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妻家房(SAIKABO)四谷本店

妻家房(SAIKABO)四谷本店

※写真はイメージです。

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四谷の路地に佇む妻家房(SAIKABO)は、韓国の家庭料理が持つ温かさと奥深さを日本で体感できる、唯一無二のレストランです。料理・食材販売・料理教室・キムチ博物館と、食文化のすべてが揃うここは、ただの食事処ではなく、韓国の心を丸ごと感じる場所です。

花嫁の家に伝わる秘伝の味——妻家房の物語

「妻家房」という店名には、韓国の古い婚礼の習わしが息づいています。韓国では昔から、婚約が決まると花婿が花嫁の家を訪ねるセレモニーが行われてきました。その日、花嫁の家族は最高の食材を惜しみなく使い、代々受け継がれてきた秘伝の家庭料理を花婿に振る舞うのが習わしでした。大切に育てた娘への愛情を花婿に伝え、新しい家での幸せと健康を祈願する——そんな深い思いが一皿一皿に込められていたのです。

妻家房はこの精神を受け継ぎ、「愛情から生まれた秘伝の味を最高の素材で日本の皆様に」という理念のもと、四谷に本店を構えてきました。長年にわたって東京の韓国料理ファンに親しまれてきたランドマーク的存在であり、チェーン展開する中でも、本店ならではの丁寧なサービスと落ち着いた空間へのこだわりは変わりません。口コミで評判が広がり続け、地元の常連から遠方のファンまで、繰り返し足を運ぶ愛着の深い店として根付いています。

五味五色・医食同源が織りなす本格韓国料理

妻家房の料理哲学の根幹にあるのは、「五味五色(오미오색)」と「医食同源(의식동원)」という東洋の伝統的な考え方です。甘・酸・辛・苦・塩の五つの味と、赤・緑・黄・白・黒の五つの色を調和させることで、見た目にも美しく、身体にも優しい食卓を実現します。また、食べ物は薬と同じ源からくるという医食同源の思想に基づき、素材選びから調理法に至るまで、体への影響を意識した料理づくりが徹底されています。

メニューの中心を担うのは、韓国家庭料理の定番をきちんとした仕事で仕上げた数々の一品です。参鶏湯(サムゲタン)は、丸鶏の中に高麗人参・もち米・松の実・棗などを詰め込み、じっくりと煮込んだ滋養たっぷりのスープ料理で、特に寒い季節や体調が優れないときに訪れる常連客も多いといいます。ビビンバは、色とりどりの野菜ナムルと薬味を合わせた、五色の美しさが際立つ一皿です。プルコギやチヂミ、チャプチェなど日本でもなじみ深い料理も揃っており、韓国料理初心者から本場の味を求めるリピーターまで幅広く楽しめる構成になっています。

食材選びへのこだわりも見逃せません。キムチをはじめとする発酵食品は自社工場で製造しており、丁寧な仕込みが料理全体の底上げをしています。ランチタイムにはリーズナブルなセットメニューも提供されており、手頃な価格から本格韓国家庭料理を体験できます。ディナーは単品やコースで楽しめ、宴会・接待にも対応できる落ち着いた空間が整っています。

自社工場製キムチと韓国食材売り場

レストランに隣接する食品売り場は、妻家房のもう一つの顔です。自社工場で製造したキムチを中心に、韓国の調味料・乾物・インスタント食品・菓子など、普段のスーパーではなかなか出会えない本場の食材が豊富に揃います。

キムチは白菜・カクテキ(大根)・オイキムチ(きゅうり)など定番の種類がラインナップされており、量り売りや真空パックでの販売も行っています。自社工場製ならではの安心感と、家庭料理の延長線上にある親しみやすい味わいが人気の理由です。レストランで気に入った味をそのまま持ち帰れるのは、ここならではの特権といえるでしょう。

コチュジャン・テンジャン(韓国味噌)・ごま油など、本格的な韓国料理に欠かせない調味料類もひと通り揃っているため、自宅で韓国料理に挑戦したい方にとっての「スタート地点」としても重宝されています。贈り物需要も高く、キムチのギフトセットは手土産として利用する客も多い定番商品です。

料理教室とキムチ博物館——食文化を体験する

妻家房の特色のひとつが、食べるだけにとどまらない「体験」の場を設けていることです。定期的に開催される料理教室では、キムチの漬け方や韓国家庭料理の基本を、プロの指導のもとで学ぶことができます。発酵の仕組みや薬念(ヤンニョム)の配合など、普段はなかなか知る機会のない本場の知識を得られるとあって、料理好きや韓国文化に関心を持つ方々に好評です。定員があるため、公式サイトのご予約フォームから早めに申し込むことをおすすめします。

施設内に設けられたキムチ博物館では、キムチの歴史・種類・製法・文化的背景を写真や展示物を通じてわかりやすく紹介しています。「キムチ」というと白菜のものを思い浮かべがちですが、実は地方ごと・季節ごとにバリエーションが数多く存在することが、展示を見ると改めて実感できます。食事の前後に立ち寄るだけでも、韓国食文化への理解がぐっと深まるでしょう。レストランで食べ、売り場で買い、教室で作り、博物館で学ぶ——この四つが揃う場所は、都内でも非常に珍しい存在です。

利用シーン・予約・アクセスについて

四谷本店は、ビジネス接待からカジュアルなランチ、家族での食事、友人グループの宴会まで、幅広い用途に対応できる多目的なレストランです。落ち着いた店内には少人数から大人数まで受け入れられる席構成が整っており、記念日や特別なシーンでの利用にも向いています。

予約は電話(03-3354-0100)または公式サイトのご予約フォームから受け付けています。週末や祝日は混雑することも多いため、特にディナーや宴会利用の際は事前予約を強くおすすめします。

アクセスは、東京メトロ丸ノ内線・南北線「四谷三丁目駅」が最寄り駅です。JR・東京メトロ「四谷駅」からも徒歩圏内でアクセス可能で、都内各所からのアクセスに便利な立地です。四谷は新宿と赤坂・麹町の間に位置するエリアで、近隣には迎賓館赤坂離宮、新宿御苑、須賀神社(「君の名は。」の聖地として知られる)などの観光スポットも点在しています。食事の前後に周辺を散策すれば、東京の歴史的な景観と下町情緒を併せて楽しむことができます。韓国の家庭料理の温かさに触れた後は、ゆったりと四谷の街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

アクセス

東京都新宿区四谷3-10-25

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