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ヤム・タイ

ヤム・タイ

※写真はイメージです。

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グルメアジア・エスニック料理滋賀県長浜市

滋賀県長浜市の郊外に、タイ本国の味をそのままに届けることにこだわり続ける一軒のレストランがある。それが「ヤム・タイ(Yum Thai)」だ。タイ王国政府から正式に認定を受けたシェフが、本場と同じ食材だけを使って一皿ずつ丁寧に手作りする。地元でも知る人ぞ知る存在として、本場タイ料理を求めるファンたちに長年愛され続けてきた店だ。

タイ王国政府公認の「タイ・セレクト クラシック」認証店

ヤム・タイが他のタイ料理店と一線を画す最大の理由が、タイ国商務省による「タイ・セレクト クラシック」の公式認証にある。タイ・セレクトとは、タイ政府が世界各国のタイ料理レストランに対して厳格な審査を行い、本場の味・品質・食材・調理法の基準をすべて満たしたと認めた店舗にのみ与えられる国際認定制度だ。2020年時点で日本国内16都道府県に167店舗が認定を受けているが、全国のタイ料理店の総数に比べると、その数はごくわずかにすぎない。

この認証を得た店を切り盛りするのは、タイ王国のラヨーン(Rayong)地域出身のシェフ。タイ本国で長年かけて培ってきた確かな料理技術と、故郷の食文化への深い敬意を胸に、今日も滋賀の地で本場の味を丁寧に再現し続けている。「一品ずつ完全な手作り」という姿勢は開業以来揺るがず、素材の選定から調味料の配合、スパイスの使い方に至るまで、タイ現地と変わらぬ製法を守り続けている。

本場から取り寄せる「本物の食材」へのゆるぎないこだわり

ヤム・タイの料理が本場の味を実現できる核心は、妥協なき食材へのこだわりにある。日本国内での代替品には頼らず、タイ本国で実際に使われているものと同じ食材を厳選して取り寄せているのが、この店ならではの強みだ。

「カー」はショウガ科に属するタイの生姜。外見は土生姜に近いが白っぽく、断面が白くて硬く、ピリッとした辛味と力強い香りが際立つ。「タカイ(レモングラス)」は、生姜のスパイシーさとレモンの爽やかさを併せ持つハーブで、トムヤムクンの風味付けやカレーのスパイスに欠かせない存在だ。「バイマックル(コブミカンの葉)」はタイ原産の柑橘類の葉で、料理に独特の清涼感と爽やかな香りを加える名脇役でもある。

香味野菜の「パクチー」はその語源がタイ語に由来するほど、タイの食文化と深く結びついた存在。完熟した種子はスパイスとして、葉や茎はハーブとして利用され、それぞれまったく異なる香りと風味を楽しめる。タイでポピュラーな「空芯菜」は、炒め物「パックブンファイデーン」としても知られる食材。栄養豊富で食感もやみつきになる「青パパイヤ」は、タイ東北部の伝統サラダにも欠かせない重要食材だ。そして、細長い長粒種で香り高い最高級タイ米「ジャスミンライス」は、スパイスの効いたタイ料理との相性が抜群。これら本物の素材があってはじめて、ヤム・タイの本場タイ料理の世界が完成する。

看板メニュー「トムヤムクン」をはじめとした本格料理のラインアップ

メニューの主役はなんといっても「トム・ヤム・クン」(1人前600円/2人前1,100円/3〜4人前1,300円)だ。「辛味・甘味・酸味」の三つの味覚を絶妙に調和させたタイ伝統の海老スープで、フランスのブイヤベース、中国のフカヒレスープと並んで「世界三大スープ」にも数えられる。レモングラスやコブミカンの葉、カーが複雑に絡み合った香りが広がる一杯は、まさにタイ料理の王様と呼ぶにふさわしい。複数人でシェアできるサイズ展開も用意されており、グループでの食事にも重宝する。

