
天心記念五浦美術館
GALLERY
近代日本美術の革新を牽引した岡倉天心と、その薫陶を受けた横山大観・下村観山・菱田春草・木村武山ら「五浦の作家たち」。彼らが活動の拠点とした五浦の地に建つ天心記念五浦美術館は、その功績と作品を顕彰するために開館した専門美術館だ。岡倉天心の書簡や遺品をはじめとする貴重な資料と弟子たちの日本画を一堂に収め、常設展から企画展まで多彩な展覧会を年間を通じて開催している。
岡倉天心記念室——三層構成で天心と五浦を読み解く
館の中核が「岡倉天心記念室」だ。常設展示・テーマ展示・作品展示という三層の構成で、書簡や遺品などの一次資料から五浦の作家たちの実作まで系統的に公開されている。横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山それぞれの作品を通じて、日本画刷新の系譜をたどることができる。
企画展「井手康人展-共鳴する祈り」(2026年9月12日〜11月15日)
現在開催中の企画展では、日本画家・井手康人の画業を大規模に紹介している。バリ島に取材した代表作から近年継続して取り組む富士山シリーズまでが一堂に公開されており、同作家にとって過去最大規模の個展と位置づけられている。異なる風土へ向けた一人の日本画家の視点を、まとまった点数でたどれる機会となっている。
美術教育の普及に注力したプログラム
同館が力を入れているのが美術教育だ。「日本画トランク」という独自教材を携えた出前授業や学校来館プログラム、教育普及アートバス事業によって、子どもたちが日本画に直接触れる経路を学校と連携しながら作り出している。大人向けには定期映画会「五浦名画座」やクロストーク、美術教育シンポジウムなど対話を重視したイベントが継続的に企画されており、2026年11月には「美術は苦手?」と題したシンポジウムも予定されている。
カフェテリア「カメリア」とミュージアムショップ
観覧を終えたあとはカフェテリア「カメリア」でひと息つくことができる。ミュージアムショップも隣接しており、展覧会関連の品を手に取りながら五浦の余韻をたのしめる。
アクセス
JR常磐線高萩駅から車で約10分
営業時間
9:30~17:00(入場は16:30まで)、定休日: 月曜(祝日の場合は翌日休館)、年末年始(12月29日~1月1日)
料金目安
800円~1,500円
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語 / 韓国語
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