
横浜市立大学附属病院
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横浜市立大学附属病院は、神奈川県横浜市金沢区に位置する大学附属の総合病院です。「医療のみらいを創造する(The Hope of Health Care in YOKOHAMA)」をスローガンに掲げ、市内で最も高度な医療を担う拠点として機能しています。
横浜市内唯一の特定機能病院
横浜市内に存在する特定機能病院はここ一院のみです。特定機能病院とは、高度な医療の提供・開発・研修を担うとして厚生労働大臣が承認した医療機関であり、通常の地域病院では対応が難しい複雑・難治な症例を引き受ける役割を担います。大学病院本院群における「機能評価係数Ⅱ」の評価結果でも第1位を獲得しており、医療の質と効率の両面で高い水準を維持していることが示されています。
がん診療の最前線
地域がん診療連携拠点病院にも指定されており、がん医療における先端治療へのアクセスが充実しています。前立腺がんに対する新規治療薬「プルヴィクト」の提供、多発性骨髄腫に用いるCAR-T製剤「アベクマ®」の治療提供など、国内でも限られた施設にしか導入されていない治療薬を扱える体制が整っています。放射線治療の分野では「ETHOS therapy HyperSight」という最新装置を稼働させており、適応型放射線治療への対応が可能です。
乳がん研究においても活発で、2026年6月には再発乳癌に対するCDK4/6阻害剤の適切な導入時期を検証した700例規模の大規模前向き研究の成果を発表。二次治療からの薬剤導入の妥当性を実証し、国内の乳がん治療指針に寄与する知見を積み重ねています。また「横浜市すい臓がん早期診断プロジェクト」にも取り組み、発見が難しいとされる膵臓がんの早期発見にも力を入れています。
先進医療と研究活動
2026年4月には新たに二つの先進医療が承認されました。先進医療は保険外の最新治療法を一定の条件のもとで提供できる制度であり、承認件数の多さはその施設の研究開発力の高さを表す指標の一つです。
研究面では、てんかん発作時の意識障害に関わる視床-皮質ネットワークの特徴を発見した成果も報告されており、発作時の意識障害リスク予測や新たな治療法開発への応用が期待されています。看護師による特定行為の実施にも取り組んでおり、医師と看護師が連携して高度な処置を行うことで、より迅速で質の高いケアの実現を目指しています。
多職種チーム医療と患者支援
医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフなど、異なる職種の医療従事者が互いの専門性を活かしながらひとつのチームとして治療・支援にあたる「多職種チーム医療」を実践しています。
患者支援活動も充実しており、産科婦人科の通院患者を対象とした「わいわいクローバーの会」や、乳がん患者さん向けの「ハートマンマの会」が定期的に現地開催されています。また「赤ちゃんにやさしい病院」として認定されており、産科領域における母子支援にも力を入れています。国際臨床肝疾患センターでは自己免疫性肝炎に関する市民向け動画を公開するなど、専門医療の情報発信にも積極的です。
専門センターとしての役割
横浜市認知症疾患医療センターとしての機能も担っており、増加する認知症患者への専門的対応を地域全体で支える役割を果たしています。エイズ医療にも対応しており、感染症領域での特殊医療ニーズにも応じられる体制を整えています。称名寺薪能からの募金収益が小児病棟へのおもちゃ・図書として届けられるなど、地域との結びつきも見られます。
アクセス
神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
営業時間
診療時間 9:00〜16:00、休診日: 土曜日・日曜日・祝日・12/29〜1/3
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