ショッピング
広島の本通り・八丁堀散策ガイド|広島県のショッピングストリート
広島を代表するショッピングエリア、本通り・八丁堀。広島駅から路面電車で10分ほど、あるいは紙屋町・八丁堀バス停からすぐの場所に広がるこのエリアは、全長約600mの本通り商店街を中心に、百貨店・セレクトショップ・老舗・路面店が密集した広島随一の繁華街です。熊野筆をはじめとする広島の伝統工芸品から最新トレンドのファッションまで、一日では回りきれないほどの充実度。本記事では、このエリアを賢く楽しむための実践的な散策ガイドをお届けします。
本通り商店街の全体像と歩き方
本通り商店街は、紙屋町交差点から東へ続くアーケード商店街で、雨の日でも傘不要で快適に歩けるのが大きな魅力です。沿道には約250店舗が軒を連ね、ファストファッション系チェーン店から地元の老舗まで多彩なラインナップが揃っています。
歩くコツは「目的別にゾーンを意識する」こと。西側(紙屋町寄り)はカジュアル系やカフェが多く、東側(八丁堀寄り)になるほど老舗や専門店が増える傾向があります。観光客が多い休日は午前中の開店直後(10〜11時台)が空いており、試着や試し書きなどじっくり体験するなら平日午前がベストです。
八丁堀エリアはさらに東、福屋百貨店八丁堀本店を中心にテナントビルや専門店が広がります。本通りとは少し異なる落ち着いた雰囲気があり、地元の人が日常使いする店が多く点在しています。
工房直売店で出会う本物の熊野筆
広島といえば熊野筆。安芸郡熊野町で生産される熊野筆は、国内シェア80%超を誇る日本有数の伝統工芸品です。絵画用・書道用から化粧筆まで幅広い用途をカバーし、その緻密な職人技は国内外から高く評価されています。
広島駅からバスで15〜20分圏内に工房直売店が5〜8軒集まっており、制作現場を見学してから併設のショップで購入できます。工房直売ならではの価格設定で、一般小売店より10〜20%安く手に入ることが多く、日常使いの化粧筆は2,000〜5,000円、本格的な書道筆や絵画用筆は10,000〜50,000円の価格帯です。
直売店の最大の魅力は、職人から直接「使い方」「毛先のお手入れ方法」「用途に合った選び方」を教えてもらえること。名前入りオーダーメイドも受け付けており、追加500〜2,000円・納期2〜4週間で世界にひとつだけの一本が作れます。外国人観光客にも人気が高く、英語対応可能な工房も増えてきています。
セレクトショップで発見する現代広島のクリエイティブ
本通り・八丁堀エリアには、伝統工芸の新しい表現を提案するセレクトショップも急増しています。若手作家が手がける現代的デザインの熊野筆は3,000〜15,000円で、インテリアやファッション小物として日常に溶け込む提案が人気です。
ギャラリー併設型の店舗では、作家の個展や企画展が定期的に開催され、入場無料で気軽にアートに触れられます。広島県産天然素材を使ったライフスタイルグッズも充実しており、エコバッグ(1,500〜3,000円)やキッチン小物(800〜2,500円)は自分用にも贈り物にも喜ばれます。
多くの店がオンラインショップを運営しており、旅行中に気に入った商品を帰宅後に追加購入できるのも便利なポイントです。SNSで新入荷情報を発信している店も多いため、訪問前にフォローしておくと効率よく回れます。
老舗名店でしか手に入らない広島の味と技
広島には百年以上の歴史を持つ老舗が随所に点在しており、それぞれ代々受け継がれてきた商品と物語があります。もみじ饅頭の老舗では、定番品(1箱800〜1,500円)に加え、季節限定フレーバーが登場することがあり、見つけたら迷わず購入がおすすめです。店主から聞く製法のこだわりや歴史エピソードは、土産品に深みを与えてくれます。
日本酒ファンが見逃せないのが賀茂鶴・賀茂泉などの老舗酒販店です。一般の量販店では流通しない蔵出し限定品(1本2,000〜8,000円)を取り扱っており、冷蔵管理が徹底された専門店ならではの状態で入手できます。自宅用はもちろん、ビジネスギフトにも重宝される広島らしいお土産です。
呉服店や和雑貨店では、広島ならではの柄や素材を使ったアイテムが1,000〜10,000円程度で揃い、外国人観光客にも人気があります。帯留めや手ぬぐいなどコンパクトで軽い商品は、スーツケースに余裕がない旅行者にもぴったりです。
賢いショッピングのコツとまとめ買い術
広島でのショッピングを最大限に楽しむためのポイントをまとめます。
初日は下見、2日目に購入が後悔しない買い物の鉄則です。広島のショッピングエリアは範囲が広いため、初日に全体をざっと見て価格帯と品揃えを把握し、翌日に絞り込んで購入すると衝動買いを防げます。エリアマップは観光案内所やホテルフロントで無料配布されているので活用しましょう。
工芸品や食品をまとめ買いすると割引対応してくれる店も少なくありません。「もう少しまとめるので値引きは可能ですか?」と丁寧に聞いてみる価値はあります。壊れやすい陶器や木工品は梱包の状態を購入時に確認し、不安なら追加の緩衝材(無料〜100円程度)を遠慮なく頼みましょう。
宅配便の手配は多くの店舗で対応しており、送料は距離によって異なりますが本州内なら1,000〜2,000円程度が目安です。荷物を手ぶらにすることで、その後の観光もぐっと快適になります。
お土産の予算目安は旅行費用全体の15〜20%。広島旅行であれば5,000〜15,000円あれば熊野筆・もみじ饅頭・日本酒など主要なお土産を一通り揃えられます。事前に「何を誰のために買うか」リストを作っておくと予算オーバーを防ぎやすくなります。
アクセスと散策モデルプラン
本通り・八丁堀エリアへのアクセスは複数あります。広島駅から路面電車(広島電鉄)で紙屋町西・紙屋町東・八丁堀の各停留所まで約10〜15分、運賃は均一220円(ICカード利用可)。広島バスセンターからも徒歩圏内です。広島空港からはリムジンバスで市内まで約55分、そのまま八丁堀バス停に停車するルートもあります。
半日(約4時間)モデルプランとしては、「紙屋町バス停スタート→本通り商店街を東へ散策(約90分)→八丁堀の老舗・専門店巡り(約60分)→ランチまたはカフェ休憩(約45分)→セレクトショップ・工芸店で購入(約45分)→帰路」が効率的です。歩数は8,000〜10,000歩程度なので、歩きやすいシューズは必須。天候に関係なく快適に過ごせるのもアーケード商店街の強みです。
この記事のエリアでショッピングを探す
RELATED COLUMNS
関連するコラム
Related Columns
日本刀×日本文化体験
観光スポットと刀剣文化をつなぐ多言語展開。






