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那覇市の子連れおでかけと、家族で味わう沖縄の味ガイド
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那覇市の子連れおでかけと、家族で味わう沖縄の味ガイド

那覇の家族おでかけは「歩いて回れる街」が味方

那覇のいいところは、沖縄都市モノレール(ゆいレール)が空港・市街地・おもろまちの新都心まで南北を一本で結んでいることです。車を借りなくても、ベビーカーを押して主要なおでかけスポットを回れるので、小さなお子さん連れでも段取りが立てやすい街です。

ただし那覇は亜熱帯。夏は日差しが強く蒸し暑く、午後に短時間のスコール(にわか雨)が降ることも珍しくありません。屋外で体を動かす公園と、涼みながら過ごせる室内施設を半日ずつ組み合わせるのが、家族みんなが疲れすぎずに一日を楽しむコツです。以下も、外遊びと室内退避をうまく行き来できる順番で紹介していきます。

芝生と遊具で思いきり遊ぶ — 奥武山公園と新都心公園

まず押さえたいのが、市街地から近い大きな二つの公園です。

奥武山(おうのやま)公園は、モノレール奥武山公園駅から徒歩約5分、壺川駅からも徒歩約3分と便利な立地。龍の形をした遊具はしっぽ側がすべり台になっていて、子どもたちに大人気です。小さな子向けの「あおぞらパーク」、高台の冒険心をくすぐる「ナンジャムイとりで」、誰でも無料で寝転がれる芝生広場と、年齢に合わせて遊び場を選べます。

おもろまちの中央に広がる新都心公園は、カラフルな遊具とクッション舗装で小さな子も安心。周囲に大きな木が多く、夏の強い日差しを木陰で避けながら遊ばせられるのがありがたいところです。広い芝生でかけっこもでき、駐車場は最初の60分が無料です。

暑い日・雨の日の逃げ場 — 博物館と水族館

外遊びに疲れたら、涼しい室内施設へ。新都心公園のすぐ隣にある沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)は、無料の「ふれあい体験室」で子どもが実際に手に取って沖縄の自然や昔の暮らしを学べます。未就学児は無料、授乳室や託児室もあり、雨の日の予定変更先としても頼りになります。

もう一つの定番がDMMかりゆし水族館。那覇のお隣・豊見城(とみぐすく)市の商業施設「イーアス沖縄豊崎」内にあり、那覇空港から車で約20分。完全屋内で天候に左右されず、駐車場も無料なので、暑さや雨をしのぎながらゆっくり過ごせます。

市場で「食」を見て・選んで・食べる — 第一牧志公設市場

那覇の食文化を子どもと体験するなら、2023年にリニューアルした第一牧志公設市場へ。1階には鮮魚や精肉、島野菜の店がずらりと並び、見て歩くだけでも沖縄の台所の活気が伝わってきます。

この市場ならではの楽しみが「持ち上げ」。1階で選んだ魚や肉を2階の食堂に持ち込み、その場で調理してもらえる仕組みで、自分が選んだ食材が料理になって出てくる過程は、子どもにとって忘れられない食の体験になります。2階の食堂街では沖縄そばやタコライスも味わえ、授乳室やバリアフリートイレも整っているので、子連れでも腰を据えて過ごせます。

子どもと一緒に味わいたい沖縄の味

沖縄には、子どもでも食べやすい郷土の味がそろっています。特定の名店を追いかけなくても、街なかや市場、おやつ店で気軽に出会えるのが魅力です(価格はいずれも一般的な目安です)。

  • 沖縄そば…かつおだしのやさしい汁とやわらかい麺で、小さな子にも食べやすい一杯。1杯ワンコイン強から千円弱が目安です。
  • ポーク卵おにぎり…ポークランチョンミートと卵をはさんだ沖縄のソウルフード。片手で食べられてベビーカー移動中のおやつにも便利。コンビニや弁当店、専門店で買え、1個ワンコイン前後が相場です。
  • サーターアンダギー…外はサクッ、中はふんわりの沖縄風揚げドーナツ。お散歩のおやつにぴったりです。
  • ブルーシール…1948年に沖縄で生まれたアイス。シークヮーサーや紅イモなど沖縄らしいフレーバーが豊富で、暑い日のごほうびに。
  • 沖縄ぜんざい…本土の温かいぜんざいと違い、かき氷の下に甘く煮た金時豆を敷いた冷たいスイーツ。沖縄の夏の風物詩で、火照った体をすっと冷ましてくれます。

仕上げは海辺で — 波の上うみそら公園

締めくくりにおすすめなのが、市街地から近い都市型ビーチ波の上うみそら公園(波の上ビーチ)。那覇空港から車で約15分、遊泳エリアは危険なハブクラゲの侵入を防ぐネットで囲われ、更衣室や売店もそろっています。「帰る前にもうひと泳ぎ」ができる手軽さが魅力です。ただし内湾で水深が深い場所もあるため、お子さんから目を離さないよう気をつけてください。

足をのばすなら(車での県内おでかけ)

時間に余裕があれば、那覇を拠点に少し遠出も。沖縄こどもの国は隣接する沖縄市にあり、那覇から車で約50分。約150種の動物に加え、体験型の「ワンダーミュージアム」は雨の日でも楽しめます。沖縄を代表する美ら海(ちゅらうみ)水族館は本部(もとぶ)町で、那覇から車で約2時間。こちらは半日〜一日がかりの遠足になるので、近場で水族館を楽しみたい日は前述のDMMかりゆし水族館が便利です。

家族で回るための実用メモ

モノレールには一日乗車券があり、市街地〜新都心の移動が多い日は割安です。亜熱帯の那覇では、帽子・日焼け止め・こまめな水分補給を基本に、外遊びと室内施設を交互に組み込んで体力を温存しましょう。午後のスコールに備えて折りたたみ傘があると安心です。中心部の駐車場は有料が中心ですが、水族館や大型施設は無料駐車場を備えていることが多いので、移動手段と合わせて計画を立てると、那覇の家族おでかけがぐっとスムーズになります。

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Written by

中村 陽子

クラフトジャーナリスト

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