご飯もの―¥430〜¥530の満足感
弁当は大(¥530)・小(¥430)を基本に、スペシャル弁当(¥500)もラインナップ。天津あんかけチャーハン(¥430)、エビトマトクリームオムライス(¥430)、冷やし中華(¥480)、オムソバ(¥430)など、日替わりで個性豊かなご飯ものが顔を出す。
特に見逃せないのが「9品惣菜セット¥500」(お一人様2つまで)。その日の豊富な惣菜から9品を組み合わせるスタイルで、多品目を少量ずつ楽しみたい人にとって理想の選択肢だ。
妹が手がけるスイーツ―フルーツサンドとロールケーキ
惣菜店でありながら、スイーツへの力の入れ方もただものではない。フルーツサンドとロールケーキを中心に、季節や仕入れによって顔が変わるラインナップが楽しさを添える。
フルーツサンドはハニーグロウのパインサンド(¥390)、ゴールドキウイサンド(¥390)、三重のハウスみかんサンド(¥390)、香川県産シャインマスカットのフルーツサンド(¥430)など、果物の産地を明記するこだわりが際立つ。ロールケーキはプレーン・コーヒー・紅茶・cocoa・抹茶の定番ライン(各¥320)に加え、メロン入りや鳴門金時の甘露煮入り(¥380)などの変わり種も登場する。三重県の大内山牛乳を使ったミルクプリン(¥120)・コーヒープリン(¥130)・ミルクティープリン(¥130)は手の届きやすい価格帯で、地元素材を使った一品として締めにぴったりだ。
愉快な家族が生み出すエンタメ感
「エンタメ惣菜店」を自称するだけあって、ヒライは食べ物を売るだけでは終わらない。36歳の仕掛け人を筆頭に、駐車場整備を手際よくこなす89歳のじいちゃん、やらかし動画でお馴染みの63歳の母親、「ドーン!うまい!が出たら合格」という5歳の姪っ子が揃い踏み。インスタやTikTokでの動画配信が口コミ拡散の原動力になっており、遠方からわざわざ足を運ぶ客も多い。
来店前に知っておきたいこと
店内が狭くて混雑しやすいため、入ったら右側からぐるっと回る「一方通行」ルールへの協力が呼びかけられている。支払いは現金のみで、手数料を価格に上乗せしないための選択だ。お店横には14台分の駐車スペースがあり、じいちゃんが誘導に立つ日もある。週3日の限定営業のため、公式サイトの営業カレンダーで開店日を確認してから訪れるのが確実だ。
アクセス
久居エリア。駐車場14台(店舗横、無料)。最寄駅の情報なし
営業時間
11:15 AM~完売次第閉店(不定休、営業カレンダー参照)
料金目安
日替わり弁当 ¥430〜¥530、9品惣菜セット ¥500、各種惣菜 ¥120〜¥880、スイーツ ¥120〜¥430
店舗詳細
- 価格帯
- $
- 決済方法
- 現金
- 対応言語
- 日本語
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