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新潟市の子連れおでかけ&ごはんガイド——鳥屋野潟・海辺・万代でめぐる家族の一日
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新潟市の子連れおでかけ&ごはんガイド——鳥屋野潟・海辺・万代でめぐる家族の一日

水の都・新潟市は、家族のおでかけがぎゅっと近い

信濃川と日本海、そして街なかに広がる鳥屋野潟(とやのがた)。新潟市は水辺に抱かれた街で、子連れで一日楽しめる施設が、市の中心部から車でもバスでも届く範囲にまとまっています。動物とふれあい、恐竜やプラネタリウムに目を輝かせ、海の生き物を眺め、最後は市場でお腹を満たす——そんな盛りだくさんの一日を、移動に疲れすぎずに組み立てられるのが新潟の子連れおでかけの強みです。雪や雨で外遊びが難しい日でも屋内施設が充実しているので、予定が崩れにくいのもありがたいところ。まずは行き先のタイプ別に、新潟ならではの家族スポットを見ていきましょう。

鳥屋野潟のほとりで、一日まるごと遊ぶ

新潟市中央区の鳥屋野潟周辺は、子連れスポットが密集する「おでかけの核」です。

まず外せないのがいくとぴあ食花(しょっか)。食と花をテーマにした複合施設で、アルパカ・ヒツジ・ヤギ・ポニー・ウサギ・モルモットなどとふれあえる動物ふれあいセンターは、小さな子の「初めての動物体験」にぴったり。雨でも遊べる屋内のこども創造センターは、造形遊びや体を動かす遊具がそろい、キッズデザイン賞を受けた建物そのものがわくわくする空間です。マーケットやレストラン、花畑、ドッグランも併設され、家族の興味がバラバラでも誰かしらが楽しめます。

潟をはさんだ鳥屋野潟公園の一角には新潟県立自然科学館があります。動く実物大の恐竜のジオラマ、化石や隕石に触れられるコーナー、立体映像の劇場など、体験型の展示が4つの分野に分かれ、未就学児から小学生まで夢中になれる内容。ドーム径18m・168席の本格的なプラネタリウムも併設され、雨の日や夕方の締めにちょうどよい施設です。入館料は大人580円・小中学生100円、プラネタリウムとのセットでも大人790円ほど(2026年時点の目安)と、家族で行ってもふところにやさしいのも魅力です。

体を思い切り動かしたくなったら、そのまま鳥屋野潟公園へ。芝生広場やアスレチック遊具のある「トリムの森」、多目的広場が広がり、ゴムボールやバドミントンの貸し出しもあります。潟の周りには約1,000本の桜並木があり、4月上旬から中旬はお花見を兼ねたピクニックの名所に。お弁当を広げて半日のんびりするだけでも、子どもは大満足です。

日本海の海辺へ——マリンピア日本海と西海岸公園

街の中心から日本海側へ向かうと、新潟市中央区西船見町の西海岸公園内に新潟市水族館 マリンピア日本海があります。約500種2万点の生き物を飼育する日本海側有数の規模で、イルカショーは毎日開催。磯の生き物に直接触れられる「磯の体験水槽」や、見て触れて学べるハンズ・オン展示など、子どもが受け身で眺めるだけで終わらない仕掛けが多いのが魅力です。入館料は大人1,500円・小中学生600円・幼児200円・3歳以下無料(2026年時点の目安)で、ベビーカーの貸し出しもあり、乳幼児連れでも安心。JR新潟駅からは水族館前行きのバスで20分ほど、車なら広い無料駐車場があり、どちらでもアクセスしやすい立地です。

