メインコンテンツへスキップ
SOROU.JP日本全国情報ポータルサイト
ファーム富田

ファーム富田

Photo: t-konno / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons
この店のオーナーですか?注目枠に掲載できます詳細

北海道の夏を象徴する風景といえば、一面に広がる紫のラベンダー畑。その中心にあるのが、富良野盆地の中心部に位置するファーム富田です。「北海道に来たらここへ」と語り継がれるほどの名所として、国内外から年間100万人を超える来訪者を迎えています。

ラベンダー農家から観光農園へ――ファーム富田の歩み

ファーム富田の歴史は1903年(明治36年)、富田虎松がこの地に入植したことに始まります。富良野盆地の肥沃な土地を開拓し、農業を営む中で、ラベンダーの栽培が始まったのは1958年(昭和33年)のこと。当初は香料採取を目的とした産業用ラベンダーとして栽培されており、北海道各地でラベンダー農家が盛んに生産を行っていました。

転機が訪れたのは1970年代です。安価な輸入香料の普及により、道内のラベンダー農家は次々と廃業を余儀なくされていきました。富田家もその波に抗えず廃作を検討した時期がありましたが、富良野の畑の美しさを惜しんだ家族が続けることを決断します。その後、1976年に国鉄(現JR)のカレンダーにファーム富田のラベンダー畑が採用されると、その写真が全国的な反響を呼び、一躍観光地として注目を集めるようになりました。

「花畑を守りたい」という一家の想いが、やがて富良野全体の観光産業を牽引する名所を生み出したのです。現在もファーム富田は富田家が経営を続けており、創業からの精神を受け継いだ農園として多くの人に愛されています。

彩りの丘と花畑――見どころガイド

ファーム富田の魅力は、ラベンダーだけにとどまりません。「彩りの畑」と呼ばれるエリアでは、赤・橙・黄・白・ピンクなど色とりどりの花が帯状に並び、まるでパレットの上に絵の具を並べたような鮮やかな景観が広がります。ポピー、サルビア、カスミソウ、マリーゴールドなど、季節によって異なる花が絨毯のように大地を覆い、どのシーズンに訪れても目を楽しませてくれます。

農園内には複数の施設が点在しており、「花人の舎」では季節の花を使ったドライフラワーやポプリ、香水などのラベンダーグッズが豊富に揃います。ラベンダーの香りをそのまま閉じ込めたドライフラワーのブーケや、ハンドクリーム、石けんなどはお土産として大変人気があります。「とみたメロンハウス」では富良野産の完熟メロンを贅沢に使ったソフトクリームやスイーツが楽しめ、農園を散策した後の甘い一息に最適です。

敷地全体は緩やかな起伏のある丘陵地に広がっており、丘の上からは十勝岳連峰の雄大なパノラマも望めます。天気の良い日には、紫の花畑の向こうに残雪を頂く山並みが広がる絶景を楽しめます。

最盛期は7月――季節ごとの楽しみ方

ラベンダーの最も美しい見頃は、例年7月上旬から中旬にかけてです。この時期、早咲きの「おかむらさき」から遅咲きの品種まで複数のラベンダーが順番に開花し、農園全体が濃密な紫の香りに包まれます。7月の富良野は観光のハイシーズンでもあり、多くの観光客が訪れるため、早朝の時間帯に訪問すると比較的ゆったりと景色を楽しめます。

6月下旬はポピーや早咲きのラベンダーが見頃を迎え、8月にはひまわりやサルビアが農園を彩ります。秋には紅葉とコキアのコントラストが美しく、初夏から秋にかけて長い期間にわたって花畑の変化を楽しむことができます。冬期は雪に覆われた静かな農園の姿を見ることができますが、花畑の見学エリアは閉鎖される場合があります。

アクセスと周辺情報

ファーム富田へのアクセスは、車での来訪が最も便利です。旭川空港から約50分、札幌から道央自動車道を経由して約2時間で到着します。7月のラベンダーシーズンには、JR富良野線の「ラベンダー畑駅」が期間限定で営業し、列車でのアクセスも可能です(臨時停車のため事前に運行スケジュールの確認を推奨します)。

周辺には富良野の観光スポットが集中しており、「北海道へそ祭り」で知られる富良野市街地まで車で約15分。富良野チーズ工房やワインショップ、フラノマルシェなど、食と農を楽しめるスポットも充実しています。また、美瑛の青い池や白金温泉へも車で約40分の距離にあり、北海道の自然を存分に満喫できる拠点として最適です。農園内の駐車場は無料で、入園料も不要のため、気軽に立ち寄れるのも魅力の一つです。

旅のヒント――より深くファーム富田を楽しむために

ファーム富田を訪れる際は、いくつかのポイントを意識するとより充実した時間を過ごせます。まず、ラベンダーの最盛期である7月の週末は特に混雑するため、平日や早朝・夕方の訪問がおすすめです。夕暮れ時には西日に照らされたラベンダー畑が黄金色とともに輝き、日中とはまた異なる幻想的な表情を見せてくれます。

農園内は広大なため、歩きやすいシューズが必須です。丘の上まで登ると農園全体を見渡せる展望スポットがあり、絶好の撮影ポイントになっています。ラベンダーソフトクリームやラベンダーメロンパンなどのフード類も人気が高く、行列ができることもあるため早めの購入がおすすめです。

また、ラベンダー関連の商品はファーム富田の公式オンラインショップでも購入できますが、現地でしか買えない限定品や摘みたてのドライフラワーなど、農園を訪れた際ならではのお土産選びもぜひ楽しんでください。香りと色彩に満ちたこの場所での体験は、北海道旅行の記憶の中で、ひときわ鮮やかに残り続けることでしょう。

アクセス

北海道中富良野町内、最寄り駅またはバス停からアクセス

営業時間

散策自由

料金目安

無料

編集部最終確認: 2026-04-25 (AI抽出)

施設の特徴

駐車場あり子連れ可

外部予約・検索サイトで探す

下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。

※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。

シェアする

RELATED SPOTS

関連するスポット(8件)

この情報の関係者の方へ

公式サイト等の情報を元に紹介しています。内容に誤りがあれば、オーナー申請から無料で修正・削除いただけます。

オーナー申請