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トロッコ王国美深

トロッコ王国美深

※写真はイメージです。

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観光・体験テーマパーク・遊園地北海道中川郡美深町

北海道の大地を駆け抜ける風を、自分のハンドルで感じる——そんなめずらしい体験ができるのが、北海道中川郡美深町の「トロッコ王国美深」です。かつての鉄路の面影をそのままに、廃線跡地が唯一無二のアトラクションとして生まれ変わりました。

「日本一の赤字ローカル線」が遺した軌跡

トロッコ王国が走る路線は、旧国鉄・美幸線の跡地です。美幸線はその名を全国に轟かせた「日本一の赤字ローカル線」として知られ、昭和60年(1985年)に廃止されました。廃止からおよそ13年後の平成10年(1998年)、この廃線跡地にトロッコの運行がスタートします。旧国鉄時代に実際に使用されていた鉄橋がそのまま現役で残り、訪れる人はかつての鉄道インフラの上をそのまま走ることになります。廃墟ではなく「現役の体験施設」として再生されたこと自体が、この場所の最大の個性です。

全国でもここだけ——自分で運転するエンジン付トロッコ

最も際立った特徴は、エンジン付きのトロッコを自分自身で運転できる点です。往復10キロのコースを約40分かけて走行します。同様の体験ができる施設は全国でもここだけとされており、それだけで足を運ぶ価値があります。

運転席に座って実際にスロットルを操作する体感は、乗り物好きの大人はもちろん、子どもにとっても忘れがたい記憶になるはずです。スピードを自分でコントロールしながら大自然の中を走る感覚は、テーマパークの決まったレールとはまた異なるリアルな手応えがあります。

コースに広がる北海道の原風景

トロッコが走るルートは、北海道らしい自然が凝縮された10キロです。白樺や木々が生い茂るトンネル状の緑のアーチ、渓谷の合間を縫う区間、そして広大な野原を風を切って突き抜ける開放的な直線——変化に富んだ景色が次々に現れます。エンジン音と風の音だけが響く非日常の時間は、日常の喧騒から切り離されたアウトドア体験として、家族連れからアドベンチャー好きの旅行者まで幅広く支持されています。

食堂・ギャラリーと季節営業

乗車後は「トロッコ王国食堂」でアイスクリームや軽食を楽しめます。また「トロッコギャラリー」ではコース走行中に撮影された写真を閲覧でき、体験の余韻を仲間と共有できます。

営業は季節限定で、2026年度は4月29日から10月18日までの開国期間が設定されています。インターネット予約は3月から受付開始、電話予約は開国後に対応となります。北海道の短い夏を存分に味わえるこの期間中に、廃線跡に息づく鉄道の記憶と大自然の旅を体験してみてください。

アクセス

北海道中川郡美深町字仁宇布215番地

営業時間

営業期間: 4月29日~10月18日(季節営業)

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