水族館を出たら、目の前に広がる西海岸公園日本海の砂浜で潮風に当たるのもおすすめ。海を眺めながら歩くだけでも、内陸では味わえない新潟らしい時間になります。

道の駅と市場で、新潟の「食」を家族みんなで

おでかけの締めは、やはり新潟の食。子連れでも気兼ねなく立ち寄れる大型施設が市内にそろっています。

新潟ふるさと村は、西区にある道の駅。名産品やお土産が並ぶバザール館(9:30〜17:30・年中無休が目安)、新潟のメニューがそろうレストラン街に加え、季節の花畑や子どもの遊び場もあり、買い物・食事・外遊びが一か所で完結します。新潟バイパス黒埼ICからすぐ、新潟駅前からバスでも行けるので、車でも公共交通でも寄りやすいのが便利です。

信濃川の河口、万代島にあるピアBandai(みなとのマルシェ)は、鮮魚店や青果、回転寿司、海鮮丼の店が集まるにぎやかな市場。小上がりの席やお子様向けのメニューを置く食堂もあり、家族で新潟の海の幸を味わえます。市場をのぞいて並んだ魚を眺めるだけでも、子どもには立派な社会科見学です。

買い物や食事のついでに足を延ばしたいのが、バスターミナルを核にした商業エリア万代シテイ。新潟っ子のソウルフード「イタリアン」を生んだ街で、ショッピングと食事をまとめて楽しめます。

子どもが喜ぶ、新潟のローカルおやつとごはん

新潟には、子どもと一緒に食べたいご当地の味がたくさんあります。特定のお店をはしごしなくても、市場や商店、お祭りの屋台で気軽に出会えるのが嬉しいところ。価格はいずれも目安として、相場感でとらえてください。

  • ぽっぽ焼き——下越地方(新発田が発祥とされます)生まれの、黒糖を使った細長い蒸しパンのようなおやつ。祭りの屋台の定番で、もちっとした食感とやさしい甘さは子どもに大人気。1本数十円ほどの手軽さで、まとめ買いして頬張るのが新潟流です。
  • 笹団子——よもぎ団子をあんでくるみ、笹の葉で包んだ新潟を代表する郷土菓子。香りがよく、おやつにも手土産にもなります。
  • イタリアン——焼きそばに甘めのミートソースをかけた、新潟生まれのB級ソウルフード。万代などのフードコート系の店で、ワンコイン前後の目安で味わえる気軽さが家族向きです。
  • タレかつ丼——古町で生まれた新潟のかつ丼。卵でとじず、薄めのカツを甘辛い醤油だれにくぐらせてご飯にのせる、子どもにも食べやすいやさしい味。市民のソウルフードとして親しまれています。
  • のっぺ——里芋を主役に野菜やきのこを薄味で煮含めた、とろみのある郷土料理。新潟では行事やもてなしの席に欠かせない家庭の味で、夏は「冷やしのっぺ」にすることも。子どものお腹にもやさしい一品です。

海の幸も忘れずに。ピアBandaiや市内の食堂には子ども向けのランチを用意した店も多く、新鮮な日本海の魚を家族で囲めます。

子連れおでかけの実用メモ

新潟市は車での移動が便利な街ですが、主要スポットはJR新潟駅からのバス路線でも結ばれており、車がなくても回れます。鳥屋野潟エリア(いくとぴあ食花・自然科学館)、海辺(マリンピア日本海)、万代やふるさと村は、それぞれ中心部からおおむね20〜30分圏。一日の動線は「午前に屋外(公園・動物・海)→午後に屋内(科学館・水族館)→夕方に市場や道の駅で食事」と組むと、天気や子どもの体力に合わせて調整しやすくなります。

冬の新潟は曇りや雪、雨の日が多めですが、その分プラネタリウムやこども創造センター、水族館といった屋内施設が充実しているので、天候に予定を左右されにくいのが心強いところ。多くの施設でベビーカーの貸し出しやおむつ替えスペースが整っています。施設の開館時間や料金は変わることがあるので、出発前に公式情報を確認しておくと安心です。水辺と食に恵まれた新潟市で、家族それぞれのペースに合った一日を描いてみてください。

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Written by

藤田 ゆかり

子育て移住アドバイザー

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