カレー系では、汁気の少ない濃厚タイ風カレー「パネン・ガイ」(1,100円)と、甘味と辛味のバランスが絶妙で日本人にも大人気の「ゲーン・キョオ・ワーン(グリーンカレー)」(1,300円・ライス別)が二大看板。タイ本国でカレーの定番といえばパネンガイとも言われるほど、現地でも親しまれている一品だ。

ご飯もので人気なのが「カオ・マン・ガイ」(1,050円)。茹で鶏のだし汁で炊いたジャスミンライスの上に薄切りの茹で鶏を盛り付けた、タイ最定番の鶏飯だ。米粉の太めの麺を使った「パッタイ(タイ風焼きそば)」(1,000円)も安定した人気を誇り、タイ料理が初めての人にも食べやすい入門的な一皿として親しまれている。

タイ王国東北部・イーサン地方の伝統サラダ「ソム・タム・タイ」(1,050円)は青パパイヤをたっぷり使用し、甘辛酸のドレッシングが絡んださっぱりとした後口が魅力。「ポッピア(生春巻き)」(1本600円・2本950円)は、ハーブ・生野菜・エビをライスペーパーで包んだサラダ感覚の一品で、軽食や前菜にもぴったりだ。

ドリンクも本場さながらに充実している。甘くクセになる「タイティ(タイ式ミルクティ)」(420円)は、年中暑いタイで長年愛されてきた定番飲料。ビールは「シンハービール」(660円)と「プーケットビール」(660円)の2種類。シンハーは1933年にタイで誕生し、王室にも認められた由緒あるブランド。プーケットビールは酸化防止剤不使用・無糖・コレステロールゼロのプレミアム仕様で、健康志向の人にも選ばれている。

テイクアウトも容器代無料——おうちで本場の味を

ヤム・タイでは全メニューのテイクアウトに対応しており、うれしいことに容器代は無料。自宅でタイ料理をゆっくり楽しみたいとき、仕事帰りに本格タイ料理を手軽に持ち帰りたいときにも便利に活用できる。テイクアウトの注文は電話(0749-68-2422)にて受け付けており、支払いは現金のみとなっている。スパイスの香りをまとった本格タイ料理が、自宅の食卓にも届くのはありがたい。

アクセス・営業案内と周辺の観光スポット

住所は〒526-0021 滋賀県長浜市八幡中山町251-1。営業時間はランチタイムが11:00〜14:00、ディナータイムが17:30〜22:00(ラストオーダー21:00)。定休日は毎週月曜日。電話番号は0749-68-2422、メールアドレスはyamutai2008@gmail.comにて問い合わせを受け付けている。

長浜市は、戦国時代に豊臣秀吉が初めて城主となった地として知られる歴史の街だ。明治期の洋風建築を活かしたガラス工芸・雑貨・カフェのエリア「黒壁スクエア」は全国から観光客が訪れる人気スポットで、散策するだけでも楽しい。長浜城歴史博物館では琵琶湖を望む絶景とともに戦国時代の歴史に触れることができる。春には梅の盆栽を展示する「長浜盆梅展」や、400年以上の歴史を持つ「長浜曳山まつり」など、季節ごとの風情あるイベントも楽しめる。

琵琶湖のほとりの美しい景色を眺めながら長浜の街を散策し、ヤム・タイで本場タイ料理に舌鼓を打つ——そんな充実した一日のプランも組み立てられる。歴史と自然に恵まれた長浜観光のなかで、タイ政府公認の本格タイ料理という異国情緒を味わえるのが、ヤム・タイならではの醍醐味でもある。

アクセス

JR長浜駅から徒歩約30分

営業時間

11:00〜14:00、17:30〜22:00(L.O. 21:00)、定休日: 月曜

料金目安

トム.ヤム.クン¥600〜¥1,300、パネン.ガイ¥1,100、グリーンカレー¥1,300、パッタイ¥1,000、カオ.マン.ガイ¥1,050

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店舗詳細

価格帯
$$
決済方法
現金
対応言語
日本語 / 英語

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