新横浜の街に1994年オープンした「新横浜ラーメン博物館」(通称・ラー博)は、世界で初めて誕生したラーメンのフードアミューズメントパーク。飛行機に乗らずして全国各地のラーメンが食べられるというコンセプトのもと、30年以上にわたり多くのラーメンファンを魅了し続けています。
ラーメンのテーマパーク「ラー博」とは
新横浜ラーメン博物館は、1994年に誕生した世界初のラーメン専門フードアミューズメントパークです。略して「ラー博」の愛称で親しまれており、その最大のコンセプトは「飛行機に乗らずに全国各地のラーメンを食べに行こう」というもの。北海道の利尻島から沖縄まで、日本各地の名店が一堂に集まるこの場所は、まさにラーメン文化の聖地といえます。
開館から30年以上が経過した現在も、国内外から多くのラーメンファンが訪れ続け、Googleの口コミには16,000件以上の評価が寄せられるほどの根強い人気を誇っています。単なるグルメスポットにとどまらず、昭和の下町情緒を再現した館内の空間づくりや、さまざまな体験プログラムなど、食べ歩きを超えた多彩な楽しみ方が支持されている理由のひとつです。
個性豊かな全国の名店が集結
ラー博の最大の魅力は、全国から選りすぐりの名店が軒を連ねていること。それぞれの店舗が地域で長年培ってきた味と歴史を携えて出店しており、ひとつの場所で日本のラーメン文化の奥深さを体感できます。
山形の「龍上海本店」は昭和35年創業という老舗で、焙煎した辛味噌を太縮れ麺にのせる元祖からみそラーメンとして全国的に知られています。創業から半世紀以上が経った今も地元の人々に愛され続けている銘店の味を、横浜の地で楽しめます。北海道・利尻島の「利尻らーめん味楽」は、日本三大昆布として名高い利尻昆布をふんだんに使用した焼き醤油ラーメンが看板メニュー。旨味が凝縮したスープは、利尻島の豊かな自然が育んだ素材の力を感じさせる極上の一杯です。
横浜家系ラーメンの源流に連なる「六角家1994+」は、かつて"家系御三家"として名高かった六角家がラー博に復活した形で出店。往年のファンも、家系ラーメンを初めて体験する人も楽しめる太ストレートとんこつ醤油の一杯は必食です。沖縄の食材を活かしたあっさりとした中にコクのある塩ラーメンを提供する「琉球新麺 通堂」、焙煎ニンニクをラーメンに初めて取り入れたとされる熊本の名店「こむらさき」の王様ラーメン、博多ラーメン界に"豚骨カプチーノ"という新境地を切り開いた「博多一双」など、地域ごとのラーメン文化の多様性を一度に堪能できるラインナップが揃っています。
さらにタイで最も予約の取れないラーメン店として話題を集めた「新道らぁ麺」の日本初上陸出店など、話題性のある新店舗も積極的に取り込み続けているのがラー博ならではの特徴です。
ラーメン以外の楽しみも充実した館内空間
ラー博はラーメンを食べるだけの場所ではありません。館内はレトロな昭和の雰囲気を再現した空間づくりが施されており、飲食以外にもさまざまな楽しみが用意されています。
「居酒屋りょう次」は宴会コースの予約受付も行っており、グループや家族での利用にも対応できる一軒。ラーメンの前後に立ち寄って一杯楽しむのもラー博ならではの過ごし方です。喫茶&すなっく「Kateko」では、名物の日世ソフトクリームをはじめ、コーヒーやお酒を楽しみながらレトロな空間でゆっくりと休憩できます。昔ながらの駄菓子屋を再現した「夕焼け商店」には懐かしい駄菓子が並び、子どもから大人まで世代を超えた楽しさを提供してくれます。食べ歩きの合間にこうした空間でひと息つけるのも、長時間楽しめる秘訣といえるでしょう。
麺づくり体験でラーメンをより深く知る
ラー博では「食べる」だけでなく「作る」体験プログラムも充実しています。伝統的な製麺技法「青竹打ち」を使ってラーメンの麺を手作りする「ラーメン作り体験」は、ラーメンへの理解と愛着をより深めてくれる人気コンテンツ。青竹を使って生地を伸ばし、自分の手で麺を仕上げるプロセスは、子どもから大人まで本格的な製麺の奥深さを体感できます。
また「ラー博スゴメンラボ」では、オリジナルカップラーメンを自分でデザインして製作することができます。スープや具材の組み合わせを選び、ラベルをカスタマイズした世界にひとつだけの一杯は、旅の思い出として持ち帰るのはもちろん、大切な人へのユニークなお土産としても喜ばれます。ミュージアムショップにはラー博限定の厳選ラーメングッズも充実しており、来館記念を探す楽しみも見逃せません。
アクセスと基本情報
新横浜ラーメン博物館は、JR新横浜駅(横浜線・東海道新幹線)から徒歩約5分という好立地にあります。相鉄・東急新横浜線および横浜市営地下鉄の新横浜駅10番出口からは徒歩わずか1分とアクセスが便利で、東海道新幹線の停車駅からも近いため、出張や旅行の途中に立ち寄るのにも最適です。
営業時間は平日11:00〜21:00、休日10:30〜21:00で、ラストオーダーは閉館時間の30分前となっています。休館日は年末年始(12月31日・1月1日)のみで、年間を通じてほぼ毎日オープンしているため、気軽に訪問計画を立てられます。複数のラーメン店をはしごしながら食べ比べるスタイルが定番の楽しみ方で、ひとりでじっくり向き合うもよし、友人や家族と賑やかに巡るもよしの施設です。会員アプリ「ラー博倶楽部」への登録で来館特典なども受けられるため、リピーターにも嬉しい仕組みが整っています。
Access
JR新横浜駅(横浜線、東海道新幹線)より徒歩5分 相鉄・東急新横浜線、横浜市営地下鉄 新横浜駅10番出口より徒歩1分
Hours
平日 11:00~21:00、休日 10:30~21:00(ラストオーダーは閉館時間の30分前)、定休日: 年末年始(12月31日・1月1日)
Budget
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