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café trecasa
※写真はイメージです。

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東広島市西条の酒蔵通りを歩いていると、路地裏にひっそりと佇む古民家に気づく。2015年のクリスマスにオープンした「café trecasa(カフェ トレカサ)」は、築100年を超える家屋をそのままに活かした隠れ家カフェだ。コンセプトは「立ち寄れば豊かな一日」。その言葉通り、ここには日常から少し離れた豊かな時間が流れている。

音楽家オーナーが紡ぐ空間

オーナーはかつて東京で音楽活動をしていた経歴を持つ。渋谷の宇多川町にあった一軒のカフェ——薄暗く暖かな照明、洒落た音楽、立ち上るコーヒーの香り、そこに集う人々の輝き——がその原体験だ。「カフェってこんなに人をカッコよく魅せられる場所なんだ」という気づきが、十数年の時を経て西条の地で形になった。店内には和と洋が溶け合うミッドセンチュリーな意匠が漂い、ビンテージのオーディオが奏でる音楽が空間を包む。

看板商品・シフォンケーキへのこだわり

トレカサのシフォンケーキは、クリームと一体となって溶け出すことを徹底的に追求したレシピが特徴だ。「クリームとの相性」を軸に試行錯誤を重ね、より細やかでくちどけのよい生地に仕上げている。1ホール(約10cm)にデコレーションされたホールケーキは約10種類を用意。オープン当初からトレカサを代表する商品として親しまれてきた。

6産地の豆を扱う自家焙煎珈琲

コーヒーも妥協がない。ブラジル、コスタリカ、エチオピア、コロンビア、インドネシア、ドミニカを中心に厳選した豆を、中煎り〜中深煎りで焙煎する。「香り高くボディーのある味わい、後味はスッキリと仕上げるクリーンカップ」を日々の目標として掲げており、スイーツとの親和性も高い。シフォンケーキとのペアリングは、このカフェが提案する王道の組み合わせだ。また焙煎豆はオンラインショップでも購入でき、自宅でトレカサの珈琲を楽しめる。

地元素材を生かしたセイロ蒸しランチ

ランチの主役は5種類のセイロ蒸し。季節の素材をたっぷり詰め込んだ「野菜セイロ」をはじめ、広島産牡蠣を西条の日本酒で蒸した「牡蠣セイロ」はこのエリアならではのご当地メニューだ。強い蒸気がかけられることで素材本来の甘味が引き出され、トレカサ特製のタレが旨味を最大限に高める。開店当初からこだわり続けてきたセイロ蒸しは、今や多くのリピーターを惹きつける一品となっている。

テイクアウトで持ち帰るシフォンサンド

店頭ではテイクアウト用のシフォンサンドも販売(店頭販売のみ)。定番5種類と季節限定1種類が揃い、クリームとシフォンの味わいはそのままに、お土産や手みやげとしても喜ばれている。西条駅から徒歩6分という立地もあり、観光や酒蔵めぐりの途中に立ち寄る旅行者にも支持されている。

アクセス

西条駅より徒歩6分

営業時間

11:00〜18:00(L.O 17:30)、定休日: 毎週水曜日 / 第1、第3火曜日

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