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陶アトリエ花*花

陶アトリエ花*花

※写真はイメージです。

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観光・体験体験・アクティビティ宮城県刈田郡蔵王町

蔵王連峰を間近に望む遠刈田温泉の一角に、夫婦がそれぞれの工房を構えている。1982年に鈴木智が「元窯(げんよう)」を開窯し、のちにパートナーの鈴木ハツミが「陶アトリエ花*花」を立ち上げた。二つの工房は独立した個性を持ちながら、同じ蔵王の風土を根拠地にしている。

蔵王の土地から生まれた元窯の釉薬

元窯の大きな特徴は、蔵王町内に育つ欅・桜・林檎・楢などの薪を自ら燃やして灰をつくり、そこから釉薬を調合していることにある。りんご釉はリンゴの木の灰を原料とし、透明感のある深い赤みの発色が持ち味だ。開窯当初から手がける織部は蔵王の木々を思わせる深い緑で、釉薬の偶然の掛け合わせから生まれた孔雀釉は鮮やかな羽色のような色合いを持つ。

蔵王の四季をテーマにした「ZAOカラーシリーズ」も工房を代表する仕事のひとつ。ZAO BLUEは蔵王の自然から導いた清涼感のあるブルー、ZAO PINKは欅や桜などの堅い木の灰を独自に調合して焼成した色、ZAO SNOWは遠刈田温泉の雪景色をイメージし、リンゴの木灰ならではの上品な白さを表現している。灰釉には「貫入」と呼ばれる美しい亀裂が生じ、これも元窯の器が持つ表情のひとつとなっている。

花*花が紡ぐ絵付けの世界

鈴木ハツミは1980年に桑沢デザイン研究所インダストリアルデザイン科を卒業した後、2000年から赤絵・色絵の作品づくりを始めた。陶アトリエ花*花が手がける作品は、蔵王の自然に暮らすリスや小鳥、こけしをモチーフにした「ざおうの森シリーズ」を中心に、こけし発祥の地・遠刈田温泉ならではのこけしや、人気の高いマトリョーシカモチーフ、ライフワークとして作り続けている陶器のお雛様など、幅広い。食卓で使えるこけしグラタン皿のような耐熱の器、そしてオールシーズン楽しめる金銀彩の磁器アクセサリー「porcelain jewelry」も手がけており、使う場面や目的に合わせて選べる多彩さがある。

完全個室でのプライベート陶芸体験

工房では手びねりによる本格的な陶芸体験と、陶芸絵付体験を受け付けている。体験スペースは完全個室・プライベート空間で、自分のペースで制作に集中できる環境が整っている。初心者から経験者まで対応可能で、織部や灰釉といった本格的な技法に触れる機会でもある。個人体験のほか、オーダーメイドの記念品制作や飲食店向けの器の製作依頼にも対応している。

国内外に届く評価

元窯・鈴木智は1998年に国際交流基金から2点の作品買い上げを受け、以降「Japanese Pottery展」世界巡回展への出品が続いている。この巡回展は国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が世界各地の美術館・文化機関と共催するもので、鈴木智の織部瓶子と灰釉大片口の2点が選ばれた。国内では高島屋東京店・玉川店・新宿店、伊勢丹新宿店、三越、西武、藤崎など百貨店での展示販売実績が31年に及ぶ。二人展はGINZA HAKKO木の香や藤田喬平ガラス美術館(松島)でも開催されており、工房と外の世界をつなぐ場は多岐にわたる。

アクセス

宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉旭町22

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店舗詳細

個室
あり
対応言語
日本語

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