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松涛庵
※写真はイメージです。

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学びカルチャースクール沖縄県豊見城市

沖縄県豊見城市に構える松涛庵は、裏千家の本格的な茶道教室であり、単なる稽古場の域を超えた、特別な来歴と設えを持つ茶室施設です。流派を問わず茶事・小寄の茶会にも開放されており、沖縄で本物の茶の湯を体験したい人々が集まる場所となっています。

平和への祈りが込められた庵名

「松涛庵」という庵号は、裏千家15代家元・鵬雲斎大宗匠から命名された名前です。庵主が名前の由来を尋ねたところ、「沖縄の平和を祈って」命名されたと伝えられました。鵬雲斎大宗匠は第二次世界大戦で特攻隊の生き残りとして、その後の生涯を世界平和の呼びかけに捧げた方であり、その思いが庵の名に刻まれています。京都の本家から遠く離れた沖縄の地で、本格的な茶の場を設けたいという庵主の志と、この命名の重みが重なって、松涛庵の根幹を形成しています。

沖縄の風土に合わせた本格茶室の設計

2002年に完成した茶室は、裏千家今日庵の営繕部長を務めた故・根岸照彦氏が設計・監修を手がけた作品です。根岸氏は京都市芸術文化協会賞の受賞者であり、茶室設計の第一人者として知られます。大宗匠が世界各国に茶室を寄贈するにあたり、各地の気候・風土に合わせた設計を担ってきた根岸氏ならではの仕事として、台風・シロアリ・高温多湿という沖縄固有の環境に対応した堅牢な造りが施されています。

室内は六畳壁床・寄り付(大炉の間)・八畳書院(咄々斎写)・四畳半台目小間・玄関脇腰掛待合で構成され、茶事七式に対応できる本格的な設えが整います。茶庭は東京農業大学名誉教授・金井格先生の指導のもと、茶庭の第一人者である星野司郎氏が作庭。蹲(つくばい)には沖縄の琉球砂岩(ニービ)が用いられており、本土の茶室とは一線を画す沖縄らしい素材感が随所に息づいています。

稽古の進め方と費用

稽古日は月・木・土・日の週4日。基本時間はAM10:00〜PM13:30で、参加者が多い際は午前(10:00〜12:00)と午後(13:00〜15:00)の二部制に分かれます。受講ペースは月3回・月1回・2か月に1回から自分の都合に合わせて選択でき、欠席した場合は翌月への振替も可能です。入会金は5,000円、月3回の月謝は10,000円(お点前料7,000円+水屋料3,000円)、その都度払いは1回3,500円となっています。

一年を彩る茶事の体験

松涛庵が特に大切にしているのが「茶事」の実践です。稽古の最終目的は茶事を自ら行うことにあるという考えのもと、春から冬にかけて季節ごとに異なる茶事が開かれます。

5月の炉から風炉への切り替わりに合わせた初風炉の茶事では、鱧・鮎・筍・蕗といった旬の食材による懐石料理が準備されます。7月の朝茶事では滝の掛け軸と釣瓶の水指を合わせた名水点で涼を演出し、10月の名残の茶事では風炉の別れをわびの取り合わせで惜しみます。11月の炉開けでは5月に摘んで壺に収めた碾茶を臼で挽いて抹茶にし、いただく「茶人の正月」が行われます。1月の初釜では花びら餅で濃茶、干支の干菓子で薄茶を楽しみ、3月の雛祭りの茶事では雛祭りならではの道具と懐石で女性が集います。

庵主・宮島京子宗京について

庵主の宮島京子宗京氏は1949年生まれの裏千家教授です。1986年に裏千家茶道専門学校研究科を修了後、今日庵に入庵。1991年に沖縄へ帰郷し、1996年より沖縄リハビリテーション福祉学院での指導を始めました。2005年から2019年まで沖縄県立芸術大学美術工芸学部の非常勤講師を務め、現在は一般社団法人裏千家淡交会沖縄支部の副幹事長として活動しています。京都の中枢で研鑽を積んだのち沖縄の地に根を下ろし、30年以上にわたって茶の湯を伝え続けてきた指導者のもとで稽古を積める環境は、沖縄でほかに類を見ないものです。

アクセス

沖縄県豊見城市豊見城1007-1

営業時間

月・木・土・日 10:00~13:30(基本。人数が多い場合は午前10:00~12:00、午後13:00~15:00)

料金目安

入会金5,000円、月謝(月3回)10,000円、その都度払(1回)3,500円

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店舗詳細

価格帯
$$
決済方法
現金

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