
シロクマベーカリー本店
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1997年の創業時、北海道産小麦だけでパンを作ることは「無謀な試み」と言われていた。輸入小麦へのポストハーベスト農薬残留への懸念や、日本の食料自給率の低さが社会問題として浮上していた時代に、シロクマベーカリーの前身「れもんベーカリー」はその問いに正面から向き合った。あれから約28年、今や複数の系列店を持つブランドに成長した本店は、変わらぬ「ホッカイドウ想い」を軸に、発酵技術を磨き続けている。
北海道産小麦と発酵が生み出す個性
シロクマベーカリーの根幹は、北海道産小麦100%の使用と酵母を活かす発酵技術の追求にある。使用する小麦は一種類ではない。低農薬栽培の春小麦「はるゆたか」に始まり、パン用に品種改良された「きたのかおり」、国産強力小麦「ゆめちから」など、それぞれ個性の異なる北海道産品種を使い分けることで、パンごとに異なる味わいと食感を引き出している。北海道が大麦やライ麦も含む穀物の大産地であるという地の利を最大限に活かす姿勢が、一つひとつのパンの個性につながっている。
看板商品:クロワッサンと天然酵母食パン
代表的な商品として広く知られるのが「北海道産小麦100%クロワッサン」(1個300円・税込)だ。甘味には北海道産甜菜から作られる甜菜糖を使い、発酵バターを丁寧に折り込むことでさっぱりとした甘さを実現している。バター感が重くなりがちなクロワッサンとは一線を画すすっきりとした後味が特徴で、系列の「シロクマ三日月珈琲」や「シロクマベーカリー&」でも取り扱っている。
もう一つの注目商品が「天然酵母食パン1.5斤」(400円・税込)。天然酵母「ホシノ酵母」とミネラル豊富な古式源糖を使い、小麦・塩・砂糖だけで作られる。卵・乳製品・油脂を一切使わないため、食物アレルギーを持つ人から離乳期の赤ちゃんまで幅広く食べられる点が支持されており、素材の少なさゆえにもちもちとした食感と小麦本来の風味がストレートに伝わってくる。
イートイン席で味わう焼きたての時間
本店にはイートイン席が設けられており、開店の8:30から18:00まで利用できる。さらに11:00〜16:30の時間帯にはイートイン限定メニューも提供されるため、店内でゆっくりとパンと向き合いたい場合はこの時間帯を狙って訪れると良い。朝イチの開店から売り切れ次第閉店となる日も多く、人気商品を確実に手に入れるには早い時間の来店が賢明だ。
店舗情報
定休日は火曜日。営業は8:30から18:00まで(売り切れ次第終了)。本店以外にも、札幌中央区の丸井今井B1F店、白石区の本社工場直売店(土曜限定)、西区発寒のカフェ併設店「シロクマ三日月珈琲」、moyuk SAPPORO内の「シロクマベーカリー&」など、市内各所に展開している。地下鉄南郷通や大谷地、西11丁目、円山公園各駅にはサンドイッチ自動販売機も設置されており、早朝6時から深夜0時まで稼働しているのも特徴的だ。
アクセス
北海道札幌市白石区本郷通13丁目南5-20
営業時間
8:30~18:00、定休日: 火曜日
料金目安
クロワッサン 300円、天然酵母食パン1.5斤 400円
店舗詳細
- 価格帯
- $
- 対応言語
- 日本語
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