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新得そば打ち道場

新得そば打ち道場

※写真はイメージです。

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観光・体験体験・アクティビティ北海道上川郡新得町

北海道の雄大な自然に育まれた新得町は、十勝地方を代表するそばの産地として全国にその名を轟かせています。そばの本場でしか味わえない、打ちたての香り豊かな一杯を自らの手で作り上げる体験が、ここ新得そば打ち道場では待っています。

北海道有数のそば産地・新得町の歴史

新得町は北海道上川郡に位置し、十勝平野の西端、日高山脈のふもとに広がる自然豊かなまちです。澄んだ空気と昼夜の寒暖差が大きい気候、火山灰土壌由来の排水性の良い大地——これらの条件が重なることで、良質なそばの生育に最適な環境が整っています。

新得町でそば栽培が本格化したのは明治時代以降のこと。開拓民たちが痩せた土地でも育つそばを重要な食糧として栽培し始め、やがて北海道を代表するそば産地へと発展していきました。現在も町内では多くの農家がそば栽培に取り組んでおり、毎年夏には白いそばの花が一面に咲き誇る幻想的な風景が広がります。

そうした背景から、新得町は「そばのまち」として町をあげてそば文化の振興に力を入れています。町内には複数のそば専門店が軒を連ね、観光客はもちろん地元住民にも愛されるそば文化が根づいています。

そば打ち道場での体験プログラム

新得そば打ち道場では、経験豊富な職人や地域のそば打ち名人が講師となり、初めての方でも本格的なそば打ちを体験できるプログラムが用意されています。

体験は「水回し」から始まります。そば粉に少量ずつ水を加えながら手のひら全体を使ってまとめていくこの工程は、見た目以上に繊細で奥深いもの。水の量や温度、加え方のタイミングが仕上がりのそばの食感や香りを大きく左右するため、講師の丁寧な指導のもとで取り組みます。

次に「こね」の工程では、生地がなめらかになるまで力強くこねていきます。体重をかけながらリズミカルにこねる作業は、見た目より体力を使い、まさに全身を使ったクリエイティブな工程です。やがて生地がひとつにまとまったとき、参加者の顔には自然と達成感が浮かびます。

「延ばし」の工程では、麺棒を使って生地を均一な厚さに伸ばしていきます。中心から外側へと螺旋を描くように麺棒を転がすコツを習得するには少し練習が必要ですが、講師が手を添えながら丁寧にサポートしてくれるため安心です。薄く均一に伸ばされた生地は、光にかざすと透き通るほど美しい仕上がりになります。

そして最後の「切り」。折りたたんだ生地をそば切り包丁で均等に切りそろえていく工程は、そば打ちの醍醐味とも言えます。太さが均一になるよう慎重に、しかし大胆に包丁を動かす感覚は、まるで職人になったかのような気分を味わわせてくれます。

自分で打ったそばはその場で茹でて食べることができます。打ちたて・茹でたてのそばは、市販のそばとはまったく異なる豊かな香りと、のどごし、歯ごたえを持っており、「こんなにおいしいそばは初めて」という声が体験後に絶えません。

十勝産そば粉が生み出す極上の風味

新得そば打ち道場の体験で使用するのは、地元・十勝産の玄そばを製粉した新鮮なそば粉です。北海道産のそばは「キタワセソバ」などの品種が有名で、風味豊かで甘みのある仕上がりが特徴です。

特に収穫直後の新そばの時期(例年9月下旬〜11月頃)に体験するそば打ちは格別です。フレッシュなそば粉は風味と香りが最高潮に達しており、打ち上がったそばの淡い緑がかった色合いと、ひと口目に広がる新そば特有の甘い香りは、この時期だけのお楽しみです。

また、そば粉は収穫後の保存状態によって品質が大きく変わるため、地元産・新鮮な素材を使えることは産地ならではの特権。スーパーや乾麺では決して味わえない「産地の香り」を、ぜひ自分の手で引き出してみてください。

季節ごとの魅力と楽しみ方

新得そば打ち道場は年間を通じて楽しめますが、季節によってそれぞれ異なる魅力があります。

春(4〜6月)は、残雪の日高山脈を背景にした清々しい景色のなかでのそば打ち体験が楽しめます。長い冬が明けて活気づく北海道の大地を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせる季節です。

夏(7〜8月)には、町内のそば畑に白い花が一面に咲き誇ります。澄んだ青空とそばの白い花のコントラストは絶景で、多くの観光客がカメラを手に訪れます。体験後はそば畑の散策もあわせて楽しみましょう。

秋(9〜11月)は新そばのシーズン。収穫されたばかりのそば粉を使った体験は、一年のなかで最も香り豊かな一杯に出会えるチャンスです。例年10月頃に開催される「新得そば祭り」は、全国からそば好きが集まる一大イベントで、打ちたてそばの試食や職人技の実演など盛りだくさんの内容が楽しめます。

冬(12〜3月)は、雪景色のなかで暖かいそばをすする特別な体験ができます。北海道の凛とした冬の寒さのなか、自分で打ったそばを温かい汁に浸して食べる幸福感はひとしお。静かで落ち着いた雰囲気のなかでじっくりとそば打ちに向き合えるのも、冬ならではの魅力です。

アクセスと周辺観光情報

新得町へのアクセスは、JR根室本線「新得駅」が最寄り駅です。札幌からは特急「とかち」や「おおぞら」を利用して約2時間、帯広からは約30分でアクセスできます。車の場合は道東自動車道「新得IC」から数分の距離です。

周辺には魅力的な観光スポットも充実しています。温泉施設では体験後の疲れをゆっくり癒すことができます。また、新得町はトムラウシ山や大雪山系への登山基地としても知られており、アウトドア好きにはたまらないエリアです。帯広市内への日帰り観光もおすすめで、十勝の名物グルメ「豚丼」を楽しんだり、帯広競馬場の「ばんえい競馬」を観戦したりと、十勝の食と文化を存分に満喫できます。

そば打ち体験は通常2〜3時間程度で完結するため、旅程に組み込みやすいのも嬉しいポイント。事前予約が必要な場合がほとんどですので、観光協会への問い合わせを事前に済ませておきましょう。家族連れからカップル、シニア世代まで幅広い層に支持されている新得のそば打ち体験。北海道旅行の思い出に、ぜひ本場のそば打ちに挑戦してみてください。

アクセス

JR新得駅から徒歩10分

営業時間

10:00〜15:00(要予約)

編集部最終確認: 2026-04-25 (AI抽出)

予算内訳

大人

¥2,000

施設の特徴

要予約

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