
炭焼きまこっちゃん
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佐賀市若楠通りと神野公園通りの交差点近くに店を構える「炭焼きまこっちゃん」は、佐賀産若鶏のモモ肉を炭火でじっくり焼き上げたテークアウト専門店。信号待ちの車の窓からも炭火の香りが忍び込んでくると評判で、"交差点の誘惑"として地域に定着しつつある一軒だ。
サラリーマンから転身した店主の異色の経歴
店主・大橋信さんはもともと運送会社でセールスドライバーとして長年勤務し、九州各地で管理職として単身赴任を重ねてきたキャリアの持ち主。5人の子どもを持ち、週末ごとに佐賀の自宅へ帰る生活を続けていたが、遠方への転勤打診をきっかけに会社を退職。かねてから温めていた「自分の店を持つ」という夢を実現させた。
開業のきっかけは意外なところにある。運送会社勤務時代にひょんなことから飼うことになったヒヨコが成長し、それを譲った部下がYouTubeで捌き方を学んで持ってきたことに衝撃を受けたのが始まりだった。本格的に鶏料理を学ぼうと、退職後は大和町の「佐賀ブロイラー」で2カ月間、養鶏の処理工程を現場で習得。その後、会社時代の同僚が宮崎県で営む炭火焼き店へ渡り、炭焼きのレシピを直接伝授してもらった。こうした下積みを経て、2020年4月にオープンを果たした。
シンプルを極めた2種類の味と4つのサイズ
メニューは九州産若鶏モモ肉の炭火焼き一本勝負。味は「塩・コショウ」と「ニンニク辛みそ」の2種類のみで、潔くシンプルに統一されている。サイズは300円の「少々」から600円の「小」、850円の「中」、そして1,250円のファミリー向け「大」まで4段階。小腹を満たしたい時から家族分のおかずまで、場面に合わせて選べる。電話で注文を入れておけば受け取りまでスムーズで、仕事帰りにさっと立ち寄るスタイルにも対応している。
若鶏を選んだ理由——食べやすさへのこだわり
炭火焼きといえば地鶏の香ばしさと噛み応えを好む層も多いが、大橋さんはあえて若鶏のモモ肉を選んだ。宮崎での修業を通じて炭焼きのノウハウを習得したうえで、「子どもから年配の方まで食べやすい食感」を追求した結果の素材選びだ。炭火でじっくりと炙ることでやわらかさと香ばしさを両立させた仕上がりは、ビールの肴としても定評がある。交差点沿いの立地ゆえ、信号待ちで窓を開けた車のドライバーにとっては「拷問」と評されるほどの香りが漂うという。
中高生も気軽に寄れる空間
店内にはオーナー自ら手作りしたカウンター席を設け、スポーツ帰りの中高生が小遣いで気軽に立ち寄れる雰囲気を意識して作られている。実際に小学生が1人で小遣いを握りしめて買いに来た光景や、免許を取り立ての息子が車で訪れた瞬間に大橋さん自身が感動を覚えたというエピソードが、この店の空気感を物語っている。セールスドライバー時代に磨かれたコミュニケーション力で、オープン直後から常連客が生まれるなど、近所の人々との距離が近い店づくりが根付いている。
利用シーンと営業情報
営業は15時から20時まで(月曜定休)。夕方から仕事帰りのサラリーマンや買い物ついでのファミリー、ママ友グループなど、幅広い層が訪れる。夕食のおかずの追加に、飲み会の差し入れに、あるいは小腹が空いた時のおやつにと、シーンを選ばず活躍する一品だ。
アクセス
若楠通りと神野公園通り交差点近く
営業時間
15:00〜20:00、定休日: 月曜
料金目安
小々 300円、小 600円、中 850円、大 1,250円(全て税込み)
店舗詳細
- 価格帯
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