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長野市サイクリングガイド——千曲川の堤防から飯綱・戸隠のヒルクライムまで
観光・体験
6分で読める

長野市サイクリングガイド——千曲川の堤防から飯綱・戸隠のヒルクライムまで

川沿いの平坦路から高原のヒルクライムまで

長野市は、善光寺平(長野盆地)の平らな谷と、その北西に広がる飯綱(いいづな)・戸隠(とがくし)の高原がひとつの市域に収まる、変化に富んだサイクリングの拠点です。盆地を流れる千曲川沿いには平坦な道が延び、北西へ向かえば本格的な坂道が待っています。盆地を囲む斑尾(まだらお)・妙高・黒姫・戸隠・飯縄の「北信五岳」を眺めながら走れるのも、長野市ならではの楽しみです。

長野市の観光団体、ながの観光コンベンションビューローは、サイクリスト向けのサイト「NAGANO CYCLING」でモデルコースやレンタサイクルの情報を公開しています(NAGANO CYCLING)。この記事では、その公式情報をもとに、長野市を起点に走れるコースと準備のポイントを紹介します。

公式モデルコースの一覧

NAGANO CYCLINGで紹介されているモデルコースの一部を、レベル別にまとめました(NAGANO CYCLING:サイクリングモデルコース)。

コースレベル距離獲得標高目安所要時間
千曲川サイクリングロード〜戸倉上山田温泉初級50.8km117m約2時間30分
千曲川サイクリングロード〜さかき千曲川バラ公園初級62.2km137m約3時間
丹霞郷と一本桜巡り中級50.0km1,104m約3時間
信濃町もろこし街道〜戸隠鏡池中級68.6km1,252m約3時間40分
北信濃花めぐり中級89.0km1,004m約4時間20分
棚田とアルプス眺望中級88.3km1,327m約4時間50分
長野市紅葉めぐり上級97.2km1,795m約5時間20分
鬼無里大望峠&峰方峠上級106.7km1,793m約5時間40分
国道最高地点渋峠上級116.6km2,191m約6時間30分

コースごとにおすすめの時期も示されています。たとえば千曲川沿いの戸倉上山田温泉コースは通年、戸隠鏡池を目指すコースは7月下旬から8月下旬、紅葉めぐりのコースは10月がおすすめとされています。

初めてなら千曲川サイクリングロード

最初の一本に選びたいのが、千曲川沿いを走るコースです。戸倉上山田温泉コースは、千曲川サイクリングロードを通って千曲市の戸倉上山田温泉にある「カラコロの足湯」を訪れるルートで、公式サイトでは「ほぼ平坦なルートなので、初心者の方でも気軽に楽しめます」と紹介されています。獲得標高は117mと、距離のわりに起伏が少ないのが特徴です。

さらに距離を延ばしたいなら、坂城町の「さかき千曲川バラ公園」を目指すコースもあります。バラの見頃に合わせて、5月下旬から6月中旬と9月下旬から10月上旬がおすすめ時期とされています。川沿いの道は見通しがよい一方、歩行者も利用するので、すれ違いの際は速度を落として走りましょう。

高原へ登るなら飯綱・戸隠・鬼無里

脚に自信がついたら、市の北西部の高原を目指すコースに挑戦できます。戸隠鏡池は、戸隠連峰を水面に映す景色で知られる池です。鬼無里(きなさ)方面のコースは獲得標高が1,700mを超える上級者向けで、峠道が続きます。

高原のコースは、雪の季節には走れない区間があります。公式サイトのおすすめ時期も、多くが春から秋に設定されています。標高が上がると気温が下がり、下り坂では体が冷えやすいので、夏でもウインドブレーカーを持っていくと安心です。

レンタサイクルを使う

自転車を持っていなくても、長野市周辺ではレンタサイクルを利用できます。NAGANO CYCLINGのレンタサイクル情報では、戸隠観光協会、飯綱高原観光協会、信州松代観光協会、鬼無里観光振興会などの貸出場所と料金、車種がまとめられています(NAGANO CYCLING:長野市周辺のレンタサイクル情報)。高原エリアではE-マウンテンバイクなど電動アシスト付きの車種を扱うところもあり、坂道の多いコースでも走りやすくなります。

同じページには利用時間や定休日、予約の方法も載っていますが、内容は変わることがあります。利用する日が決まったら、各団体に最新の情報を問い合わせてから出かけましょう。

走る前の準備と注意点

  • 季節に合ったコースを選ぶ:平坦な川沿いは比較的長い期間走れますが、高原のコースは雪のない時期が基本です
  • 補給の計画を立てる:山間部では店が少ない区間があります。飲み物と補給食は早めに用意しましょう
  • ヘルメットを着用する:自転車に乗るときのヘルメット着用は、すべての人の努力義務になっています
  • 交通量に注意する:山岳県の長野は車での移動が多い地域です。車道を走る区間では、左側通行と安全確認を徹底しましょう

平坦な川沿いで脚を慣らし、慣れてきたら高原へ。川と山の両方を楽しめる長野市のサイクリングを、自分のペースで味わってみてください。

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Written by

小林 拓也

サイクリスト・旅人

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