
寿司ほそ川
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埼玉県所沢市に、昼は洋菓子店、夜は本格江戸前寿司屋として二つの顔を持つ、他に類を見ない店がある。「寿司ほそ川」は、店主・細川稔彦氏が「旨い」のためだけに一途に注ぐ想いと、ハレの日をひとつの場所で完結させるという独自のコンセプトで運営される、所沢の隠れた名店だ。
昼と夜で変わる二つの表情
店頭は洋菓子店「HOSOkashi」の造りで出迎えるが、その奥には和モダンな寿司屋の空間が広がる。昼間はケーキやシュークリーム、焼き菓子を販売する洋菓子専門店として営業し、夜になると本格的な江戸前寿司の世界へと切り替わる。一軒の建物の中に、まったく異なる二つの世界が同居しているという、全国でも珍しい業態だ。
素材へのこだわりが宿るシャリと魚介
夜の握り寿司を支える素材選びは妥協がない。魚介は豊洲から直接仕入れた新鮮なものを使用し、各地から届く採れたて野菜も添える。シャリには、会津若松の契約農家が育てたお米を用い、3年熟成させた赤酢と合わせることで、奥行きのある酸味と旨みを生み出している。地酒・焼酎は季節ごとに銘柄を入れ替え、四季の味覚に寄り添う酒揃えを提供する。
HOSOkashiが生んだ寿司職人の玉子サンド
昼の洋菓子営業で注目を集めるのが、寿司職人が考案した「厚焼きたまごサンド」だ。所沢産のハッピーたまごを使って仕立てた特製だし巻き玉子を、北海道産小麦「ゆめちから」を使ったパンで挟んだ一品で、サクサクのパンと濃厚なだし巻き卵のハーモニーが楽しめる。HOSOkashiでしか食べられないオリジナル商品として人気を集めており、ケーキやシュークリームといった通常の洋菓子ラインナップとともに販売されている。
落ち着いた空間と多彩な利用シーン
店内はカウンター8席、4名用テーブル1台、6名用個室1台というこじんまりとした構成で、職人の手元を間近に感じられるカウンター席から、家族や仲間との会食に向く個室まで対応する。一人でじっくり寿司と向き合う時間にも、グループでの記念日の席にも使いやすい設計だ。
誕生日・記念日を一か所で完結させる
「お寿司もケーキも、どちらもお祝いの場面で使われるもの」という店主の発想から生まれたコンセプトが、この店の最大の個性といえる。夜の会食を終えた帰りに、事前に電話で連絡しておけばケーキの持ち帰りも可能。誕生日や記念日といったハレの日に、握り寿司のコースとホールケーキをひとつの店で揃えられる体験は、所沢エリアでここにしか存在しない。
アクセス
所沢駅
店舗詳細
- 個室
- あり
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